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Dear Honey, アメリカに帰ってきてから早々、仕事の事から始まっていろいろなことでへこみっぱなしだった。いままでの私なら頑張りが効いていたのに、その頑張りさえ効かなくなっていた。でも、ここへ来てやっとそれが吹っ切れた。今までと状況はなんら変わらないが、立ち上がって歩き出す勇気が出てきた。そのきっかけをくれたのはやっぱりhoney からのメールだった。******************************************************Baby, その後元気にしてるかぁ?部屋の隅で泣いてないかぁ?ちょっと気になったのでメールを書いてます。40ページの原稿、確かに大変だろうと思う。でもな, baby. 俺は考えた。もしも、ボスがお前を本当に出来ないやつだと見くびったなら、40ページものそんな大変できつい課題をまた与えると思うかぁ?俺はそうは思わないな。いずれ、その40ページもの原稿はボスの余分な仕事にもなるだろうしなっ!じゃなくて、それはお前へのボスからの再チャレンジのメッセージだと思うんだ、俺はな・・・。その40ページの原稿を通して、お前が一年間してきた仕事へかける情熱を、今度は委員会の前でもう一度示してみろ、挑戦してみろという、お前のボスからのメッセージだと思うんだ。勘違いするなよ, baby. 俺は、お前に無理押しする気はないんだぞ。でも、俺は知ってるぞ、お前の今回の仕事に掛けた情熱を・・・。握りこぶしを握って熱く語っていた日々のことを俺はしっかりと記憶してるぞ。お前にはその情熱はまだどこかに残っているんじゃないのか?泣いて泣いて泣き明かした夜・・・。もう出来ない、この仕事なんかどうでもいい・・・。自分にはそんな能力はないから、出来ないもん・・・。出来なくいてもいい・・・。誰にもこの苦労なんて分かってもらえなくてもいいんだもん!お前はそう言ってやけを起こしたよな。だいぶ俺にもあたってきたし・・・。でも、本当にまだそう思ってるか?本当にそれでいいのか?俺はお前はそんなにあきらめのいいやつだとは思わないけどな・・・。違うかぁ~。お前は人一倍負けるのが嫌いで、特に自分に負ける事が許されない男のような、女だもんな・・・。俺にすら負けるのを嫌うくらいだからな!反論できないだろぉ!反論できるならいつでもしてこい!受けてたってやるから, baby. でもな, baby. ここからはまじめに聞いて欲しい。俺はいつでも何処でも、どんな時でもお前のためにいる。もしも俺のヘルプがいるのなら、自分だけで乗り越えよう、迷惑を掛けないように、なんて考えずに、いつでも素直に言ってきて欲しい。あの日俺はお前に、結婚してほしい、そしてこれからずっと俺の横を俺と一緒に歩いて欲しいって言ったはずだぞ。俺の "Will you marry me?" は、ありきたりのプロポーズのセリフじゃないんだぞ。本当にそう思ったから心を込めてそう言ったんだぞ, baby. お前はいつも自分よりも俺の事を先に考え、思いやってくれるよな。じゃあ、お前のことは誰がいたわってやるんだ、誰が気にしてやるんだぁ? 誰もいないのかぁ?それが俺の役目じゃないかぁ, baby. 俺が困ってる時は、お前がいつも助けてくれるように、お前が困っている時には俺だってお前の力になれるぞぉ。いや、なりたいんだ。だから今回の事も、もしも、俺に出来る事があるのならいつでも言ってきて欲しい。そのことだけは忘れないで欲しい, my sweet heart. ただ、無理をしすぎて風邪を引くなよ。眠れない夜は、熱めのミルクココアを飲んで、身体を温めてから眠るんだぞ。いいかぁ。お前は、俺が支えてやる。決して独りにはしないから安心しろ, baby. I love you always and forever. ******************************************************このメールを読んだ後、私は今まで背負っていた肩の荷が下りたのが分かった。心が軽くなった。そして、彼が言うようにもう一度立ち上がって歩いてみようという気になった。そして、今まで書けなかった原稿を書いてみようという気になった。もう二度と見たくないと物置小屋の奥の奥にしまった、一年間掛けて集めた資料・・・。燃やして捨ててしまおうとまで考えた書類・・・。私がどんな仕事をしたのか、まだ全部目を通していないから、今度honey がアメリカに帰ってくるまで、取っておいて欲しいと頼まれ、泣く泣くダンボールにつめて、物置に置いておいた紙の山・・・。その集めた資料にもう一度、目を通してみる気になった。Love and miss you,
