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2010.09.27
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カテゴリ: 好き好き!ドラマ




いやーーー、非常に全編胸を締め付けられる思いで見ました。
でも先が気になって気になって、前後編一気に見てしまった。


WOWOWドラマWスペシャル dra-00213
なぜ君は絶望と闘えたのか
原作:門田隆将
監督:石橋冠
脚本:長谷川康夫、吉本昌弘

このドラマは、ご存知の方も多いと思いますが
1999年に起きた光市母子殺害事件を追った記者・ 門田隆将 氏の著書
『なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日』(新潮社刊)
をもとに、フィクションとして作られた物語となっています。
フィクションではありますが、事件の流れや裁判の経緯は
ほぼノンフィクションであると思われます。
個々の名前とか本当に一部分がフィクションで、あとは事実として見ていました。


あらすじ (WOWOWより)  dra-00214
(前編)
江口洋介 )は、
18歳の少年に妻子を奪われた青年、町田道彦( 眞島秀和 )の取材へ
足を運んだ。まだあどけなさの残る青年の目は、
計り知れない絶望と怒りに満ちていた。
妻子を奪った少年は、法律によって手厚く守られている。
しかし被害者の心の傷は生涯癒えることはなく、国や司法から蔑ろにされている。
町田は、無念と孤独に押しつぶされそうになっていた。
そんな町田の激情に触れた北川は、犯人の実名を書いた手記を出さないか
と提案した。この実名手記を期に、多くの人々の支援を受けながら
被害者遺族の無念、悲しみを訴える活動を続けた町田だが、
幾度となく司法の厚い壁に跳ね返され、自信の無力さに限界を感じていた。
2000年3月。第一審の判決前夜、町田はあるメッセージを会社に残し、姿を消した。
「せっかく結婚させていただいたのに佳織に苦労ばかりかけた上、
守ることも出来ませんでした。本当に申し訳ございませんでした。
僕にはこういう方法しかとる術はありませんでした―」
(後編)
第一審の判決「無期懲役」を受け、司法と少年法に怒りを露にした町田は、
メディアの前で激しく言い放った「司法に絶望しました。私がこの手で殺します」
被害者遺族の衝撃的な報復宣言に、数々のメディアは群がった。
司法に絶望した町田は、この時、自身の経験を使命と感じ、
人生をかけて司法に立ち向かっていくことを誓う。
町田が命をかけて闘えるのは、そこに家族への深い愛情があるからである。
そんな町田の愛情に満ちた姿に感銘を受けた北川は、
徐々に記者と取材者という壁を取り外して、
そこに男の友情を見出していくことになる。
同時に、北川は、自分には守るべき家族がいないことに、
男としての孤独を感じていく…。
何度も司法の厚い壁に跳ね返されてもなお、敢然と挑み続ける町田。
第二審でも司法は「無期懲役」判決を下したが、町田の悲痛な叫びは、
少しずつ、世論を動かし、司法の思い扉を動かし始めていた。
最愛の妻子を失った事件発生から9年―。
若き青年が成し遂げた偉大なる成果とは。
そして、絶望の闘いの果てにある揺るぎない感動とは。



事件の被害者遺族である町田を、眞島秀和さんが演じていますが、
雰囲気といい風貌といい、話の元になった事件の被害者遺族、
本村洋 さんご本人に非常に似ているといいますか・・・そう感じ、
非常に説得力が増しました。
最初は、事件から日も浅く、困惑している若い遺族、という感じが
少しずつ毅然と問題に立ち向かっていく姿に変わる部分も、
本当に感情移入できて、見ていて辛い気持ちになりました。

この眞島さん、いろんな映画やドラマにでていて、かなり顔をお見かけしてます。
最近では、 ゲゲゲの女房 にも出てたかな。
私は、出ている映画は結構見てるけど、そんなに気にしたことがないので
顔とお名前が区別できるようになったのは
アンフェア くらいだと思いますが・・・でも雰囲気がとても好きな役者さんです。

その眞島さん演じる町田が、とても良かった。

それと、制限も多い週刊誌デスクというジャーナリスト役で
後に町田のよき理解者、支援者となる北川役の江口洋介さんも
やっぱ良かった。
最近は本当に社会派のドラマでお見かけすること多いですが、
自分が正義だと思う事を貫く、という役はハマリ役ですね。

後編、最後の最後に、町田の話す言葉に涙する北川、泣けました。


事件が事件だけに、被害者遺族は本当に辛い思いをされ、
それはおそらく今も続いていると思います。
実際、最高裁から広島地裁に差し戻された裁判の判決は
一審を覆して死刑判決になり、ドラマはそこで終わっていますが
現実にはまだ係争中となっています。

事件の被害者となり、これ以上辛いこと、絶望することはないと思うし、
同じ立場におかれたら、どんなに強い人間でも心が折れそうになると思います。
劇中でも、何度か町田は死のうとするのですが、
職場の上司や同僚、被害者家族の支援者、真実を伝えようとする
信念を持つマスコミ、署名に参加してくれたひと、、、、
たくさんの人に支えられて、そのたびに思いとどまり、
ほんの少しづつ司法の重いトビラを開いていこうとします。

司法や少年法のこと、マスコミのありかたなど、
本当にいろんな問題を提起しているドラマで、
非常に見ごたえがありました。
そして、実際にも少しづつ色々なことが変わってきました。

被害者も加害者も、そしてそれを取材するマスコミ、
裁く司法、弁護人や検察・・・・関わるのは人間ですから、
事件の本質とは、時にはかけ離れてハナシが大きくなってしまうこともあり、
人間の難しさを、これまた見た気がします。


ものすごくちょっとづつ、重厚な役者さんが出てきたし、
途中寿退社したけど、北川の下で素直に疑問をぶつける若手記者の
山下( ミムラ )とか、北川の大学の同級生でTV局にいる東野( 小澤征悦 )も
北川の上司小口( 高橋克実 )も良かった。
本当にいろんな役者さんがちょっとづつ出てきて、贅沢なドラマでした。


結構WOWOWのドラマって見ごたえがあって好きです。
CMもないしね。






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Last updated  2012.04.16 16:58:40
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