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雨里2006さん 記事整理中です。
多少、加筆修正やらしてますが、時間経過が最初にアップした
そのままにしていまして・・・・
紛らわしくてすみません、サイトはそのままですので~
WOWOWに加入してるんだけど・・・
映画以外に、結構面白くて見てしまうのが
「drama W」
という枠です。
映画でも作れそうな原作や設定のもと、キャストも豪華で
シリアスなものからコメディータッチのもの、飄々としたものなど
作品はバラエティに富んでます。
今まで放送されたものには、テレビドラマ部門の賞を取っていたり、
映画化されたりと、それなりに話題性もあるようです。
全作品ではないけど、DVDにもなっていますね。
で、先日放送された9月の枠のドラマWがこれ。
「マエストロ」
原作は、 直木賞作家、篠田節子さんの
音楽小説 「マエストロ」(角川書店)
。
監督:星護
脚本:平見瞠
出演:観月ありさ、中村俊介、長塚京三、宅麻伸、伊藤裕子
あ、桜子の 佐藤めぐみ
も出ています。
ストーリー:バイオリニストの 神野瑞恵
(観月ありさ)は華やかな容貌で
人気があるが、実力は 一流半
というのが専門家の評価。
宝石商の広告塔となり、社長 石橋
(宅麻伸)の後ろ盾を得て
活動を続けていた。
あるとき、 銘器グァルネリ
の音が悪くなり、
楽器商 柄沢
(中村俊介)の紹介で
修理屋の 保坂
(長塚京三)に修理を依頼したことから、
少しずつ彼女の人生の歯車が狂っていく・・・
随分研究したんでしょうね、
観月ありさの ヴァイオリンを持った立ち姿
は
美しいです
もちろん、本当に音が出てないのはすぐわかっちゃうけど
うまく吹き替えを織り込んで、
観月ありさが本当に弾いている様に作られています。
楽器を扱うシーンがあるのって、映画でもドラマでも大変だと思う。
ピアニストはホンモノなんで、コンサート気分は十分味わえます。
それに、 演奏シーン
が長くて充実してる!
監督もこだわったそうですが、コンサートホールにしても
演奏シーンにしても
非常に力を入れていますね~
観月ありさは、最近コメディータッチのドラマが多くて、
夏クールの「CA」もちょっと食傷気味だったけど、
こういったシリアスタッチのドラマにもっと挑戦すればいいのに、って
素直に思いました。
上背もあるし、やはりキレイだし、華がある。
もう少し演技が上手だといいかも
・・・などと、言い出せばキリが無いけど。
前半は静かな雰囲気で、瑞恵の語りと共に淡々と物語が進むけど、
それは 前フリ
。
だんだん登場人物が絡んできて、
ど、ど、ど、どうなるっ
と、思わず見入っちゃいました。
私はピアノは習っていたけど、ヴァイオリンは習っていないので
有名な曲以外はヴァイオリンの曲ってあまり詳しくないんだけど
作品を通じて流れているクラシック音楽が、また作品を盛り上げます
途中、柄沢がパリの蚤の市で買ったという、おもちゃのグランドピアノ
(でも音はチェンバロみたい)、かわいかったな~~
終始、演奏家らしい上品な服装の観月ありさも、見ていて面白かった。
というか、題材自体、最近見たことの無いもので、
全体的な静かな事件の香りと、クラシックの高尚な感じ
が
非常に新鮮で面白かったです