PR
カレンダー
フリーページ
カテゴリ


中国による「1 ドル=7.00 元」を巡る攻防が再び話題である。
5 月に入ってからの米中貿易戦争激 化に合わせて人民元は対ドルで一方的に値を下げており、そこに追加関税の悪影響を相殺し たいという意図を読み取ろうとする向きは多い。
なお、7.00 を巡る攻防戦は昨年 11 月にも見ら れ、相応の実弾(為替介入)まで投じた中国の防衛政策が辛うじて奏功し、ぎりぎりのところで 7.00 を守り切った。
しかし、諸要因を踏まえれば、単純に中国の実体経済が浮揚するために「求 めたい元安水準」を考えた場合、当時よりもさらに安いところにある可能性も。
しかし、経常赤字 化も視野に入る中国が元安誘導をすることに危うさはあり、漏れ伝わってくる当局者のコメントも これを意識している雰囲気。
あくまで「通貨安誘導ができる資格のある国」は需給が黒字の国、 言い換えれば
「通貨が高くなる筋合いにある国」であり、もはや中国はこれに相当しないという 論点は押えておきたい。
なお、元安自体が協議を頓挫させるという危うさはやはりある。

船酔いする私には、クルージングは、夢のまた夢...
自分用メモ 2019年08月05日
明日はロンドンに日帰り出張🎶 2019年07月19日
ロンドン出張~接待~一泊 = はっきり… 2019年05月16日