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春から夏に、枝先の葉のわきについたつぼみが次々と開き、順に黄色から濃いオレンジ色へと鮮やかに変わり、花弁の先が4~5つに裂けたロート状の花が枝を明るくおおいます。11月5日の誕生花は、半つる性の木に咲くマーマレードのような花、オレンジ・マーマレード(マーマレードの木)。花の名は、マーマレードを作るときのように、花色が黄色からオレンジ色に変化することから名づけられました。マーマレードは果肉と薄片の果皮を含む柑橘類のジャムで、通常はオレンジ・マーマレードを指し、ポルトガル語のマルメラーダmarmelada(バラ科のマルメロの砂糖煮)が語源だそうです。 花言葉「嫉妬」は、黄色い花がオレンジ色に変わることからメラメラと燃え上がる嫉妬の炎を連想してつけられたのでしょうか。バラもユリもチューリップも黄色の花に、花言葉「嫉妬」がつけられていますが、オレンジ・マーマレードはどんどん花色が変わるので、黄色の花よりオレンジ色の花を多く見ます。 晩秋に室内に入れる前 冬に室内で咲き始めた花欧米では、黄色(Yellow)から連想するイメージに臆病、嫉妬もあり、シェークスピアの「ウインザーの陽気な女房達」の中で、嫉妬の意味で使われているそうです。春の鉢花のオレンジ・マーマレードは秋までポツポツと咲き続けて、冬に室内でつぼみをつけて早春から咲いていました。ナス科ストレプトソレン属、半つる性の非耐寒性低木、原産地:南アフリカ別名:マーマレードノキ(マーマレードの木)オレンジ・マーマレードの花言葉:嫉妬。オレンジ・マーマレードの誕生花:11月5日流通時期:鉢花を春に見かけます。日本花卉ガーデンセンターさんにあります。イチゴノキ
2012.11.05
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田んぼのあぜや道端では今も昔も変わりなく、初夏に穂を出して淡い紅色の小花が咲き始め、枝分かれして横に這い広がりながら小さな群生をつくり、秋まで咲きつづけます。11月4日の誕生花は、愛らしい野の花、イヌタデ(犬蓼)。花の名は、葉を噛むと辛くて舌が「ただれる」、「たでる」から変化したといわれるタデに似ていて、辛味がなく、食用にならないことから名づけられました。ことわざにある「蓼食う虫も好きずき」のタデは、葉が柳に似ているヤナギタデ(本タデ)のことで、独特の香りと辛さから薬味やタデ酢などに使われています。 花言葉「あなたのお役立ちたい」は、役に立たないという意味でつけられた花の名前のイヌからきているのでしょう。同じ仲間のヤナギタデのように食用になって、役に立ちたいということでしょうか。別名のアカマンマ(赤まんま)は、赤い果実をバラバラにして赤飯に見立てて、おままごとをしたことからつけられ、子供の頃の楽しいままごと遊びにはとても役立ってくれました。 イヌタデは花弁がなく、5つに深く裂けて花びらのように見える紅色の萼が花後も残って、淡い赤褐色に変わり、花(萼)に包まれたまま黒い実が熟します。空き地だった名残の庭で咲くイヌタデは淡い赤褐色の花穂をさわると、つぼみのような実がパラパラと落ち、翌年庭の片隅や鉢の中に芽をだして、小さなうちから咲こうとします。タデ科タデ属、非耐寒性一年草、原産地:日本、中国、東南アジア別名:アカマンマ(赤まんま)イヌタデ(犬蓼)の花言葉:あなたのお役に立ちたい、あなたのために役立ちたい。イヌタデ(犬蓼)の誕生花:11月4日流通時期:仲間のタデアイなどのポット苗を春と秋に見かけます。石田精華園 楽天市場店、ガーデニングショップ四季の里、千草園芸、季節の花 花心(Kashin)さんにあります。
2012.11.04
