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2020.02.16
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カテゴリ: 中村倫也
​金曜日から公開、
昨日早速レイトで見てきた。

c-book0500  前の回終わってすぐ入ったので
しばらくは一人貸し切り状態

好きなんだよね~、  c-book0501
このくらいの規模のスクリーン。
一番後ろのど真ん中で、持参のコーヒー(水筒)と
チキンだけ買って、夕食代わりに食べつつスタンバイ。
週末のささやかな贅沢さ


影裏 c-book0502
(2020年「影裏」政策委員会)
監督:大友啓史
脚本:澤井香織
原作:沼田真佑


あらすじ  c-book0507
転勤で岩手に移り住んだ今野( 綾野剛 )は、慣れない土地で出会った
同僚の日浅( 松田龍平 )に心を許し、次第に距離を縮めていく。
2人で酒を酌み交わし、釣りをし、遅れてやってきたかのような成熟した青春の日々に、
今野は心地よさを感じていた。しかし、ある日突然、日浅は何も言わずに
会社を辞めてしまう。しばらくして再会を果たした2人だったが、
一度開いた距離が再び縮まることはなく、その後は顔をあわせることなく
時が流れていく。
そしてある時、日浅が行方不明になっていることを知った今野は、
日浅を捜すが、その過程で日浅の数々の影の顔、裏の顔を知ってしまう。


松田美由紀 、の名前が・・・
息子作品には関わるの、かーちゃん?同姓同名??
ま、そのへんの事情はわからんが、、、

原作先に読んでいて、の鑑賞でしたが c-book0506
確かに作品自体も文学的な感じがするというか、、、
それこそ、原作も行間にもっといろんな意味があるのか、と思いながら
クリアではないぼんやりとしたイメージとか空気とか景色、
を読んでいたような感覚があって、
それが映像でどうなるのだろ、という興味があったんだけど、、、
徹底的にセリフが少ない。
説明セリフなんてもっとない。

監督の愛情と信念が感じられましたね。

綾野剛演じる今野は、思った以上に弱弱しくおとなしく、
淡々と、でも丁寧に生活をきちんとしている印象。
転勤で移り住んだなれない土地、ということもあるが
後半出てくる元カレの副島( 中村倫也
ある時ふとしたことで急にキスして迫った日浅に対する気持ちとか
物腰で多分この人はゲイと予想できる・・・だからこその繊細でおとなしい印象、
なのかなあ、、、というあたりが、ホントに丁寧に表現してたな、と。
もちろん私は中村倫也目当てで見に行ったんだが、
正直、綾野剛ファンは必見、だよね。しょっぱなからパンイチだわ、
仕事から帰るとどんどん脱いでフル〇ンまでサービス(もちろん後ろ姿ね)。
あまり彼の出演作見たことはないんだけど、ホント最初から
あれ、こんなに弱弱しい印象のある人だっけ?って感じ。

対して日浅は、本当につかみどころがなくて飄々としていて
いい人なのかなんなのか、最後までつかみきれない感じ。
あるとき、急に今野にキスされて迫られても
その日は普通にソファで泊まって行ったし、
その後の付き合いや態度が大きく変わるわけでも避けるわけでもないように見える。
なのに急に会社変えたり、実は経歴詐称していたり、、、
私的にはつかめないままだったけれども、それでも今野には大きく
影響を与えていたし、元カレ副島と別れて転勤して知らない土地に来た、
そんなさみしさとか、、、いろいろ抱えている部分を
強引ではあるけれども癒していた。
原作よりももう少しこの二人のキャラが描かれていた感じがする。

そして、中村倫也くんですよ。c-book0505
出張で近くまで来ている、との連絡をうけ
久々に会った日浅となんとなくケンカ別れみたいになってしまった夜、
副島の泊まるホテルに会いに行った今野。
少ない会話から、副島は今野と付き合っていた時は男だったようで
今野が去ったあとに女性になったらしく、、、服装も声も、女性というか、、、
物腰の柔らかいきれいな人だった。
久しぶりに会うからなのか、女性になった姿で初めて会うからなのか、
普通にしているようでいて、なんとなく緊張してるというか震えてる?気のせい?
という部分があったのだが、帰宅後にネットで舞台あいさつの綾野剛くんの
コメント聞いたら、やっぱちょっと震えていたらしい。スゴイ。
本人がツイで、難しい役だった、繊細に演じた、と書いていたが
物語の中で果たす副島の役割、確かに掴みにくくて難しいと思う。
しかも、ホテルで再開したワンシーン。多くも語らず、
最後に部屋の前まで送ってもらって、ハグしていい?とだけ・・・
しっかり抱き合うのだが、副島はどんな気持ちだったのか。
今野は、日浅の態度にもやもやしていたのもあって、
あわよくば、の下心があったみたいだけど。

