ロビンソンの不定期日記

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第14話 戦いの序章


第14話 戦いの序章




良太はダークネスと合流し、連の話を聞いていた。

「なぁ連、何でジェフたちは俺をだましてまで仲間にしようとしたの?」

「ん?それはな・・・魔界での戦いに備えてのことだろう・・・。」

「・・・そうか・・・俺も魔界ってところに行くんだよな・・・?」

「いきたくなければいかなくてもいい・・・いかなければ4ヶ月ほどで世界は終わる。」

「4ヶ月?いくらなんでも・・・。」

「こっちの世界と魔界とでは時間の流れるスピードがぜんぜん違う。」

「どのくらい?」

「魔界での一年間はこっちの世界での一日にあたる。」

「・・・じゃあ、俺たちが魔界についてから120年近く待たないとジェフたちは到着しないの?」

「あぁ、でもそれまで待つ方法がひとつだけある。」

「・・・何?」

「時空のハザマだ!!」

「時空のハザマ?連が閉じ込められてたところ?」

「まぁ、そうなんだけど・・・時空のハザマはこっちの人間界と魔界の間にあるんだ。」

「・・・聞いたことある。」

「その時空のハザマでも時間の流が違うんだ。」

「どう違うの?」

「えっと・・・魔界ではこっちの4ヶ月は120年だ。」

「うん。」

「120年は43800日ある。」

「うん、そうだね。」

「そして時空のハザマは魔界の時間で計算して大体・・・一日で一年すすむ。」

「・・・43800年?」

「まぁ、そうなる。」

「・・・長くなったじゃん。」

「まだ続きがあるんだ。」

「え?」

「時空のハザマでは肉体の老化が止まるんだ。」

「・・・老化が止まるだけ?」

「んー、ほかにも腹が減らないとか、疲れにくいとかイメージしたものが何でも出てくるとか。」

「そんなのありなの?」

「うん、だから魔界に着いたら、すぐに時空のハザマに入ってお前を鍛え上げる。」

「・・・それはいいんだけど・・・出れるの?」

「え?」

「だってさ、連が出れなかったんだろ?」

「マリン族が出るれるような道具を作ってくれたから大丈夫!!」

「マリン族ってすごいんだね・・・。」

「まぁな。」

「じゃあ、マリン族も一緒に時空のハザマに入るんだね?」

「そうだよ。もうすぐマリン族はここに集まるだろう。」

「・・・何で?何でここなの?」

「どうせジェフたちがマリン族殲滅に乗り出してるころだろうから、とりあえずここに隠れておくんだよ。」

「殲滅?!」

「あぁ、やつらのやりそうなことだろ?」

「・・・うん・・・。」

「まぁ、これから五日間はゆっくり休め。」

「・・・わかった。」

そのころ、光の教団本部は・・・。

「ジャック!!マリン族は見つかったか?!」

ジェフが声を張り上げていた。

「い、いやまだ見つからないんだ・・・。」

「見つからない?どういうことだ?!」

「それが、最近まで生活していた痕跡はあるんだが・・・。」

「・・・読まれていたというのか?」

「ジェフ司令官!!」

「ん?」

ドアのところに赤いマントを羽織った男が立っていた。

「何だ?」

「お前は・・・ジェフの部隊のやつか?」

「はい!!」

「クライスはロンドンにいませんでした!!」

「なに?!それじゃぁ・・・。」

「良太と接触してるな・・・どうする?」

「ちょっと厄介なことになってきたな・・・。」

「ジェフ、とりあえず朝を待ってダークネスの本部に乗り込もう。」

「そうだな。」

ジェフは腕時計を見つめて返事した。

そして、何事もなかったかのように良太は次の朝目覚めた。

「・・・良太!おきるんだ!!」

「ん?」

良太はだるそうに体を起こした。

「良太、ここにもうすぐ光の教団が押し寄せてくる。」

「・・・え!?」

「だから、今すぐ支部に行こう。」

「支部なんてあるの?」

「ちょっと遠いけど、エジプトに作ってある。」

「・・・わかった・・・マリン族の人たちは?」

「直接向かったよ。」

二人は部屋を出た。

「司令官!お急ぎになってください!!」

部屋の外には見覚えのある男たちが立っていた。

「・・・あ!!」

「また合えましたね。」

立っていた男たちは以前良太を誘いにきた男たちだった。

「彼らと顔をあわせるのは二回目だよな?」

「う、うん。」

「あなたは私たち二人の上司となりましたので。」

「え?上司?」

「そうだよ、君は司令官になったんだ。」

「司令官って俺のことだったの?!」

「うん、そうだよ。」

連は笑いながら答えた。

「れ、連の立場はどうなるんだよ?」

「大丈夫さ、俺は総司令官だから。唯一の君の上司だよ。」

「そ、そうなんだ。」

あまりに突拍子のないことに良太は何もいえなかった。

「さぁ、いこう。」

四人は、走り出した・・・。


第15話へ フラフラ \(▽ ̄\)~~~~~

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