2005年01月26日
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Dear Honey, 私は、まだ先日の仕事でのショックを引きずっていた。結局そのことが、委員会に掛けられる事になり、その前で私は40ページもの原稿を片手に、自分の意見を述べなければいけなくなった。それによって再度、審査が行われ、全てが決まるというのだ。心中穏やかではなく、極度の緊張が2月の始めまで、いや、下手をすれば3月末までずっと続くというわけなのだ。また何か大きなものを失ってしまいそうで、その恐怖におののき、やっぱり私には能力がないと、突きつけられた現実に愕然としている毎日、それでも時間は待ってはくれず、そんな傷を癒す時間もないままに、仕事場という名の戦場を駆けずり回っている毎日を送っている。こんな時にどうして、そばにいてくれないんだろう。そばにいてくれて、抱きしめていてくれるだけで、どんなにか楽だろう。そう思えばそう思うほど、寂しくて、そして辛くなっていく。分かっている。自分で乗り越えなくては誰も乗り越えてはくれないし、ましてや助けてはくれない。自分の仕事は自分の責任において自分で片付ける。それが仕事をしているものの最終的な処理の仕方だということも、痛いほどよく分かっている・・・。仕事場では私は女ではなく、いっぱしの仕事人。決して弱音は吐けないし、見せてしまえばそこで全てがおしまいになる。そういつも自分に言い聞かせて今日まで最前線で戦ってきた。でも、今回はその足がなぜか止まった。Honey, 私、こんなのでいいのかな?間違ってないかなぁ?このままでいいのかな?Love and miss you,
2005年01月23日
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Dear Honey, ねぼけ眼で朝、電話を取ったらそれは紛れもなく、honey からだった。”Hello?””Hey, baby. It's me.””What happened, honey?” ”Nothing. I just miss you.”しばらくこんなやり取りが続き、なぜ電話をかけてきたのか理由を聞くと、すごく楽しい時間を過ごしているんだけれど、ふとした時、私がいないことに気づいた時に、寂しくなるというのだ。だから電話をしている間も、会話がひっきりなしに続くわけでもないけれど、こうしている時間がhoney にとっては、とても幸せな時間だというのだ。”お前がここを去ってから、なぜか毎晩お前が夢に出てきて・・・。それで電話をかけたんだ。だから声が聞きたくなって・・・。”それから私達は日常のたわいもない話をして限られた時間を楽しんだ。”Take care, baby. I miss you so much.””Me too, honey.””I love you my beautiful baby. Don’t go anywhere.””I don’t. I love you my wonderful honey!””チュッ、チュッ!””チュッ、チュッ!”しばらく沈黙が続き、彼は電話を切った。電話代が気にはなっていた私・・・。でも、分かる。分かるのよ、私・・・。honey がどれだけ寂しい思いをしているのか痛いほど分かるのよ。だって私もそれは全く同じだから・・・。 私だって電話をしたいといつも思ってる。Honey の声をいつまででも聞いていたいと思ってる。でも、だからといって、素直になれば私はどんどんわがままな女になってしまうことも、よく分かっているから・・・。あなたの事を思うからこそ、あなたを愛しているからこそ、それはしたくないの。そんな女にはなりたくないの、私・・・。だから今は会いたい、声が聞きたいという私の気持ち、なるべく心の中にしまっておくようにするね。次にまた、あなたに会えた時に、私の心を丸ごと抱きしめてくれれば、それで私は幸せだから・・・。Love and miss you so much,
2005年01月22日
