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美作dongdong
美作＝阿部力くん大好き！ 阿部くんネタはもちろんですがー 今まで行った旅行のこと、これから見たい所蔵映画ビデオ数百作、好きな本・好きな音楽、何でもあり！のブログです （2006/8/12start）
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2018.10.21
カテゴリ： 好き好き！本・雑誌
さらに分厚くなってきた11冊目。
文庫版で読んでるけど、どんどん分厚くなっていくのだ。
これは511ページ。
窯変 源氏物語11
（雲隠 匂宮 紅梅 竹河 橋姫）
橋本治
あらすじ
帖名のみで本文は伝存しない、といわれる雲隠。
帖名に源氏の死が暗示されているというのが古くからの定説。
藤式部(紫式部）の語りで補足されている帖。
源氏の死後数年、明石中宮腹の三宮は色好みで名高く、
源氏の末の子・薫(本当は柏木の子）と並んで世にもてはやされている。
天然の薫香が身から発するために「薫」、それに対抗して
名香を常に焚きしめているために「匂宮」と二人は呼ばれる、
世代が変わった世界を描く匂宮。
薫14歳ころ～20歳ころ。
亡き致仕太政大臣（頭中将）の孫娘・中の君と匂宮との結婚が画策されるが、
なかなか結婚しようとしない紅梅。薫24歳ころ。
鬚黒没後の一家の物語。玉鬘の二人の娘は、大君が冷泉院に嫁し、
中の君が宮中に出仕する。この一家と親しい夕霧など、源氏亡きあとの
娘息子家族たちがその子供たちの末を画策する物語、竹河。薫23歳ころまで。
二人の娘とともに宇治に隠棲している源氏の弟・八の宮は
仏道三昧の生活を送っており、みずからの出生に悩む薫は
八の宮の生き方を理想としてしばしば邸を訪れる。
ふとしたことから長女・大君に深く心を引かれるようになり、
都に戻って匂宮に有様を語ると、彼もまた興味をそそられる、橋姫。
薫22歳ころから24歳ころ。
いよいよ、源氏が亡くなりました。
ここから、後世の話となり、橋姫からはいわゆる宇治十帖、という
薫と匂宮、宇治の大君、中君、浮舟という三人の姫との話となります。
なのですが、、、一気に読む速度が落ちてしまうんだよね。
特に宇治十帖は、なかなか読破できない
今回も、ここから長いです・・・
源氏がいないとさーー
どんなに不実な遊び人でも？やっぱり花がないとね。
薫や匂宮も、身分が高く容姿端麗でもてはやされているのだが
源氏や頭中将といった時代のインパクトが強すぎて。
雲隠は、その前の幻あたりから、源氏の終活、
ともいえる言動が描かれているため
ああ、とうとうそうなんだな、とタイトルでわかるのですが
この窯変源氏では、語り手が変わって急に内容があれ？ってなるので
最初はびっくりする。
藤式部自身の身の上と、物語を書くということを語っているが
源氏が死んだ、とはっきり言っているので、、、
どこか世を斜に見ている薫と、どちらかというと能天気に？
理想の女性を探し回っている匂宮、という感じ。
それから、玉鬘や夕霧が、自分たちの娘、息子の行く末を
あれこれ画策していく、というか親となると苦労するな、という部分が
多く描かれています。
とまあ、少しゆっくりになりますが
今年は読破しようとしてるんで
続いて読んでいきますっ
【中古】 窯変 源氏物語(11) 雲隠・匂宮・紅梅・竹河・橋姫 中公文庫／橋本治(著者) 【中古】afb
窯変源氏物語（10） 横笛・鈴虫・夕霧・御法・幻 （中公文庫） [ 橋本治 ]
文庫版で読んでるけど、どんどん分厚くなっていくのだ。
これは511ページ。
窯変 源氏物語11
（雲隠 匂宮 紅梅 竹河 橋姫）
橋本治
あらすじ
帖名のみで本文は伝存しない、といわれる雲隠。
帖名に源氏の死が暗示されているというのが古くからの定説。
藤式部(紫式部）の語りで補足されている帖。
源氏の死後数年、明石中宮腹の三宮は色好みで名高く、
源氏の末の子・薫(本当は柏木の子）と並んで世にもてはやされている。
天然の薫香が身から発するために「薫」、それに対抗して
名香を常に焚きしめているために「匂宮」と二人は呼ばれる、
世代が変わった世界を描く匂宮。
薫14歳ころ～20歳ころ。
亡き致仕太政大臣（頭中将）の孫娘・中の君と匂宮との結婚が画策されるが、
なかなか結婚しようとしない紅梅。薫24歳ころ。
鬚黒没後の一家の物語。玉鬘の二人の娘は、大君が冷泉院に嫁し、
中の君が宮中に出仕する。この一家と親しい夕霧など、源氏亡きあとの
娘息子家族たちがその子供たちの末を画策する物語、竹河。薫23歳ころまで。
二人の娘とともに宇治に隠棲している源氏の弟・八の宮は
仏道三昧の生活を送っており、みずからの出生に悩む薫は
八の宮の生き方を理想としてしばしば邸を訪れる。
ふとしたことから長女・大君に深く心を引かれるようになり、
都に戻って匂宮に有様を語ると、彼もまた興味をそそられる、橋姫。
薫22歳ころから24歳ころ。
いよいよ、源氏が亡くなりました。
ここから、後世の話となり、橋姫からはいわゆる宇治十帖、という
薫と匂宮、宇治の大君、中君、浮舟という三人の姫との話となります。
なのですが、、、一気に読む速度が落ちてしまうんだよね。
特に宇治十帖は、なかなか読破できない
今回も、ここから長いです・・・
源氏がいないとさーー
どんなに不実な遊び人でも？やっぱり花がないとね。
薫や匂宮も、身分が高く容姿端麗でもてはやされているのだが
源氏や頭中将といった時代のインパクトが強すぎて。
雲隠は、その前の幻あたりから、源氏の終活、
ともいえる言動が描かれているため
ああ、とうとうそうなんだな、とタイトルでわかるのですが
この窯変源氏では、語り手が変わって急に内容があれ？ってなるので
最初はびっくりする。
藤式部自身の身の上と、物語を書くということを語っているが
源氏が死んだ、とはっきり言っているので、、、
どこか世を斜に見ている薫と、どちらかというと能天気に？
理想の女性を探し回っている匂宮、という感じ。
それから、玉鬘や夕霧が、自分たちの娘、息子の行く末を
あれこれ画策していく、というか親となると苦労するな、という部分が
多く描かれています。
とまあ、少しゆっくりになりますが
今年は読破しようとしてるんで
続いて読んでいきますっ
【中古】 窯変 源氏物語(11) 雲隠・匂宮・紅梅・竹河・橋姫 中公文庫／橋本治(著者) 【中古】afb
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