そんな中、プラスチックを消化分解する酵素を英ポーツマス大学(University of Portsmouth)と米エネルギー省の国立再生可能エネルギー研究所(NREL)の研究チームが創造した。 英ポーツマス大学(University of Portsmouth)と米エネルギー省の国立再生可能エネルギー研究所(NREL)の研究チームは、数年前に日本で発見された自然ペターゼ(PETase)にはクチナーゼと少し異なる部位があり、研究チームはこれがペターゼによる合成樹脂の分解を可能にする部位だとする仮説を立て、研究チームは、ペターゼの活性部位をクチナーゼにより近い構造になるように変異させたところ、この変異酵素が天然のペターゼよりも優れたPETの分解能力を持つことを予期せず発見したという。