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Dear Honey, 昨日私はずっと夜、眠れないでいた。彼からの電話が、100am 頃にかかってきた。受話器から聞こえてくる彼の声を聞いたとたん、大粒の涙がポロポロと溢れ出てきた。”今から俺が言う事をそのまま黙って聞いてろよ。いいか。””俺は、今回のお前の努力が報われなかったとは思わない。お前が長い間、一生懸命頑張ってきたのは俺が一番良く知っているし、理解してきたつもりだ。””お前は、今回の事で後ろを振り向いては、せっかくがんばってきたのにぃ~って言うけれど、このチャンスはまた来年もそのまた来年もやってくる。””だから今回で全てが終わりじゃないと思うんだ。問題はそこからだ。””もしも、ここでお前がもう一度その夢に挑戦してみたいと思えば、お前は自然と歩き出すだろうし、そうは言ってもやっぱりお前が自分で叶わない夢だからと思えば、そこで歩き出すのを諦めるだろうしな・・・。””俺はお前に強制はしないし、するつもりもない。なぜなら”夢”という重たい鎖を担いで歩くような人生をお前に送って欲しくはないからだ。””夢が本当の夢ではなく、果たさなければいけないという義務感に駆られるような夢に変わった時には、もうそれは夢ではなくなるんだよ, baby.””そこの部分をもう一度自分に問いただしてみる必要があるんじゃないのか?””ただ忘れないでいてほしいのは、どんな時だって、お前がどんな道を選んだって、いったんお前がこうだと決めた道なら、俺はその道を一緒に歩いてお前を支えてやるし、そのために俺も一緒になって戦ってやる。””泣きたい夜があるのなら泣いて電話をかけてこい。怒りたい時には俺が電話口で聞いててやるから・・・。””俺たちの間には距離があるから、今すぐにお前のところに飛んでいって抱きしめてはやれないけど、俺にだってそれくらいのことはできると思うぞ。違うか?””無理は身体に毒だぞ, baby.””そんなに肩肘張っていきがって生きなくてもいいと思うぞ、俺は・・・。””出来なかった時に、それを自分のせいだと攻め立てるのはもうやめろ・・・。自分をもっといたわってやれよぉ~。””泣き止んだら、台所の戸棚の中にココアの缶があるから、いつもよりも少し熱めのミルクにして、ミルクココアを作って、暖まったら今日はおやすみ・・・。””お前ならきっとこの問題を自分で解決できるはず。俺はそう信じてるよ, baby.””また何かあったらいつでもメールで知らせてこいよ。そのために俺はいつもいるんだから・・・””しっかりと眠るんだぞ, baby. いいか。””Good night, baby. Sweet dream.”そう言って彼はしばらくしてから電話を切った。私は彼の声を聞きながら、ただ涙ぐんでいるだけだった。”ありがとう、honey. ゆっくりだけどまた頑張って前を向いて歩き続けるからね・・・。”Love and miss you,
2005年01月19日
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Dear Honey, どうしよう。私、どうしたらいい?どうしたらいいのか分からなくなってる。逃げ道が全部ふさがってる。仕事で頑張ってきた努力がすべて水の泡となって消えそうなの。これを頑張れば、また一回り大きくなれると思ってあの日の悪夢から約1年間、一生懸命、なりふり構わず頑張ってきたのに、そのチャンスがまた手のひらから砂のようにさらさらとこぼれ落ちていきそうなの。確率的には98%の確立で、そうなりそうだと今日ボスから直接通達があったの。そのために歯を食いしばって今日までずっとずっと頑張ってやってきたのに・・・。どうしよう。ねぇ、Honey. 貴方は私を強い女だって言うけれど、やっぱり私は、強い女じゃないよ、いや、なくていいよ、Honey. だからお願い、泣かせて?泣いてもいい?泣きたいだけ泣いてもいいかしら?Honey がいないから誰も抱きしめてくれる人が傍にいないけど・・・。お願い。今からメールを送るから電話をかけてきて・・・。でないと私、壊れてしまいそう。お願い、声を聞かせて, honey. 貴方でなきゃやっぱりだめなの私は・・・。貴方なしでは生きてはいけないの。私のわがまま、今夜だけ聞いてくれないかしら?時計を見ながら貴方の帰りを待っています。連絡下さい。Love and miss you,
2005年01月18日
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Dear Honey, 楽しかった冬休みが終わり、また再び離れ離れになる日が近づいてきた。前の日から私の胸の中はすでに寂しさで一杯だった。”ねぇ、honey. 明日、空港まで私を見送りに行くの?””もちろん行くよ。なんで?””もしも、私がこないでって言ったら怒る?””いや、怒りはしないけど、でも、行くよ。なんかあるの?””だって、もしもhoney が私を見送りに来ると、私、もっと寂しくなってアメリカに帰ったあと、また独りでやっていけるかどうか不安なんだもん。””大丈夫だよ。お前ならやっていけるから・・・。心配しなくていいよ。”そんな会話を交わしながら、眠りについたものの、部屋の明かりを消した後も、彼の背中で涙が止まらない。