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雨里2006さん 映画館で見た映画だけど、
カテゴリはこっちにしておこーっと。
大人ドロップ

2014年「大人ドロップ」製作委員会
監督・脚本:飯塚健
原作:樋口直哉
あらすじ

豊かな自然に恵まれた伊豆の田舎町。
高校3年生の浅井由(
池松壮亮
)は、夏休み直前、
親友のハジメ(
前野朋哉
)に頼まれ、彼が思いを寄せている
クラスメイトの入江杏(
橋本愛
)とのデートをセッティングすることに。
杏と仲のいいハル(
小林涼子
)に頼んで了解を得たものの、
ガキっぽい小細工のせいで杏を怒らせてしまう由。
杏とは幼なじみだったが、いつしか距離ができてしまっていた。
夏休みが始まり、杏が高校をやめてしまうと知った由とハジメは、
何も言わずに遠くへ越していった彼女に会いに行く。
なんせ、キャストがよかった。

当然池松くん目当てで見に行ったものの、
メインの高校生4人役がそれぞれはまってよかったなー
特に、ハジメ役の前野朋哉が超良かった。
味があるっていうか
制服着てると、クラスの男子の使いっぱだし、

おどおどして、ぱっとしない感じなんですが、
私服は相当個性的でおしゃれ。
一見いじめられるようなクラスの付き合いも、
一時のこと、
と割り切っていて、自分の将来をしっかり見据えてる感じ。
杏とデートしたい、
と言い出すハジメに、妙な嫉妬とあせりを感じてしまった由は
少し無口で、物事をハスに見てる感じがするけど、
見た目ほど大人じゃないし周りの気持ちもわかっていないし、
自分がどうするべきかも迷っていて、、、
一番大人になりきれてなかったのかなあー
昼休みに美術室から、 
向かいの校舎の音楽室を見てる二人。ときめく
杏とハルが繰り返し
音楽室のピアノで弾く
バッハの主よ、人の望みの喜びよ
が何度も登場して印象的。
脇役も面白くて、
何気にはまったのは、
4人の担任?
英語の塚田先生( 馬渕英俚可
)。
言葉使いは男みたいだし、びしばし授業進める、って感じで
結構授業のシーンがおかしかった。
あと、杏の継母になる和恵( 香椎由宇
)。
杏が突然学校から消えたのは、
実はホスピスに入った余命いくばくもない父親と
一緒の時間をすごすためだったのですが、
その父親が倒れたのが、当時いわゆる不倫相手だった
和恵の部屋だったらしく、、、、
結局杏の母親は実家に帰り、離婚が成立し、
もう末期症状で字もほとんどかけない状態の父親と
なんとか和恵は婚姻届を出しますが
そこから何日もしないうちに杏の父親は亡くなります。
さすがに、それは悲しい展開でしたね。
それから、由やハジメの家の近くの農家に嫁いできた、
東京生まれ東京育ちの、ちょっと都会的な雰囲気のする
梨々子( 美波
)も、時々現れては鋭いアドバイスをしてくるが
ダンナに別れようと言われた夜に会った由をつかまえて
無理やり・・・おおっ
由は杏が気になってはいたものの、

本当に好きなのか
案外あいまい。最初はわかりにくかった。
で、実はハルも気になっていたし
ハルも本当は由が・・・というわけで、
最後のほうにようやく二人はくっつくんだけど、、、、あ、由そっちなの?って感じ。
冒頭から時々出てくる肝油ドロップのシーン、

大人になった由と杏だろう、とは
最初から想像ついていたものの、
もう結婚している杏と、もうすぐ結婚するという由、
その由の相手がハルかどうか・・・由の"まさか"ではわからないのだ。
高校時代一緒にすごした仲間や彼女と、
社会人になってもまだ続いているかどうかはちょっと疑問ですが
思ったよりもいろんなことを考えたし、
想像していた雰囲気とはちょっと違う作品でした。
あとはパンフ。
最近のものにしては珍しく、中身が結構充実。
HPと大して内容かわらない、ってのも最近多いんだけど、
これはキャストインタビューに、
ロケ地マップ、撮影秘話など読むところも結構あった。
余韻が残るラストに、いろいろ思い出したり考えたり
余白がある映画でしたね。
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