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雨里2006さん 久々に、会員証の更新兼ねて行って来ました、映画館。
ホントはもっと見たいのがあるんだけど、時間が合わなくて
あまり見るタイプの作品じゃないんだけど、、、
と思いつつ見てしまった
クロエ
CHLOE(2009年加・仏・米合作)
監督:アトム・エゴヤン
脚本:エリン・クレシダ・ウィルソン
ネタバレ
ありますので、
知りたくない方は読まないでくださいねー
あらすじ
産婦人科医として成功したキャサリン( ジュリアン・ムーア
)は、
大学教授の夫デビッド( リーアム・ニーソン
)と
一人息子マイケル( マックス・シエリオット
)と3人で、
人が羨むような幸せな生活を送っていた。だが、それは表面だけで、
彼女の心はいつしか孤独と焦燥に蝕まれていた。
ある日、夫の携帯から、教え子との浮気を疑わせるメールを発見。
心に湧き上がった不安を抑えられなくなった彼女は一計を案じる。
偶然知り合った、若く美しい娼婦クロエ( アマンダ・セイフライド
)に
デビッドを誘惑させ、夫がどんな行動を取ったか報告させることにしたのだ。
しかしクロエは、キャサリンの言いなりになるような素直な女ではなかった。
次第に内に秘めていた魔性を発揮し、キャサリンの心の隙につけ込んで
恐ろしい罠を仕掛けてくる。やがて、クロエに翻弄されたキャサリンと
家族の平和な日常は、ガラガラと音を立てるようにもろくも崩れてゆく……。
いやーー、終わってみれば、単に官能映画??
もっとひねりとか、深い部分があるかと思ったんだけど・・・そうでもなかったかも
なんていうか、それぞれのキャラが
それほど深く描かれてなかった印象があって、キャサリンは年齢は重ねてても
別にキレイだしさ、何を気にするんだ?って思っちゃった。
たしかに、ジュリアン・ムーア年取ったな・・・とは思った。
白人特有というか、顔や特に腕にソバカス状のシミみたいにたくさんあったし
腕に年齢を感じてしまった。
対するアマンダ・セオフライドが今からグイグイ出て行く若手だけに、
そういう年齢差というか違いは目立ったけれども・・・
クロエは、もっと裏があると思ったんだけど、
結局キャサリンに近づきたい、異常に執着していた、ということだけで
もっともっと裏があると思っていたけどなかったなー
キャサリンに惹かれるきっかけとか過程があまりなくて、
娼婦として男性を相手にしていたクロエが、なんで急に
キャサリンにあそこまで入れ込むのかわかりにくかった。
でも、
キャサリンに近づくために
家族である息子に近づいていく、というのは、、、なんかこういう映画あったな、
コワイコワイ・・・結局、コワイんですよ、女の怖さ、執念というか。
クロエは、ブロンドの髪をおろしていると大人っぽくで妖艶なんだけど、
しっかりひとつで結んでることもあって、そうすると本当に学生っぽいし
無邪気な感じさえする、そのギャップが良かったかな。
アマンダ・セイフライド、最初に見たのは
マンマ・ミーア
でしたが、大きな目や豊満なダイナパイトバディ、
色っぽい唇、それに案外背中とかウェストは肉付きいい印象だったりして、
骨っぽくないのが色っぽいし、本当にこれぞ小悪魔・・・って言うかんじ。
赤ずきん
とか、 ジュリエットからの手紙
とか、公開作が目白押しの
今一番勢いのある若手女優さんですが、確かにキレイで魅力的。
最初のほうは、映し方の加減があるのか、あまり魅力的に見えなかったカットも
正直あったんだけど、やっぱり目が離せないタイプでした。
そのクロエが、
なんで、どの部分で、
キャサリンに執着していったのか、よくわかんなかったけど、
傷つけてまで彼女と一緒にいたいと迫ったのは、やっぱり怖かった。
こういうのは、精神的に怖いよね。
息子のマイケルを誘惑して、
家に上がりこんだうえに、キャサリンとデビッドの寝室に入り込んで
そこでマイケルとやっちゃうんだから、スゴイよ、コワイよ・・・
マイケルもねー、音大生で、それなりに実力あるのに、
女に関しては、ちょっとアホっぽいし
二人で親の寝室で眠ってしまって、そこにデビッドと和解して機嫌よく
帰ってきたキャサリンと鉢合わせ。うわーーー、です。
そして、事情をしらないマイケルをとりあえず部屋から追い出して、
クロエとキャサリンが揉めるんだけど、キスを迫ったクロエとの場面を
部屋の別の入り口から入ってきたマイケルに見られて
驚いたキャサリンがクロエを思い切り窓のほうに押して、、、、
そしたら、この家、大きな窓の多い家なんだけど、その寝室の大きな窓がはずれ、
クロエはゆっくりと落下して・・・・・死んでしまったのでした。
予想外の展開。これにはちょっと驚いた。
マイケルは自分の母親と、さっき自分と寝たクロエとの関係が信じられず
警察の事情聴取にも涙でおろおろ。
そりゃそーだよ・・・
でも、一番ぞーーーーっとしたのは、
それからしばらくして、マイケルの大学卒業パーティーを自宅で開き、
今までのように平穏な暮らしに戻ったかに見えたキャサリンが、
髪に止めていたのが、、、、、クロエが残した髪留めだった、という・・・・・
こえぇ~~
どういう心理?
執拗に受け取ってくれ、とプレゼントしようとしていたんだけど、、、、
だいたい、夫の浮気を疑って娼婦を雇った妻が、実は娼婦と出来ちゃって、
しかも娼婦は息子とも出来ちゃって、そして息子が母親と娼婦の関係を
知っちゃって、、、、
そしてその娼婦は自宅で転落死して、、、
そんなことがあって、この家族は本当に
元に戻るのかい?
今まで通りに暮らせるのかい?
ありえないでしょーーーー
何かと話題になっていたようですが、ジュリアン・ムーア、
ちょいとピンクすぎやしないかい??とか、余計なこと気になった。
それに、仕事で成功していて、安定した生活していて、ある程度の
年齢なのに、そんなに想像だけで欲情しちゃったりするのかい???
・・・と、民族的な性に対する感覚の違いも随分感じたし・・・
個人的には、 トワイライトの記事書いたとき
にも言ったんだけど、
ジュリアン・ムーアといい、リーアム・ニーソンといい、
あのおでこから鼻にかけての骨格が、私の苦手なタイプでして、、、
Mr.インクレディブル的な骨格ね
アメリカ的な美男美女はわからんわぁ~・・・と終始思いながら見てました
アメリカ的、というか舞台はカナダトロントなんですけどね。
だから、ちょっとNYとかアメリカの町とは雰囲気が違って、
それは良かったなー
この映画、2004年に日本公開された、
エマニュエル・ベアール、ファニー・アルダン
主演のフランス映画、
恍惚
を、エゴヤン監督が再映画化した作品とのこと。
しまった、恍惚、映画録画のヤマに眠らせたまま、まだ見てないや
でもアマンダ・セイフライドって、エマニュエル・ベアールと近いかも・・・
まあ、とにかく、ラストはどーにも理解しがたく
非常にコワイ感じでしたが、、、、
かといって、感情移入できるわけもなく、それぞれの言動も
理解しがたい部分があって、、、、ムムム感はありましたが、
でも結局アマンダを見に行った、って感じもあるんで、、、、
それはそれで、いいか、っていうの?
というか、女って怖いコワイ・・・って改めて思いましたね。
納得いかない部分もいろいろあるんだけど、
でも、妙にあとにひく映画でした。