PR
Calendar
Category
Comments
Freepage List
雨里2006さん
これは映画先に見てるんで、、、
あっという間に読んでしまった~
異人たちとの夏
あらすじ
壮年のシナリオライターの原田は妻子と別れ、
マンションに一人暮らし。
ある日原田は幼い頃に住んでいた浅草で、
彼が12歳のときに交通事故死した両親に出会う。
原田は早くに死に別れた両親が懐かしく、
少年だった頃のように両親の元へ通い出す。
同じマンションに住む桂という女性にも原田は出会う。
不思議な女性だと感じながら彼女と愛し合うようになる。
しかし二つの出会いと共に、原田の身体はみるみる衰弱していく。
(以上Wiki)
大林宣彦監督の映画版を、自分がみた邦画の中では
かなり繰り返し見たほうだと思います。
なんだろうか、なんか残るものがあるからだろうか・・・
配役も合ってたと思われたんでしょうね、
亡くなったお父さん役の片岡鶴太郎さんが、
それまでの芸人の姿と違っていて、新鮮だったのもあるし。
最後に一緒にすき焼きを食べるところで、
結局全然すき焼きに手を付けず、
原田を息子として心配する言葉、自慢に思っている、という
伝えきれなかった親の気持ちだけを残し、
箸をおいたまま消えて行ってしまうラスト付近が、
映画でも、そして文章でもうるっとしてしまいました。
話し言葉が、時々不思議な部分があって
作品にしっかり入り込んでないと、
どういう流れでどういう感情で、今の会話は発せられたのか、
なんて思う会話文が時々ありました。
山田太一作品はドラマを見てることのほうが断然多いけど
時々不思議な言い回しがあるので、はっとします。
仕事に追われて、妻子と別れて、
なんとなく先を見失いがちに、粋がってきたような原田が
幽霊?とはいえ親に再会して子ども扱いされ、
それによって甘える気持ち
素直になる気持ちを取り戻す、
そういうのってわからなくもない。
結局ケイも実は幽霊で、原田の体力を奪っていたのは
ケイがほとんどでは?手結末ですが、
ホラー的な感じがなくもない話であり
映画でもそのラストはホラーっぽいと言えなくもないけど
やっぱり親子の絆を思うと、
切なくなる作品で・・・
原作読んでみて、やっぱ面白かったです。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】異人たちとの夏 [ 山田太一 ]
異人たちとの夏/風間杜夫【後払いOK】【2500円以上送料無料】
【送料無料選択可!】異人たちとの夏[Blu-ray] / 邦画
通勤のおとも2025・その36 2025.10.26
通勤のおとも2025・その35 2025.10.26
通勤のおとも2025・その34 2025.10.26