PR
Calendar
Comments
8時前に、上海師範大学の第3講義棟に着いた。
大~久し振り!
その頃と比べると、大分違う風景が見えた。
懐かし~い!
もし、今日の通訳テストがなかったら、普段では来ることもないのだろう。
テスト時間は、8:20~11:00。
テスト内容は、昨日社長の秘書のAnnから聞いたところ。
もちろん、復習したのは昨日の一日だけだった。
しかし、一番苦手な経済と貿易、金融と証券、改革開放の単語は、やっぱりなかなか頭の中に入れなかった。
あぁ~
大学時代、「経済学」の講義の時は、ほとんど他の本を読んだり、ドイツ語の宿題をやったりしていて、だけどどうやって85点を取れたのかは今も分からない。
そして、改革開放、中国の政治に関する専門用語は一番頭を抱えるもの。
分からないよ!、と日本へ8年間も行ったので、中国語の専門用語さえ知らないのに、日本語をどうやって覚える?
いいえ、体が受け付けたくない感じ。
覚えようとしない状態にいた。
それでも、1回だけでも目を通して、自分を安心させるため。
教室に入って、鞄から文房具とラジオを取り出して、準備する。
ラジオ?!
40分の聴解は、このラジオを通して行うことになっている。
以前なら、教室のマイクで行ったが、今は一人ひとり自前のラジオを持って、上海師範大学のFM88.8に合わせてから行う。
焦って、微調節している人もいれば、緊張しすぎてイライラしている人もいて、もうちょっとだけでも復習したいとお願いしている人もいた。
もちろん、私の心は、穏やかなものではなかった。
8年も日本にいたのに、何故こんなに緊張するとAnnはいう。
自分の苦手な分野があるから、どうしても緊張してくる。
そして、正直に、私のプレッシャーはかなり大きい。
日本に長くいたから合格できないと笑われるからもあって、そして、社内旅行を諦めてテストに来たから、なるべく合格できるようにと自分に命令していた。
テストには、聴解、読解、翻訳の3つの部分が含まれていた。
聴解は、「贈答品」を「贈等品」に、「拍車」を「快車」に書いてしまった。
中国語の「壊帳」を日本語に訳すと「貸し倒れ」だが、分からなかった。
江戸時代の「どけい」という言葉の漢字を「戸家」と書いたが、本当は何かは分からなかった。
読解はうまく行ったと思うが。
翻訳は、日本語を中国語に、中国語を日本語に、3題ずつ。
「鰹節」の中国語は分からなくて、いつか友達とご飯を食べる時に彼女が「木~魚」と言ったとぼんやり覚えていて、本当は「木魚」なのに、「木須魚」と書いてしまった。
あぁ~
私って、中国語を中国語の脳で、日本語を日本語の脳で考えて、日本語を中国語とうまく連携できなくて、今、中国語、特にこの8年間作られた新しい単語を勉強しなければ。
自覚しているミスはこれぐらいかなぁ。
結果は、3週間後。
合格すれば、面接に参加できる。
どうか合格できますように。
<終>