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雨里2006さん カテゴリ再分類中です~
ちょくちょく見てる番組ですが、土曜日OA分を録画しておいて
今日見たんで・・・
なかなか興味深かったです。
2011年02月19日OA
男前列伝 青木繁×津田寛治
現実を超えてこそ美がある
NHK BS-hi
青木繁
は、1882年~1911年28歳の若さで亡くなった明治期の洋画家。
九州・久留米の質朴な武士の家系に生まれ、フランス印象派の影響が
色濃かった当時の画壇にあって日本の神話に題材を求め、
ロマン溢れる絵画を生みだした画家
、とのことです。
短命だったこともあって、
残された作品の数は
決して多くはなく、 代表作 海の幸
を含め多かれ少なかれ未完成の作品が多く
無骨とも思えるその作品には、「現実を超えるものこそ、美しい」という美学があった。
この、画壇に衝撃を与えた代表作『海の幸』に恋人・ 福田たね
の顔を書き加えた、
という青木。(中央後ろ、正面を向いた白い顔)
また、その前を歩くやはり少し白いからだの男性は自分自身であり、
この加筆は作品が発表された約2年後に施されたそうです。
この福田たね、という女性はその後も次々に作品に登場し、
「現実を超える美」の象徴的存在となった、とのこと。
しかし青木は、実人生では、彼女と生きることを選ばず
二人の間には子供も生まれたが、生涯認知することがなかったとか。
青木が、現実の愛が結実するのを捨ててまで貫いた美学の根底には、
何があったのか?
自らも恋人や妻など愛しい女性を題材に絵を描き続けてきた
俳優・津田寛治が、青木が育ち、没した九州に探る・・・・
という内容でした。
驚いたのは、津田さんがこの青木繁の海の幸を、
完全模写したこと。
実際の絵が置いてある美術館で、絵の隣で精密にサイズや構成を模写して
絵のタッチもほとんど一緒というか・・・
一度、ある番組で実際に絵を描いている津田さんを見たことがあるけど
力と生命力のある油彩を描くんだなあ、っていう印象で、
その通りの絵でした。模写とはいえ、結構大きいサイズだったし
すごいなーと。。。
ナレーションでは、役者として遅咲きだったから
下積み時代は自分の感性、感情の表現を油絵でしていた、
みたいなことを言っていました。
今朝も再放送していまして、
この回は他に
23日(水)08:00~BS-hi
24日(木)20:00~BS-2
でもOAされます。
100分で! 2021.01.03
一挙放送SP 2018.10.12
The Covers 2016.05.15