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美作dongdong
美作＝阿部力くん大好き！ 阿部くんネタはもちろんですがー 今まで行った旅行のこと、これから見たい所蔵映画ビデオ数百作、好きな本・好きな音楽、何でもあり！のブログです （2006/8/12start）
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2019.03.30
テーマ： 最近観た映画。(41055)
カテゴリ： 中村倫也
出演してた役者が捕まっちゃって
もしかしてソフト買えなくなっちゃうのか？
ってドキドキしながら即買いして
メイキングとか先に見たり、
本編もなかなかゆっくり見ることができず、
やっと今朝しっかり見ました。
星ガ丘ワンダーランド
（2015年「星ガ丘ワンダーランド」製作委員会）
監督：柳沢翔
脚本：前田こうこ・柳沢翔
あらすじ
星ガ丘駅の近くにある、今は閉園してしまった遊園地、星ガ丘ワンダーランド。
駅の「落し物預り所」で働く温人（ 中村倫也 ）は、落とし物の持ち主を想像しては
似顔絵を描くことが日課だった。
そんなある日、20年前に姿を消した母（ 木村佳乃 ）の訃報が届いた。
かつて笑顔と喜びにあふれていたワンダーランドで自殺をしたという。
その死をきっかけに、温人は離れ離れになっていた兄（ 新井浩文 ）、
そして義理の姉弟（ 佐々木希、菅田将暉 ）と出会うことになる。
そして彼らが出会うとき、閉ざされていた過去が明らかになっていく……。
多くを語るわけではないし、
映像の描写が多い、静かな作品という印象。
なんとなく鼻の奥がつーんとしてる時間が長くて
温人が常に切なかった。
でも、こういった表情とか細かい動作、ほかの演者とのかかわりで語る、
というのかな、そういう作品って中村倫也の本領発揮、って感じ。
いや、動的な作品もコメディも、要するになんでも本領発揮するんだろうが
最期に母がなくなった真相を知り、泣き崩れるシーンは
やっぱり胸が締め付けられます。
普通に静かに暮らしていた
あまり感情をあらわにしなかった温人が、
母の死でもう一つの家族の存在を知って心がかき乱され、
義理の弟にあたる雄哉と殴り合いになり、
だんだんと抑えていた気持ちを表すように変わっていく。
小さいころに母親と別れ、
戻ってくる、と言っていたのにそのまま亡くなってしまった母親を
最後まであのひと、と言っていたのが悲しかった。
母親は
その詳しい経緯はほとんど語られず
でもその必要もないんだよね。
父親（ 松重豊 ）は
去っていく母に冷たかった、
ように思えるが、設計していたワンダーランドの観覧車が
母の好きだった赤に光るように作っていて、それを見せたかったのだ、
と兄哲人によって知らされる。
温人が小さかったこともあるだろうが、
物事は一方向から見ても真実がわからなくて、
自分の世界から出たがらなかったのが
母の死をきっかけに周りと関わることで見えてきた真実がある。
そして、止まっていた日常を
母親の死をちゃんと受け止めて、しっかりと前に歩き出す、
そういう、ゆっくりだけど前に進む話、でした。
ロケーションが
とても魅力的で、雰囲気がすごくよかったのと、
光や色の使い方がとても印象的だった。
特に光、かなあ。
カメラがわざと水たまりや子供の足元をどアップにしたり
アングルが揺れるように不安定だったり
映像が面白かった。
それと、全体的には静かな作品だが、
とにかく魅力的な表情が多く、
静かな演技は、派手じゃないのに印象的だった。
菅田将暉、佐々木希、杏、木村佳乃が所属する事務所の創立20周年、
という企画にもなっていたのかな。
みんなが中村倫也主演を盛り上げてた、という感じがして
メイキングやインタビューも面白かった。
静かな作品、物語の起承転結がはっきりしてるほうがすきな人、
にはあまり向かない作品だとは思います
