山への情熱 音楽への愛

山への情熱 音楽への愛

2026年03月20日
XML
カテゴリ:
3月20日金曜日。春分の日で祝日だったが、朝から雨も降ったりして肌寒く、あいにくの祝日だった。
ここしばらくずっと宮部みゆきさんの「孤宿の人」を読み続けてきた。
やっと読了した。上巻496ページ、下巻528ページ、上下巻で1000ページの大作である。こんな長編は久々に読めたので「超ものすごい大仕事をやり遂げたと言う感がある。肩の荷が下りた。
宮部みゆきさん、すごい。いや、凄すぎる。改めてこの作家の底力と粘り強さを痛感した。
この物語はほとんど孤児と言ってもいい「ほう」(阿呆のほう)という少女の苦難の物語で彼女を取り囲み関わっていく様々な大人たちとの壮大な物語である。
底流に流れているのは人間の真心・誠実さだと思う。
ほうは教育に携わった者としてみると健常者と知的障碍者のボーダーラインの少女だと思う。しかも親もいない孤独の身である。
それが最終的には藩に流罪で送られてきた加賀様という貴人との交流を経て、生かされていく。最後を読んで心が浄められた気がした。言葉で表現できないけど感動でしばらくは動けなかった。

若い時、彼女がデビューした頃の現代物作品はいくつか読んでいてすごい人だと思ったものの、時代物を読んだことはなかった。今回読んでみて新たにその凄さを思い知らされた。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2026年03月20日 11時15分27秒
コメント(2) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:宮部みゆき「孤宿の人」の言い知れぬ感動と人間への信頼(03/20)  
宮部みゆきさんの作品まだ読んだことないです
今度読んでみます
今地元の方の九谷焼のルーツの本を読んでいますが
難しいです
(^。^) (2026年03月20日 17時30分49秒)

Re:宮部みゆき「孤宿の人」の言い知れぬ感動と人間への信頼(03/20)  
エンジェルフェイス さん


私は彼女の現代物の初期の作品しか読んでなかったのですが
時代物を初めて読んで、その力量に感服しました。

人がどんな過酷な環境に生きても
誠実に真心をもって生きていくことを
改めて教えられました。 (2026年03月20日 19時01分32秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: