昨日は寄席に行って愉快な時間を過ごせましたが、ブログに書き込みをしていて思い出した事があるので、今日はそれを書きます。
おととしでしたか、友人を連れて寄席に行った時の事です。三遊亭歌る多(さんゆうていかるた)という女性噺家(はなしか)が「片棒」という噺を演じてました。女性の噺家は珍しく、また「片棒」は私の好きな演目でしたので、夢中で聴き入ってました。
その最中、通路をはさんで私の隣にいたおじいさんの携帯電話が鳴り響きました。おじいさんは電話に出て(!)何か話して電話を切りました。5分ぐらいたって、また電話が鳴り、おじいさんが話してます。
さすがに今度は場内もザワつきだしました。そして、3回目の電話が鳴った時、高座(舞台)の上の歌る多師匠が「1度2度ならともかくも、3度目には辛抱ならんよ!」と大きな声で注意しました。
と、書くと客を怒鳴りつける生意気な噺家のようですが、これは「片棒」というけちん坊な父親と3人兄弟の噺の、その父親のセリフに重ねておじいさんに注意をした訳です。これは大した切り返しだと私は感心しました。噺が終わった時も場内は拍手喝采でした。
でも、演奏会や映画などでは、こうはいきませんから携帯の呼び出し音の設定には注意しないといけませんね。
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