渡邊崇 / 星ガ丘ワンダーランド オリジナル・サウンドトラック [CD]
星ガ丘ワンダーランド スタンダード・エディション [DVD]
星ガ丘ワンダーランド プレミアム・エディション【期間限定生産】【Blu-ray】 [ 中村倫也 ]
もしかしてソフト買えなくなっちゃうのか？
ってドキドキしながら即買いして
メイキングとか先に見たり、
本編もなかなかゆっくり見ることができず、
やっと今朝しっかり見ました。
星ガ丘ワンダーランド
（2015年「星ガ丘ワンダーランド」製作委員会）
監督：柳沢翔
脚本：前田こうこ・柳沢翔
あらすじ
星ガ丘駅の近くにある、今は閉園してしまった遊園地、星ガ丘ワンダーランド。
駅の「落し物預り所」で働く温人（ 中村倫也 ）は、落とし物の持ち主を想像しては
似顔絵を描くことが日課だった。
そんなある日、20年前に姿を消した母（ 木村佳乃 ）の訃報が届いた。
かつて笑顔と喜びにあふれていたワンダーランドで自殺をしたという。
その死をきっかけに、温人は離れ離れになっていた兄（ 新井浩文 ）、
そして義理の姉弟（ 佐々木希、菅田将暉 ）と出会うことになる。
そして彼らが出会うとき、閉ざされていた過去が明らかになっていく……。
多くを語るわけではないし、
映像の描写が多い、静かな作品という印象。
なんとなく鼻の奥がつーんとしてる時間が長くて
温人が常に切なかった。
でも、こういった表情とか細かい動作、ほかの演者とのかかわりで語る、
というのかな、そういう作品って中村倫也の本領発揮、って感じ。
いや、動的な作品もコメディも、要するになんでも本領発揮するんだろうが
最期に母がなくなった真相を知り、泣き崩れるシーンは
やっぱり胸が締め付けられます。
普通に静かに暮らしていた
あまり感情をあらわにしなかった温人が、
母の死でもう一つの家族の存在を知って心がかき乱され、
義理の弟にあたる雄哉と殴り合いになり、
だんだんと抑えていた気持ちを表すように変わっていく。
小さいころに母親と別れ、戻ってくる、と言っていたのにそのまま亡くなってしまった母親を
最後まであのひと、と言っていたのが悲しかった。
母親は
その詳しい経緯はほとんど語られず
でもその必要もないんだよね。
父親（ 松重豊 ）は
去っていく母に冷たかった、
ように思えるが、設計していたワンダーランドの観覧車が
母の好きだった赤に光るように作っていて、それを見せたかったのだ、
と兄哲人によって知らされる。
温人が小さかったこともあるだろうが、
物事は一方向から見ても真実がわからなくて、
自分の世界から出たがらなかったのが
母の死をきっかけに周りと関わることで見えてきた真実がある。
そして、止まっていた日常を
母親の死をちゃんと受け止めて、しっかりと前に歩き出す、
そういう、ゆっくりだけど前に進む話、でした。
ロケーションがとても魅力的で、雰囲気がすごくよかったのと、
光や色の使い方がとても印象的だった。
特に光、かなあ。
カメラがわざと水たまりや子供の足元をどアップにしたり
アングルが揺れるように不安定だったり
映像が面白かった。
それと、全体的には静かな作品だが、
とにかく魅力的な表情が多く、
静かな演技は、派手じゃないのに印象的だった。
菅田将暉、佐々木希、杏、木村佳乃が所属する事務所の創立20周年、
という企画にもなっていたのかな。
みんなが中村倫也主演を盛り上げてた、という感じがして
メイキングやインタビューも面白かった。
静かな作品、物語の起承転結がはっきりしてるほうがすきな人、
にはあまり向かない作品だとは思います
渡邊崇 / 星ガ丘ワンダーランド オリジナル・サウンドトラック [CD]
星ガ丘ワンダーランド スタンダード・エディション [DVD]
星ガ丘ワンダーランド プレミアム・エディション【期間限定生産】【Blu-ray】 [ 中村倫也 ]
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