PR
Calendar
Category
Comments
Freepage List
雨里2006さん 月末に行われる、米アカデミー賞に関連して
随分前、やはり賞をとったあとに見たんですが
最近また放送されていたので久々にみました。
エリン・ブロコビッチ
ERIN BROCKOVICH
(2000年アメリカ)
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
脚本:スザンナ・グラント
あらすじ
カリフォルニア州モハベ砂漠の小さな町。
エリン( ジュリア・ロバーツ
)は元ミス・ウィチタの美貌ながら、
離婚歴2回、3人の子持ちながら無職。
職探しに出て採用面接の帰り、追突事故に巻き込まれた彼女は、
引退を控えた弁護士エド( アルバート・フィニー
)に裁判の弁護を依頼するも
和解金を取り損ねた。職もなく貯金も尽きかけた彼女は
エドの法律事務所へ押しかけ、強引に彼のアシスタントとして働き始める。
書類整理中、
彼女は不審なファイルを見つける。
不動産売却の書類になぜか血液検査の結果が添付されていたのだ。
孤軍奮闘して調査した結果、大企業の工場が有害物質を
垂れ流しにしている事実を突き止める。
病に苦しむ住民たちを目の当たりにしたエリンは、
気乗りしない住民たちを訴訟に持ち込むよう説得に回る。
その後及び腰だったエドも本格的にその問題を担当。
また彼女の隣りに住むバイク野郎ジョージ( アーロン・エッカート
)が
3人の子供の面倒を見てくれる主夫として私生活面をサポート。
地道な活動が住民たちの共感を呼び、大企業と交渉の場を持つまでに。
ついには執念で600人以上もの署名を集め、
全米史上最高の和解金350億円を勝ち取った。
大きくなった法律事務所で窓際の個室を与えられたエリンは
エドから破格のボーナスを受け取るのだった。
実話に基づいた話ということですが、
まさにドラマのような話。
そして、身体のラインを強調した服で反感を買っていても自分を曲げず、
子供をかかえつつも証拠をあげるため、
住民の話をまとめるために奔走するエリンがカッコイイ。
そりゃ、こんな格好で弁護士事務所で仕事なんて・・・透けてるっつーの
この役でジュリア・ロバーツは2001年、念願の アカデミー賞主演女優賞
で
オスカーを手にしたんですが、
胸もあらわに脚線美も出し惜しみせず、なりふり構わず正義に突き進む、
そういう爽快感とか母親、女性の強さとか、非常にカッコよくて・・・
オスカーとれてよかったね、って思っちゃう。
思った以上に大きな訴訟になりそうだ、軍資金が足りない、と
悟ったエドは、かつて弁護士同士として戦ったことがあった
やり手弁護士のポッター( ピーター・コヨーテ
)と
テレサ( ベネ・コックス
)に応援を要請。この二人がいかにもエリート、
って感じで特にテレサは仕事できるんだろうけど女としてどーよ?
みたいにエリンに言われちゃって・・・このキャラの対比が結構面白い。
テレサが集められなかった住民の同意書を、
エリンが自分の足で駆けずり回って集めてしまい、どうやって集めたのか、と聴くと
エリンは平然と、全員にフェ○して回ったのよっ
・・・そりゃ、ぐうの音も出ません、テレサ・・・・
一時、あまりの忙しさに子供の面倒を
ほとんどジョージにまかせっきりで、ジョージに愛想をつかされてしまうんだけど、
めげずに事務所に子供連れて行っちゃう。
結果的には彼も理解してくれるんだけどね。
大きな額がとれない、それには本社からヒンクリーの工場にあてた
水は汚染されているが住民には言うな、という証拠が必要で
そこの詰めをどうするのか、、、というところで、
何度か後半に登場していたエリンをナンパするの?というおじさんが
実は重要な証拠を持っていて、、、、そしてそれが最終的に
多額の賠償金を手に入れる決めてとなるわけ。
まあとにかく、これが実話というのがすごい。
それと同時に、アメリカって、
どれだけの裁判、訴訟が普通に行われている国なのか、
と驚いてしまいます。
ファーストフードの飲み物で子供がやけどして
保証金を払わせた、とか聞いたことあるけど・・・
もちろん、この話は人の命や暮らしにかかっている大きな公害訴訟で
ファーストフードのコーヒーとはぜんぜん違うんだけどね。
訴訟の原告住民634人、
勝ち取った賠償額約350億円、、、、
もう、でかすぎてワケわかりません
そうそう、実は 本物のエリン・ブロコビッチが
レストランのウェイトレス役で特別出演してるんですねー。
しかも、ジュリアという名札をつけてます
。
そのへんが、サービス精神旺盛ですなー、ハリウッド映画・・・
エリン・ブロコビッチ コレクターズ・エディション【HPS】/ジュリア・ロバーツ[DVD]【返品種別A】
エリン・ブロコビッチ/ジュリア・ロバーツブルーレイ/洋画ドラマ
最後の最後に流れる、 シェリル・クロウ
の
エヴリデイ・イズ・ア・ワインディング・ロード。
【中古】美品! 「エリン・ブロコビッチ」 オリジナル・サウンドトラック/サントラCDアルバム/サウンドトラック
日本でもCMかなにかに使われたかな?
知ってる方も多いと思いますが
この曲も聴いているととても前向きな気持ちになるというか、、、、
車で駆けずり回って、これからもエリンは活躍するんだろうなーって
期待しちゃうような、、、このエンドロールで流れるタイミングは結構好きです。
ジュリア・ロバーツ出演の映画の中では、かなり好きな作品ですね~
変に恋愛系に流れず、育児系にも流れず、
訴訟を起こして勝訴する、という事実に沿ってるのがいいのかな。
このあと公開の、 オーシャンズシリーズ
も(同じソダーバーグ監督)
別の娯楽感があってあれはあれで好きですが。