真の自己に出会う旅・・・気づきと感謝の日々

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サマディとの出合い



インド・マハクンムメラツアーに行った最大の目的はサマディに出合うことだった。

私の瞑想の導師であるヨグマタが、アラハバードのマハ・クンムメラでサマディをされるという。

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 ヨグマタは私の瞑想の導師。ヨガの母を意味する尊称。インドではサマディ・ヨガマスターとして、人々に崇拝される存在。ヒマラヤの聖者。生まれは日本。女性。

 サマディとは人として到達できる最高の境地。梵我一如。宇宙・神と一体となる。悟りの証明。現在、サマディができるのは世界中でたった二人。百年に一人存在するかどうかというくらいの超至難の境地。このサマディに出合うために、インド中から何百万人という人が集まる。

 サマディパワーは人知を超えたパワー。そのピュアで人間のレベルを遥かに超えた波動により、人々に浄化と意識の進化をもたらす。サマディをすることで地球環境も浄化されるといわれる。このパワーによって病気が治るなどの奇跡が多数ある。

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ヨグマタがサマディをされた場所は、マハ・クンムメラの中のパイロット・ババジ(ヨグマタと兄弟弟子。同じくヒマラヤの聖者。サマディヨガマスター)のキャンプ地の一画。

地面に縦横深さ3mくらいの穴が掘られていて、その上に丸太が縦横に架けられ、ブリキの板とシートそして砂が順々に上に乗っている。これらによって穴は完全に密閉される。

穴の中にはヨグマタが座られる台座がある。他には何もない。ヨグマタはこの中に入られて、台座の上で丸三日間サマディをされる。入られた後、この穴は完全に密閉される。

ヨグマタは死を超越されている。

私は実際にヨグマタがサマディから復活された瞬間に立ち会った。丸三日間ののち、サマディをされている穴の上の砂を手で寄せ、シートをめくってブリキの板を寄せる。

ヨグマタは穴の中に入られたままの状態で座られている。パイロット・ババジが穴の中に入られた後、ヨグマタがふっとかすかに動かれた。死から生へ戻って来られた瞬間だった。それから何分も経たずに穴から出て来られたヨグマタ。

ヨグマタは全身から光を発していらした。とても眩しくて見ていられない。まるで光そのもののようだ。この世のものとも思えない。人間じゃない。そんな感じだった。

感動なんて生やさしいものじゃない。魂の歓喜。私の存在のすべてが喜んでいた。

サマディに出合えたことで、ものすごい浄化が起こり、心も体も魂も一気に浄化された。その後、数時間の間ふわふわと飛んでいた。まるで背中に羽根が生えたように・・・。からっぽになった内側には愛の海が広がっていた。

本当にこの世にこんなことができる方がいらっしゃるなんて・・・。自分の目で見るまではとても信じられないすごさである。

サマディに出合えたことは私の一生の宝物である。



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