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晩春から夏に、浅植えにした球根の上部から伸びた花茎の先に、6枚の反り返った細長い花弁に6本の長いおしべがすらっと伸びた小花が次々と咲き、紅い玉がついているようになります。11月23日の誕生花は、深紅色や白いユニークな花、ハエマンサス。花の名は、ギリシャ語のhaem(血、赤)とanthus(花)に由来し、花の色が血紅色であることから名づけられました。ハエマンサスには、晩春から夏に花を咲かせるHaemanthus multiflorus(ムルティフローラ、ムルティフロルス)と、秋に白い花を咲かせるHaemanthus albiflos(アルビフロス)などがあります。ムルティフローラの別名のセンコウハナビ(線香花火)は、真っ赤な花が大きく細かい火花を飛ばす線香花火のように見えることから呼ばれています。 花言葉「富裕」は、たくさんの小花が集まって一つの花となる様子を表したのでしょう。花言葉「清純な心」は、冬に生長して秋に花を咲かせる代表品種アルビフロスの白い花色からきているのでしょう。属名のハエマンサスは赤い花ですが、11月23日が誕生花なので、秋に白や赤の花を咲かせる種を指し、花言葉もつけられているようです。 ムルティフローラは同じような大きさの球根3個を同時に鉢植えにしましたが、晩春、盛夏、晩夏と順に咲いていき、花後に先の尖った長楕円形の葉を幾枚か出しています。ヒガンバナ科ハエマンサス属、春植え球根、原産地:熱帯アフリカムルティフローラ(ムルティフロルス)の別名:センコウハナビ(線香花火)、フットボールリリーアルビフロスの別名:マユハケオモト(眉刷万年青)ハエマンサスの花言葉:富裕、清純な心。ハエマンサスの誕生花:11月23日流通時期:マユハケオモトの鉢花を秋に見かけます。charm 楽天市場店、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、片岡笑幸園「悠々の森」、遊恵盆栽 楽天市場店、観葉植物の専門店e-RAN、e-フラワーさんにあります。
2011.11.23
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夏に、長く伸びたやわらかい茎の上部の卵形の葉のわきから枝分かれした茎先に、香りのある淡い紅色の小さな唇形花がめしべを突き出して、球状に集まって咲きます。11月15日の誕生花は、暮らしを彩る野性的な香りのハーブ、オレガノ。花の名は、英名oreganoの音読みで、英名はギリシャ語のoros(山)とganos(喜び)に由来する属名のOriganumから名づけられました。オレガノはギリシャ神話で、愛と美の女神アフロディテが海の水から作り出し、太陽をたくさん浴びるように一番高い山に植えたと伝えられています。別名のワイルドマジョラムは、スイートマジョラムに比べ香りが力強く野生的なことからつけられています。 花言葉「あなたの苦痛を除きます」は、古くから栽培され、殺菌作用や鎮静作用のある葉や茎を薬用に利用してきたことからつけられたのでしょう。花言葉「自然の恵み」は、乾燥させた香り立つほろ苦い葉や花が料理やハーブティー、ポプリなど毎日の暮らしに役立つことからきています。 オレガノの園芸品種には、ゴールデンオレガノ、シルバーオレガノ、グリークオレガノなどがあり、花や葉の色合いもさまざまで、香味も少しずつ違います。ハーブ園のオレガノは赤紫色の苞が淡紅色の小花を包んでいて、鉢植えのオレガノは先が淡いピンクの淡緑色の苞がピンク色の花を包んでいます。シソ科ハナハッカ属、耐寒性多年草、原産地:地中海沿岸別名:ハナハッカ(花薄荷)、ワイルドマジョラムオレガノの花言葉:輝き、財産、富、自然の恵み、あなたの苦痛を除きます。オレガノの誕生花:7月5日、11月15日流通時期:ポット苗を春と秋に見かけます。charm 楽天市場店、園芸ネット プラス、ハーブティー専門店 e-ティザーヌ、ハーブとアロマテラピー、大神ファームさんにあります。
2011.11.15