原作にはない描写がところどころあって、少しだけ補足されているとはいえ
言葉で表されない心の機微が、ものすごく多かった作品だったなあ。
余白が多くて、見る側の想像で補う部分が多いというか。

ちなみに、いくつか記事にもなっているけど、
綾野剛くんの舞台挨拶コメント。

(略) すごく素敵でした、特に中村君が(笑)
・・・ですよね?(と監督を見る)
中村倫也くん、めちゃくちゃ可愛かったじゃないですか。(会場笑い)
僕、目の前で一緒にやってるんで、かわいいなーって・・・
ホントに美しくて、可憐で・・・でも、映像の中にも映ってますけど
やっぱり震えてるんですよね、身体は。
そういった機微みたいな部分、彼がどういう思いで僕(今野)に会いに来たのか、
僕とは正反対の気持ちで来てることも、今野自身受け止められずに、、、
そういったところも含めて文学的なにおいを感じられた、と思っている。

(司会)中村倫也さんとは、何か打ち合わせは?
いや、もう座っていたんで、、、もともと知ってましたし
何回も共演させていただいてるんですけど、なんていったらいいんでしょうね?
(また監督を見る)まぁ~、美しい。(会場笑い)
表現としてはこの映画の中で、一番、すべての表現を彼はしている気がするんですよ。
ルックスも心も佇まいも。僕たち(今野、日浅)はそれを削いでいってるわけですが
だからこそ、彼のプレッシャーはすごくあったはずなんですが、、、
そういったことも感じさせず、とにかく美しい彼に見とれてしまったことで、
彼の役に、いやな思いをさせてしまったような気がして、
終わった後に「倫也、ごめん、俺淫らな気持ちで元カレ(副島)に会って・・・
都合よく会いに来ちゃった自分がいる」と。
この人(松田をさして)がね、帽子かぶってることをむちゃむちゃに言うから
あんな言い方しなくてもいいのにな、って・・・(中略)
そのまんまのテンションで彼(副島)に会いに行っちゃったもんだから、、、
なんてことしちゃったんだろう、俺・・・っと思って、終わった後、
ホントごめんって・・・(そしたら倫也くんは)どうしたんですか?
すごく最高でした、ありがとうございます、ってあの可愛い笑顔で・・・(笑)


ごめん、文字起こししちゃった、久々に。
同業者にこれだけ言ってもらえれば、本望だよね。

日浅の、   c-book0503
おまえが見ているのはほんの一瞬光が当たった所だけだってこと。
人を見るときはその裏っかわ。影の一番濃いところを見るんだよ

というセリフ。
でも、行方不明になったことで、知らなかった、もしくは知らなくてもよかった
日浅の影の部分を知ることになり、本当に影の濃いところを見る必要があるのか、、、
そんな思いもしてしまう。
転職先の顧客になり、その後未開封の書類から
日浅が震災当時盛岡にいて、やはりもうこの世にはいないのだな、、、
と確信した時の今野の涙は、切なすぎる。
そして時が過ぎ、いまだに川に釣りにくる今野は、
新しい恋人( 平埜生成 )と穏やかに過ごしている・・・
この一瞬の平埜くんも、なかなか良かった。全然違うキャラでしか見たことなくて
ギャップがすごい。
他にもピンポイントで、確かな演技のキャストが出ていて
すごく贅沢な映画でもあります。

ずっと不協和音のように、不穏な印象の音楽が流れているのが
最後の最後に旋律が少しはっきりした音楽に変わって、
それも印象的。川の音も、最後は大きくなって。

ラストの川のシーン、c-book0504
美しかったな。
そして個人的には、山や川や自然を感じられる環境が
やっぱ落ち着くし好きなんだな、と強く思った。
私の父は渓流釣りしていたので、ヤマメ(北海道ではヤマベ)やニジマス、
イワナ、、、久々に食べたいな、、、と懐かしかった。

ちゃんとした答えとか、回収とかが好きな人は
ちょっと物足りなくなっちゃうかもね。




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Last updated  2020.02.16 16:42:45
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