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2011.06.28
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カテゴリ: 好き好き!映画

久々に、会員証の更新兼ねて行って来ました、映画館。
ホントはもっと見たいのがあるんだけど、時間が合わなくて

あまり見るタイプの作品じゃないんだけど、、、
と思いつつ見てしまった


クロエ c-book0231
CHLOE(2009年加・仏・米合作)
監督:アトム・エゴヤン
脚本:エリン・クレシダ・ウィルソン


ネタバレ ありますので、
知りたくない方は読まないでくださいねー

あらすじ
産婦人科医として成功したキャサリン( ジュリアン・ムーア )は、
大学教授の夫デビッド( リーアム・ニーソン )と
一人息子マイケル( マックス・シエリオット )と3人で、
人が羨むような幸せな生活を送っていた。だが、それは表面だけで、
彼女の心はいつしか孤独と焦燥に蝕まれていた。
ある日、夫の携帯から、教え子との浮気を疑わせるメールを発見。
心に湧き上がった不安を抑えられなくなった彼女は一計を案じる。
偶然知り合った、若く美しい娼婦クロエ( アマンダ・セイフライド )に
デビッドを誘惑させ、夫がどんな行動を取ったか報告させることにしたのだ。
しかしクロエは、キャサリンの言いなりになるような素直な女ではなかった。
次第に内に秘めていた魔性を発揮し、キャサリンの心の隙につけ込んで
恐ろしい罠を仕掛けてくる。やがて、クロエに翻弄されたキャサリンと
家族の平和な日常は、ガラガラと音を立てるようにもろくも崩れてゆく……。


いやーー、終わってみれば、単に官能映画??
もっとひねりとか、深い部分があるかと思ったんだけど・・・そうでもなかったかも

なんていうか、それぞれのキャラが c-book0232
それほど深く描かれてなかった印象があって、キャサリンは年齢は重ねてても
別にキレイだしさ、何を気にするんだ?って思っちゃった。
たしかに、ジュリアン・ムーア年取ったな・・・とは思った。
白人特有というか、顔や特に腕にソバカス状のシミみたいにたくさんあったし
腕に年齢を感じてしまった。
対するアマンダ・セオフライドが今からグイグイ出て行く若手だけに、
そういう年齢差というか違いは目立ったけれども・・・

クロエは、もっと裏があると思ったんだけど、
結局キャサリンに近づきたい、異常に執着していた、ということだけで
もっともっと裏があると思っていたけどなかったなー
キャサリンに惹かれるきっかけとか過程があまりなくて、
娼婦として男性を相手にしていたクロエが、なんで急に
キャサリンにあそこまで入れ込むのかわかりにくかった。

でも、 c-book0233  キャサリンに近づくために
家族である息子に近づいていく、というのは、、、なんかこういう映画あったな、
コワイコワイ・・・結局、コワイんですよ、女の怖さ、執念というか。
クロエは、ブロンドの髪をおろしていると大人っぽくで妖艶なんだけど、
しっかりひとつで結んでることもあって、そうすると本当に学生っぽいし
無邪気な感じさえする、そのギャップが良かったかな。

アマンダ・セイフライド、最初に見たのは  dvd-ci0663
マンマ・ミーア でしたが、大きな目や豊満なダイナパイトバディ、
色っぽい唇、それに案外背中とかウェストは肉付きいい印象だったりして、
骨っぽくないのが色っぽいし、本当にこれぞ小悪魔・・・って言うかんじ。
赤ずきん とか、 ジュリエットからの手紙 とか、公開作が目白押しの
今一番勢いのある若手女優さんですが、確かにキレイで魅力的。
最初のほうは、映し方の加減があるのか、あまり魅力的に見えなかったカットも
正直あったんだけど、やっぱり目が離せないタイプでした。

そのクロエが、 c-book0234  なんで、どの部分で、
キャサリンに執着していったのか、よくわかんなかったけど、
傷つけてまで彼女と一緒にいたいと迫ったのは、やっぱり怖かった。
こういうのは、精神的に怖いよね。