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晩夏から秋に、3つに深く切れ込んだ葉をつけてまっすぐ伸びた細い花茎の先に、淡紅紫色を帯びたつぼみが開くと5個の小さな筒状花が2つに裂けた花柱を長く突き出して咲きます。11月6日の誕生花は、万葉の時代から親しまれている秋の七草のひとつ、フジバカマ(藤袴)。花の名は、藤色を帯びた花(頭花)を逆さにした形状が袴(はかま)を思わせることから名づけられました。別名のコウソウ、カオリグサ(香草)、ランソウ(蘭草)は、乾燥させた茎や葉に芳香があることからつけられています。 フジバカマには、村人たちが街道はずれに倒れていたうら若い女性を哀れに思い、手厚く葬ったお墓のあたりに生えた草が秋に薄紫色の可憐な花を咲かせたという故事があります。花言葉「あの日を思い出す」は、村人たちが藤の蔓をさらして織った袴を旅姿の女性が身につけていたことを思い出して、この花に藤袴という名をつけて呼んだという故事からきています。花言葉「ためらい」は、たくさんの小花が少しずつ咲いていくことからつけられています。 フジバカマ(学名Eupatorium japonicum)は準絶滅危惧種の大型野草で、栽培種のフジバカマ (Eupatorium fortunei)はコンパクトで、濃赤紫色のつぼみが開くと淡いピンクの花が咲きます。栽培種のフジバカマには変種の白花や葉の縁に白い斑が入る斑入りのものもあります。キク科ヒヨドリバナ属(フジバカマ属)、耐寒性多年草、原産地:日本、中国、朝鮮半島別名:コウソウ、カオリグサ(香草)、ランソウ(蘭草)フジバカマ(藤袴)の花言葉:ためらい、遅延、躊躇、あの日を思い出す、優しい思い出、他人の恋の相談役。フジバカマ(藤袴)の誕生花:9月8日、9月14日、9月28日、10月17日、11月6日、11月8日流通時期:鉢花を晩夏~秋に見かけます。e-フラワー、園芸ネット プラス、お花処 昌山園 楽天市場店、四国ガーデン楽天市場支店、charm 楽天市場店さんにあります。
2011.11.06
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春に、細かく切れ込んだ披針形の葉をつけて伸びた花茎の先に、花弁に紫や黄色の斑点が入った鮮やかな赤やピンク、紫色などの花があふれるように咲きます。11月2日の誕生花は、たくさんの蝶が舞うように咲き乱れる花、シザンサス。花の名は、属名Schizanthusの音読みで、ギリシャ語のschizerin(裂ける)とanthus(花)に由来し、花弁に切れこみが入っていることから名づけられました。別名のコチョウソウ(胡蝶草)、英名のButterfly flower(蝶の花)は、蝶のような花姿からつけられています。英名のPoorman's orchid(貧乏人のラン、貧者のラン)は、エキゾチックな花色と花形がラン(蘭)のように見えて、手軽に入手できることから呼ばれています。 花言葉「あなたと踊ろう」は、蝶の群れが舞い踊るように集まって一斉に咲く華やかな花の姿からつけられています。花言葉「いつまでも一緒に」は、たくさんの花がピラミッド形に寄り集まって咲く花の様子からきているのでしょう。 シザンサスの鉢植えは花つきのよい大輪のコンパクトな園芸品種で、春になると色とりどりの丸弁の花が鉢いっぱいに盛り上がるように咲きます。ナス科シザンサス属(ムレゴチョウ属)、非耐寒性秋まき一年草、原産地:チリ別名:コチョウソウ(胡蝶草)、ムレコチョウ(群れ胡蝶)シザンサスの花言葉:あなたと踊ろう、あなたと一緒に、よきパートナー、協調、いつまでも一緒に。シザンサスの誕生花:1月11日、3月14日、3月19日、4月18日、11月2日流通時期:ポット苗や鉢花を早春に見かけます。シクラメン
2011.11.02
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