声を殺して彼に気付かれないようにしていたものの、彼はそんな私にとっくに気付いていたようで、何も言わずに私の背中を何度も何度もさすってくれた。そして次の朝、私はもう一度彼に聞いた。”ねぇ、honey. 本当に私を見送りに空港まで一緒に来るの?””行くから早く用意しろよ。”そう言って、彼は台所へ行き、パンケーキとコーヒーを私のために用意してくれた。”ほら、出来たぞ。パンケーキ、食べにこいよ。早くしないとさめてしまうぞ。””はぁ~い。今行くから・・・。”彼のパンケーキは私の大好物で、日曜の朝はいつも彼のパンケーキで1日が始まる。だから帰る前の日にはまた作ってやると彼とずっと前から約束をしていたのだ。そのパンケーキはいつもよりも特大で、ふわふわしていて美味しかった。コーヒーも、彼好みの豆のひき具合で、文句なしの味だった。そのパンケーキを口にほおばった瞬間、目から大粒の涙がぽろぽろとまたこぼれ始めた。泣いちゃいけないと分かっていても、彼のパンケーキの味が私を更に寂しくさせた。”早く食べないと、パンケーキ、さめてしまうぞ。さめたらうまくなくなるぞ, baby.”彼は私の横に腰掛け、私をギュッと抱きしめながら、私の髪をそっとかき上げ、とめどなく流れる涙を何度も何度も指でやさしくぬぐった。そうしているうちに朝食が終わり、身支度が済み、空港へと向かった。空港へ着くと、チェックインを済まし、手荷物検査も早々と済ませた。だが、問題はこの残された時間・・・。この時間が長ければ長いほど、さよならが言えなくなる自分がいた。”もういいよ, honey. あとは独りで大丈夫だから帰っていいよ。明るいうちに帰ったほうがいいよ。雪が降るかもしれないから・・・。””大丈夫だよ。最後まで一緒にいるよ, baby.””いいよ、私なら・・・。本当に大丈夫だから, honey.””しぃ~~~。”そう言って彼は、私の会話を止め、最後の最後まで、私を抱きしめながらずっと一緒にいてくれた。いろいろな話をしながらかれこれ一時間以上もそうしていたはずだった、時間が経つのはとても早く、別れの時を告げるかのように、電光掲示板がの案内表示が変わった。”よし、時間だ。乗り遅れたらいけないからな、お前ももう行ったほうがいいな。お前と一緒に冬休みを過ごせて俺も楽しかったよ。ありがとう, beby. また帰ってこいな。いつでも待ってるから。”そう言って彼は私のほうにキスをした。でも泣かないように、泣いちゃだめだって自分に言い聞かせながら、一生懸命会話を繋いだ。”私も楽しかったよ。ありがとう, honey. 寒くなるから気をつけてね。風邪を引かないようにね。”私は、行かなければ行けないのは分かっていたけれど、どうしても手が離れない、いや、離せない。このままその手を離さないでいて欲しかった。そう思っていた瞬間、彼はその手をぐっと彼の方に再び引き寄せた。”I love you, baby. I do love you, beloved. I miss you so much, baby.”何度も何度もそう繰り返しながら、私をギュッと抱きしめ、キスをしてくれた。そして最後に私の頬を両手で包み、じっと私の目を見て、”大丈夫だから, baby。お前なら俺が着いていなくても、つらい事も苦しい事も乗り越えられるから・・・。でも、無理はすんなよ。いいか、それだけは約束だぞ。”そう言って彼は私の瞳の奥をしばらく見つめていた。その瞬間、私の目からは今まで我慢をしていた大粒の涙がぽろぽろとこぼれ始めた。そんな私を彼は最後にもう一度だまって強くギュッと抱きしめてくれた。そして、私の背中を二度ほどポンポンとたたき、私の向きを変えて背中を軽く押した。私は、一度立ち止まって、振り向きざまになんとか、元気でねって言えたものの、もう涙で彼の姿はよく見えなかった。何とか後ろ髪惹かれる思いを断ち切るようにして、歩き始めた。そして、検査場を通過し、ゲートへ向かう途中に、上のほうを見上げると、彼の姿があった。私の姿が見えなくなるまで彼はずっと私に手を振り続け、キスを送ってくれた。寂しさのあまりに足が前へ進まなくなると、彼が行けとゲートの方向を指差した。それでも足が進まなくなり、しばらく彼のほうをずっと見ていた私・・・。戻れるものなら今すぐ彼の所へ戻りたいと何度思ったことか・・・。私は後ろを振り向きながら、彼が見えなくなるまでゲートの方へと心を鬼にして歩き続けた。何とか彼を振り切って歩いて行ったものの、ロビーで搭乗時間を待っている間も、飛行機が離陸する時も、私の涙は止まることはなかった。元気でね。またすぐに会えるよね。Love and miss you,
2005年01月16日
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