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ドクガの仲間の成虫には、雌雄二形(性的二形)が顕著なものが見られ、雄と雌で体色や形態が大きく異なるものもよくいます。
本種もそのうちの一つで、そもそも、雌自体が季節によって「長翅型」と「短翅型」に分かれ、さらに雄と体色が違うという、知らないと同じ種とは思えないのが特徴です。
雄は今回の写真のように全体的に褐色ですが、雌は白っぽく、特に秋に出てくる短翅型はフユシャクの雌のように翅が退化していてもはや飛ぶことすらできないという形態となっています。
ちなみに幼虫は.体は地色が黒か灰色で、オレンジ色の模様があり、頭の両側と尾端背面に黒い毛束があります。さらに成長すると、背中の中央あたりに白い歯ブラシ状の毛束が生じ、毒こそないものの幼虫に触ると皮膚に毛が刺さることがあって炎症を起こすことがあるため、注意が必要です。
また、幼虫は、バラ科をはじめ多くの樹木や草本の葉を食べ、リンゴなどの害虫とされているほか、庭木などでも時々発生するため、刺されないように気を付けてください。

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