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雨里2006さん 冬冬くんの出番は少ないみたいだけど、
で、調べたら梅田か三宮方面、尼崎などでしか
公開されていなくて、、、時間の関係から、梅田で見てきましたが・・・・
うーーーーん、久々にやっちゃた感が・・・
これでいいのだ!!
映画★赤塚不二夫
(2011年「これでいいのだ!!」製作委員会)
監督:佐藤英明
脚本:君塚良一、佐藤英明
あらすじ
(パンフ裏表紙)
1967年(昭和42年)小学館の入社式。
その重厚な雰囲気に全く合わない人物が、ホールへと近づいてくる。
「お待たせざんす。ミーはたった今、花のおフランスから帰ってきたざんす」
紫のスーツに出っ歯の“イヤミ”に扮して登場したのは、
小学館「少年サンデー」の看板作家・赤塚不二夫( 浅野忠信
)だった。
「ミーがチミたちに言いたいことはたったひとつ。それはバカになることざんす」
そして、社員全員で“シェー”のポーズ。
その中でひとりだけ呆然と立ち尽くす新入社員の武田初美( 堀北真希
)がいた。
その姿が赤塚の目に留まり、初美の手足を掴んで無理やり
“シェー”のポーズをさせようとする。「やめてくださいっ」初美は、
赤塚の顔面に思いっきりパンチを炸裂させる……。
この衝撃的な出会いが、やがて日本の運命を変えていく。
超バカ天才漫画家・赤塚不二夫と、ド真面目新人編集者・武田初美との
戦いの火蓋が切って落とされた……。
もっと笑えるもんだ、と思って
期待して見たからか、ちょっと肩透かしにあったような、、、
単に私の好みとは違うベクトルなのか・・・
もうちょっとげらげら笑えるのかなーって思っていたんですが、
ほとんど笑わなかったかも・・・
なんとなく、テンポが間延びしている感があったりして、
劇場で見てるのに、早送りしたいっ、なんて何度も思ってしまいました
浅野さんは、話が進むにつれ
かなり 赤塚不二夫
その人に見えてきます。
赤塚不二夫作品はたくさん知っていても、その作者の人物像って
私にはイメージしかないというか・・・にしても似ていた、似てきた?と思う。
本当に浅野さんてふり幅の広いというか、なんでもこなしちゃうんだね、
それが一番感心しました。
だってさー、すっぽんぽんにセーラー服、白鳥付いてるバレリーナ姿、
フツーの格好してるときでも鼻に鉛筆、とかね。すごいコスプレ状態でした。
なんか楽しそうだったけど。
冬冬くんは、
初美の地元?の先輩で、
小学館も先に入社し、少女マンガを担当している編集者なんですね。
はっちゃん、って呼んでるし、初美の部屋も探してあげたりして
相談にも乗ったり、、、、最後のほうは、結局ふられるけど、
僕たちの将来のことを考えよう、なんて言って、
先輩後輩以上の関係になりたかったんだね、広瀬は。
これは、担当している少女マンガ家先生との
ショットだった。時代は、私が生まれたすぐ後くらいのことなんだけど、
本当に少女マンガの編集部ってこんなんなのか???
少女マンガ先生って、あんなフリフリブリブリなのか???
でもさー、後半、赤塚不二夫の才能に惚れ込んで、一旦移動した
少女マンガ編集部から再び少年マンガ編集部に戻って赤塚担当、
ってなったときに、広瀬は完全に否定するんだけど、広瀬っていうキャラとか
編集者としての考えは浅いというかね、、、なんかねーって感じで
出番が終わってしまった。
出番も少ないんだけど、
キャラもイマイチ特長が出きらないというか、、、、難しいね。
屋台で二人でラーメン食べるシーンが数回ありますが、
それは自然な感じでよかったかな。
個人的には、少年サンデーの編集長で元赤塚不二夫担当だった、という
佐々木( 佐藤浩市
)が結構良かったかなー
熱血まじめな固い仕事の役もはまってるとは思うけど、
私はこの編集長みたいな、理不尽なまでにえらそうなキャラ、好きです
おばかなことを率先してやってる割に、ふとした表情が
本当は目があまり笑っていない赤塚不二夫先生、
という、その人となりがとても気になりました。
特に後半、最愛の母親( いしだあゆみ
)が亡くなってから以降、
仕事にも支障をきたし、しかも自分の事務所の経理に億の金を持ち逃げされ、
アシスタントとして力を貸してくれていた人たちも独立したり
愛想をつかしたりで、、、、
非常に寂しい状況になっていくんですね。
それがなんとも切なかった。
満州で生まれ育ち、母親は幼い不二夫はじめ兄弟たちを連れて
日本に引き上げて、兄妹ばらばらで親戚に育てられ
母親とも暮らせなかった時期があった、とか
子供の頃書いたマンガをその母親と一緒に出版社に持ち込んだとか、
母親との絆がとても深く、その母親が亡くなったとき、
病院で、そして自宅で、ひと目もはばからずにわんわん泣く・・・・
いろんな苦労をしてきたんだろうなあ、、、って、じわっときます。
あまりそのあたりのエピソードは多くは語られていませんが。
妻であるトシ子( 木村多江
)はちゃんとわかっていて、すごくエライと思います。
とにかく、、、
映画に携わった人たちは、いろんな思い入れとかあると思いますが、
金払ってみる側にとっては、これは映画にして良かったのか???
なんてことも思ってしまいました。
最近、小説やらマンガやら原作モノ多すぎるし(結構見てるけどね)、
とにかくなんというか・・・不完全燃焼です。
もうちょっと笑えるかなーと思ったけど、
とにかく全体のテンポ、話のポイント、
冬冬くんの登場の少なさと変な髪形・・・・
いろいろと好みとは違う部分が多くて、
余韻もあまり残らず、うーーーーーーーん・・・感が強すぎました。
あくまでも個人的な感想なんですけど、、、
タダ単に私が鈍感なだけで、もっと感動的で笑える作品なのかもしれませんが、、、
劇場は私入れて6~7人しかいなかったぞ
最近冬冬くん不足で、それを解消したくて見に行ったんだけど、
逆に欲求不満が溜まっただけだったかも。