風が伝えた愛の詩

風が伝えた愛の詩

July 25, 2009
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カテゴリ: やさしい処方箋
[症状]

重症筋無力症は退行性の神経筋肉疾患である。
筋肉が徐々に衰弱するが、中でもまぶたの筋肉が弱まってまぶたが閉じた状態になり、眼・発声器官・口腔・手足などの筋肉が衰弱する。
妊娠している女性がこの病気にかかると、胎児にも影響がみられるが、胎児の症状は生後間もなく消滅する。
従来的医療(病院)では、筋肉を強化する神経伝達物質アセチルコリンの数値をあげる薬剤が投与される。よく使われる処方薬は、腹部のけいれん・下痢などを副作用を起こし、そうした症状を抑えるために別な治療が必要になる。さらに薬剤を長期間服用すると次第に効果が失われて効かなくなる。生命の危機を伴う呼吸作用の合併症には緊急処置が必要。


[原因・改善法など]

マクロビオティックの観点からすれば、重症筋無力症は両極端な食事要因の併合によって引き起こされる。極陰性および極陽性飲食物を合わせて摂りすぎると、筋肉は収縮力を失い、神経組織を傷つける抗体を作り出すようになる。

この症状を解消するには、脂肪酸やコレステロールが多く含まれる動物性食品の摂取をすべてやめるとともに、精白小麦粉やその製品・砂糖や菓子・熱帯産植物・刺激物・スパイス・アルコール類・薬物・油・果物・果汁・木の実・質の良い菓子も含めて、症状が改善されるまで摂取量を制限する。
特になす科植物であるナス・トマト・ジャガイモなどは症状を促進し、アスパラガス・生きのこ・イチジクなどは症状を悪化させる。


毎日身体をこすってまさつする([ボディースクラブ])と、エネルギー循環が促進され停滞が解消する。
衰弱した筋肉に[熱いタオルの湿布]や[生姜湿布]を行うと、症状の解消に役立ち、治癒が早まる。
腫れや炎症が見られる場合には、代わりに[豆腐プラスター][青菜プラスター]などの冷たい湿布を行う。

[食事療法]

・毎食の主食として、精白穀物(白米)でなく全粒穀物(玄米・雑穀等)をとる。
・全粒小麦や全粒大麦は特に筋肉を強化するもので、玄米・雑穀・その他の穀物とともに定期的に摂るようにする。
・堅く焼きしめた小麦粉製品は、できるだけ減らす。うどん・そうめんの麺類は一週間に数回食べてもよい。
・白砂糖・はちみつ・チョコレートなどの単糖類は避ける。
・動物性食品は、魚介類以外避ける。魚介類を摂る場合、スズキやマスなどの淡水魚を食べるのが望ましい。
・豆類は筋肉の改善のために良質のたんぱく質を供給してくれるもので、さまざまな種類の豆類の中から選んで用いる。中でも、アズキ・レンズ豆・ヒヨコ豆・黒豆など小粒の豆がよい。
豆腐・テンペ・納豆といった豆製品も定期的に摂るとよい。

・調理した玉ねぎは筋肉を和らげるのに特によい。
・海藻にも強化作用があるので、毎日定期的に少量ずつ摂る。
・みそ・醤油・自然海塩などの塩分量は適量とする。
・一般に果物・果汁は量を少なくするか避ける。
・木の実や種子のバターは症状が改善するまで避ける。栗と黒ゴマはとってもいい。

・水分摂取量は適量に抑えるが、制限しすぎないこと。茎番茶・こぶ茶・無双茶(三年番茶)が腎臓に滋養を与える。
・食事の摂取量を減らして、さらによく噛んで食べる。
・深夜遅くに食事をしない。


以上『THE マクロビオティック』久司道夫氏著 より。





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最終更新日  July 26, 2009 08:56:58 AM
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