らいふ いん こりあ 2

2007年11月09日
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テーマ: 韓国!(18336)
カテゴリ: 韓国みどころ

紫遭 2614.jpg


11月4日日曜日の朝、気持ちよい秋晴れ~~大笑い


朝10時を回ってからゆっくりと会場へ出かけたところ
もうすでに人の波が押し寄せている。


その大半は、祭りのメイン会場やお寺の境内ではなく
お寺の裏の細い山道へと列をなしてゾロゾロ歩いてゆく。。。

私はここの境内やメイン会場で紅葉を楽しもうという、
完全なるお祭り気分モードでやってきていた。

だからなんで山登りするんだろう~ という具合で
登山服に身を包んでリュックサックをしょって

ちょっと不思議な感じだったのだ。

ウチのアッパもその人の波に混じって歩き始めた。


「え、山登りすんの??」


なんでも、子供の足でも行けるくらいの場所があるそうで
そこまで行ってみよう。。というのだ。


さっきチラッと見たメイン会場の展示即売やら屋台の食べ物やら、
私はどっちかといったらそっちに時間を費やしたい(笑)


山登りかぁ。。。でも、まあいいや、
今年の夏もヨスで一度汗だくになりながら
高い山に登ったんだった。


登らないと味わえない感動。。

そうそう、そういうものを思い出した。


さいわいスニーカーにズボンだし。。

ヒトの流れにのって私たちもその登山口にたどり着き
さらに「ヤクサ庵」を目指して石がごろごろ転がるその山道を
ゆっくり登り始めた。



足場の悪い急な細道をあえて譲り合うともなく
お互いうまい具合にすれ違いながら
モクモクと歩いてゆく。


ほとんどのヒトが
普段着に近いようなカジュアルな登山服でやって来てるのに改めて注目した。
そうかぁ、この人たち、最初から山に登るのが目的で来てるのかぁ。。
と、今更ながらわかった。


ヤクサ庵を過ぎてさらにとなりの峰まで歩き
他の庵も訪ねながら、内蔵山(ネジャンサン)の内蔵寺まで、
という登山コースもあるらしく、
山岳会などの団体はそちらに向かうらしかった。


韓国人ってほんと、山登りが好きなんだわぁ。。
とにかく日曜日ごとに(ううん、平日だって)
登山服に身を包んでリュックを背負った個人や団体を
著名な山のふもとではしょっちゅう見ていたけれど
みんな、こうして気軽にやってきて
気軽に山登りを楽しんでる感じだ。


韓国人のレジャースタイルは、
「お客然」とした「さあ私を楽しませてくれ」というものではない。

自ら「楽しみ」のほうに出かけて行って
たとえ何もない場所ででも最大限
自分のスタイルで楽しんで帰ってくる。。という感じか。


最近ではまた状況も変わったのかもしれないけど
山登りを楽しむ多くの韓国人をいるのを見ている限り
いまでもそうなんじゃないかなぁ。。。


どこに行っても何してても思うんだけど
韓国人って「お客様」じゃないのよねぇ。。。



さて、時間にしたらどれくらい登ったんだろうか。
けっこうきつかった、オトナの私でも。。。

ウチの年長さんの末娘も周りの大人たちに
「えらいな~~歳、いくつぅ?」とか励まされながら
無事、ヤクサ庵までたどり着いた。


その我々へのご褒美は、これ~~大笑い



紫遭 2615.jpg


(写真はズームアップしてるので、実際には
 もーーっと遠くに白羊寺を見下ろしているんですが)


この白羊寺を紹介する写真の中で一番多いのが
このような、紅葉真っ只中の山々に囲まれたカットか
あるいは雪にうずもれた真っ白な地上でのカットか。。。


残念なことに、この紅葉祭りが行なわれた11月3~4日は
まだ紅葉のピークには達してなかったということだ。
地元のヒトの話だと、その次の週にやっと地上が赤く染まる、らしい。

(それにしても、写真、ぼんやりしていて生の感動がお伝えできなくて残念。)


この白羊寺からは優秀なお坊さんがたくさん輩出されたそう。
632年建立と歴史も古く、この寺の名前の由来もまた興味深い。

先ほどのヤクサ庵からすこし登ったところに
「霊泉窟(ヨンチョンクル)」という岩場を削って出来たような場所がある。

ここでお坊さんがいつものようにお経を唱えていると、
ある日、近くに住む白羊がやってきて
じっとそれを聞いていて、やがてまた帰っていった。


それから数ヵ月後、そのお坊さんはある夢を見た。

それは、こないだの白羊が
「お坊さん、ありがとうございます。あのお経で私は悟りを得、
 この畜生の身が、人間となることができました」と言うものだった。


何かあると感じていたそのお坊さん、
その翌朝に裏山を散策中
一匹の白羊が死んでいるのを見つけた。


このことによって、そこのお坊さんの
畜生を人間に変えてしまうほどの高い説法の力が知られるようになり
またそれをきっかけに、寺の名前は旧来のペガムサから
ペギャンサ(白羊寺)と呼ばれるようになった、ということだ。




その白羊寺の、尊いお坊さま。。


紫遭 2616.jpg


山から下りてきて
境内の庫裏の庭(ふだんは立ち入れない場所)の池で
魚を見ていた娘たちに

「ムォハニ??(何してるんだぁ?)」と声掛けて
しばらくそばにいらしたが、やがてスッと行ってしまわれた。


庫裏の敷地の外ではヒトがごった返してわいわいやってるというのに
この庭には入ってくるヒトも少なく、
そこはまるで別の空間のようだった。



紫遭 2617.jpg


後で、年長さんの末娘がお坊さんのことをこう言った。


「あのヒト、昔のヒトでしょ」


あ、、そうか、面白い発想だね。
でも、もしかしたら。。。


。。。ほんとにそうかもねぇスマイル


(つづく)





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Last updated  2007年11月09日 15時40分28秒
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