息子のマイケルを誘惑して、    c-book0235
家に上がりこんだうえに、キャサリンとデビッドの寝室に入り込んで
そこでマイケルとやっちゃうんだから、スゴイよ、コワイよ・・・

マイケルもねー、音大生で、それなりに実力あるのに、
女に関しては、ちょっとアホっぽいし
二人で親の寝室で眠ってしまって、そこにデビッドと和解して機嫌よく
帰ってきたキャサリンと鉢合わせ。うわーーー、です。
そして、事情をしらないマイケルをとりあえず部屋から追い出して、
クロエとキャサリンが揉めるんだけど、キスを迫ったクロエとの場面を
部屋の別の入り口から入ってきたマイケルに見られて
驚いたキャサリンがクロエを思い切り窓のほうに押して、、、、

そしたら、この家、大きな窓の多い家なんだけど、その寝室の大きな窓がはずれ、
クロエはゆっくりと落下して・・・・・死んでしまったのでした。
予想外の展開。これにはちょっと驚いた。
マイケルは自分の母親と、さっき自分と寝たクロエとの関係が信じられず
警察の事情聴取にも涙でおろおろ。
そりゃそーだよ・・・


でも、一番ぞーーーーっとしたのは、
それからしばらくして、マイケルの大学卒業パーティーを自宅で開き、
今までのように平穏な暮らしに戻ったかに見えたキャサリンが、
髪に止めていたのが、、、、、クロエが残した髪留めだった、という・・・・・

こえぇ~~

どういう心理?

執拗に受け取ってくれ、とプレゼントしようとしていたんだけど、、、、

だいたい、夫の浮気を疑って娼婦を雇った妻が、実は娼婦と出来ちゃって、
しかも娼婦は息子とも出来ちゃって、そして息子が母親と娼婦の関係を
知っちゃって、、、、
そしてその娼婦は自宅で転落死して、、、

そんなことがあって、この家族は本当に
元に戻るのかい?
今まで通りに暮らせるのかい?
ありえないでしょーーーー




何かと話題になっていたようですが、ジュリアン・ムーア、
ちょいとピンクすぎやしないかい??とか、余計なこと気になった。
それに、仕事で成功していて、安定した生活していて、ある程度の
年齢なのに、そんなに想像だけで欲情しちゃったりするのかい???

・・・と、民族的な性に対する感覚の違いも随分感じたし・・・


個人的には、 トワイライトの記事書いたとき にも言ったんだけど、
ジュリアン・ムーアといい、リーアム・ニーソンといい、
あのおでこから鼻にかけての骨格が、私の苦手なタイプでして、、、
Mr.インクレディブル的な骨格ね
アメリカ的な美男美女はわからんわぁ~・・・と終始思いながら見てました
アメリカ的、というか舞台はカナダトロントなんですけどね。
だから、ちょっとNYとかアメリカの町とは雰囲気が違って、
それは良かったなー


この映画、2004年に日本公開された、
エマニュエル・ベアール、ファニー・アルダン 主演のフランス映画、
恍惚 を、エゴヤン監督が再映画化した作品とのこと。
しまった、恍惚、映画録画のヤマに眠らせたまま、まだ見てないや
でもアマンダ・セイフライドって、エマニュエル・ベアールと近いかも・・・


まあ、とにかく、ラストはどーにも理解しがたく
非常にコワイ感じでしたが、、、、
かといって、感情移入できるわけもなく、それぞれの言動も
理解しがたい部分があって、、、、ムムム感はありましたが、
でも結局アマンダを見に行った、って感じもあるんで、、、、

それはそれで、いいか、っていうの?
というか、女って怖いコワイ・・・って改めて思いましたね。



納得いかない部分もいろいろあるんだけど、
でも、妙にあとにひく映画でした。 






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Last updated  2011.06.28 20:22:33
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