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偏食の嬢王様

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ピアース・ブロスナン。

6年の沈黙のあいだ水面下で繰り広げられていた
揉め事を忘れさせたのは彼のイメージの功労も大きいだろう。

ショーンのタフさと野性味、
ロジャーのエレガンスとチャーミング、
ティモシーの端正さと男気を兼ね備えているうえに、セクシー。

ロジャーも守備範囲だとおもったけど、ピアースは年の差を感じさせない。
ボンドガールだけではなく、敵役まで彼にフラッとしてしまうのも道理だ。

オープニング映像(ガン・バレル・シークエンス)で


あまりに俳優がかっこよすぎて、スタントマンとの
オーラの差がはっきりしすぎてしまうという弊害が出るぐらいだ。

でも、そんなボンドも彼の知らないところで、守られている。
彼を守っているのは上司のM。

もしイギリスで「上司にしたい女優は?」と聞いたらきっと
ジュディ・デンチがかなり上位に来るだろうと思うくらい、
M役がはまっている。上司と部下の信頼関係のお手本のようだ。

でも、上司は現場に出てこないでね、足手まといになるから。

「トゥモロー・ネバー・ダイ」


と「ワールド・イズ・ノット・イナフ」




が特にいい。


公開(1999年)以来ずっと見たかった。

ボンドをいたぶる姿が美しい、まるで獲物をもてあそぶ猫。
またボンドがいい声をあげるのよ、ウフフ。

でも同じ拷問でも「ダイ・アナザー・デイ」



のほうは美しくないからイマイチそそられない。








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Last updated  2007/09/23 05:55:12 PM
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