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雨里2006さん スクリーンを見ながら、
頭の中をずっとぐるぐると回っていたのは、、、
どうして死んじゃったの?
本当に死んじゃったの??
という言葉でした。
マイケル・ジャクソン THIS IS IT
(2009年アメリカ)
監督:ケニー・オルテガ
なお、昨年のニュースですが、
この映画は、日本では米国に次いで世界2位の興行収入があり、
多数のアンコール上映の要望が相次いだため、
また公開直前に25万枚以上のセールスを記録した前売券の着券率が
低いことも鑑み、12月19日(土)より、一部劇場にて
アンコール上映の実施が決定した・・・・
というもので、昨年10月に公開されたときは見にいけなかったけど
今回はっ
・・・ということで、レディースデイの今日、見てきました。
内容
2009年の夏、ロンドンのO2アリーナで開催されるはずだった、
彼のコンサート”THIS IS IT”。
本作は2009年4月から6月までの時間の流れを追いつつ、
百時間以上にも及ぶリハーサルと舞台裏の貴重な映像から構成。
幻となったロンドン公演の監督を務めていた、
ケニー・オルテガが映画も監督を務めます。
多数の楽曲と圧倒的なダンス。彼のパワーに満ち溢れたパフォーマンスを
次々と披露するリハーサルにより、最高傑作となるはずだったコンサートを劇場で体感!
そして、天才と謳われた彼の舞台裏で見せる素顔、
完璧を追い求めた彼のシンガー、ダンサー、クリエイターとしての姿、
そして長年に及ぶスタッフ達との友情と深い絆をスクリーンで目撃。
ジャクソン5
の頃のマイケルの活躍は、残念ながら幼すぎて
リアルタイムで知らないんですよね。
でも、そのジャクソン5の頃の曲も、ヒットチャートをにぎわせていた
おなじみの曲も、たくさん当時のアレンジで聞くことが出来ます。
彼の、音に対する敏感さ、完璧さは尋常じゃありません。
学生時代にMTVが全盛期で、必然的にチャート独占していた彼を見て、
スリラーやビート・イット、BADなどをリアルタイムで(TVでだけど)
見ることが出来ただけでも、幸せかもしれません。
一時期、楽曲やパフォーマンスよりも
スキャンダラスな話題が先行してましたよね。
正直、私も彼の奇行に首をかしげることばかりだったし、
どう見ても具合が悪そうな、手を入れた顔・・・
もう彼は、音楽シーンに復活しないのかと思っていました。
それが、コンサートツアーを発表し、今回映画となった
入念なリハーサルをし、さあ、本格活動開始だっ!!!!
・・・・・とことが進み始めた矢先の、突然の死。
死があったからのコンサートなのか、と思うくらい、
ものすごいタイミングの出来事で、死んだことが不思議で仕方がありません。
マイケルのプライベート用に撮影された、
スタッフにしか見せていないコンサートのリハーサルの様子、
というのも、今まではなかったことで、
これも彼自身、何かの予感があったのだろうか、、、、
と勘ぐってしまいます。
そのくらい、タイミングと言い内容といい、
リハーサルながらもすばらしいパフォーマンスを見てしまったあとは
なにかの巡り会わせを感じてしまいましたね。
本当に、これが実際にコンサートツアーとして
マイケルを待ち続けたファンの前で披露されたのなら、
ものすごい伝説的なステージになったと思います。
しかも、彼は
地球を癒そう
人間に愛を
みんなで手をつなごう
といった、 LOVE&PEACE
のメッセージを色濃く出していました。
ふわふわとキレイな高音の声で語るメッセージは、
力強いというより、聞いているものの心にスーッとしみこんできます。
もし、このコンサートを無事行うことが出来たら、
もしかして人間同士の諍いの、
ほんの少しでも無くなっていたかも・・・
とも思えました。
最初は、全世界から集まった
オーディションで選ばれたメインダンサーのコメントが流れ、
そのうちの一人が
人生はつらいことが多いけど、自分の居場所を探した末がここだった
というようなことを言います。
THIS IS IT。
この、THIS IS ITは、もちろん映画のタイトルでツアーのタイトルで
曲のタイトルでもあったけれども、
マイケルの言葉の随所にも出てきました。
リハーサルでダンサーやコーラスと歌っているシーンが多いので
だんだんコンサートを見ている感覚になってきます。
だから、時々ものすごい映像、たとえば、上の映像は
10名のダンサーをPCで何倍もの人数にして群舞させる、というものだけど
こういった手の込んだ映像をコンサートのバックに流そうとしていたり
大掛かりなセットがあったり、というシーンがあると
あ・・・映画みたい・・・
と思ってしまうんですね。映画なんだけど。
こういった、ステージ後方での
映像の合成的な装飾があったり、その映像も映画並みの撮影をしていたり
ビジュアル的なインパクトがすごい。
でも、派手なダンスやパフォーマンスに目を奪われがちだけど
どんなに踊っても完璧にリズムと音程を取る、マイケルの歌唱力こそが
本当にすごいと思いました。
ステージに出るダンサーは、アクロバティックなダンスもするからか
結構筋肉質なダンサーばかりなんですが、
マイケルは、あの細いからだ、長い手足で、
ふわふわと軽くてエッジの利いたダンスをしていて、
全然力が入っていないのに、ものすごいキレなんです。
彼が手本を見せると、全然違うダンスに見えてしまう・・・
映画はエンディングの後も、彼の映像とメッセージが流れるんで
劇場が明るくなるまで席を立たずに楽しんでくださいね。
レディースデイということで、私くらいか、もう少し年上の女性が
ほとんどだったんですが、、、、、、
もう、ラスト近くは、すすり泣く人が本当に多かった。
なんで死んでしまったんでしょう・・・・
映像の中に、ステージで共演している女性ギタリストがいます。
めちゃめちゃカッコいいんですが、
やはり注目されていて、アルバムもリリースしてますね。
マイケルと共演!注目の女性ギタリスト
Orianthi
が2ndアルバムをリリース!
KING OF POP
どうか安らかに。