LINEA BLU ~ le journal de bruxelles

Mar 6, 2007
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カテゴリ: 映画
久々のアフリカ物です。


*宝石密輸で捕まった、ジンバブエ生まれの元傭兵アーチャー(レオナルド・ディカプリオ)
*反政府軍によって家族と引き離され、ダイアモンド鉱山で強制労働させられている元漁師ソロモン(ジャイモン・フンスー)
*シエラレオネの悲惨さを世界に知ってもらおうとがんばる米国人ジャーナリストのマディー(ジェニファー・コネリー)

この3人がソロモンが見つけて隠した大きな「ピンクのダイアモンド」をめぐり、様々な組織を巻き込みながら話は展開する。その物語は、まさしく血塗られた「紛争ダイアモンド」だ。

話の内容はダイアモンド業界が卒倒するようなインパクトだし、モザンビークで撮影されたアフリカの風景もなかなか力強かった。が、「ラスト・サムライ」のズウィック監督、ディカプリオを汚くできなかったようだ。反乱軍が民間人を殺戮する場面なども、いまひとつ重たさが足りない。
「ホテル・ルワンダ」は残虐さが腹の底から伝わってきた。「コンスタント・ガーデナー(ナイロビの蜂)」はその芸術的な画像と時間軸の入れ替えと残虐性で、見終わった後頭を殴られたようなショックだった。でも、今回はなんだかショックがあまり無かった。残念。
それでもなんとなく「あー、ダイアモンドを持っていなくてよかった・・・」みたいな、「嫌ダイアモンド」な気持ちにさせられたのは事実だ。

外務省の各国・地域情勢の「シエラレオネ共和国」 を見ると、主要貿易品の筆頭はを含む「鉱物」、主要貿易輸出国の筆頭は「ベルギー」。まぁアントワープがありますから、わからないことも無いけど、少し驚き。
また、ベルギー国王「レオポルド2世」がコンゴ自由国(現コンゴ民主共和国)で搾取の折に、ゴムの採取のノルマが達成できないと植民人の手を切った、と言う逸話も映画中2回ほど出てくる。
自身ベルギーに住んでいるから気づくわけだが、なんとなく複雑な気持ちになる。でもこういう事実を直視している(と思う)ベルギー人はちょっとすごい。日本人はどうだろうか?

日本公開は4月7日のようです。

ブラッド・ダイアモンド 日本語公式サイト

Linea Blu 独断評価:☆☆☆





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Last updated  Mar 7, 2007 02:13:20 AM
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