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2007.03.12
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カテゴリ: 小説
学校に言ったのは広岡さんのお母さんに間違えは無いだろうと私は思った。
美保は言い終わってから

「誰にも言わないでね」
と、口止めした。私は深く頷いた。
「あっ、じゃあ、私、そろそろ帰るね」
美保は慌てて帰っていった。
もう1回会議室に様子を見に行こうかな・・・。
そう思って向かっていると広岡さんが会議室から出てきたところだった。

「あれ?広岡さん、もう皆帰った?」
「ううん。私だけです。他の人はまだ先生達と話してますけど・・・」
「そう?まだ、かかりそう?」
「はい。今日保護者も交えて話すって言ってたので、多分夜まで」
「そうなんだ、広岡さんは、いいの?」
「私は、家でお母さんと話をしておくように言われたんです。夜、こっちにきなおす事になりました」
「そうなの?」
「はい・・・・・。じゃあ失礼します」
そう言って、広岡さんは、走って行った。
まるで、逃げるかのように・・・・。
そうなんだ、遅くまでかかりそうなんだ。
じゃあ、私、先に帰ろうかな。

『先に帰るね。帰ってきたら電話ください』
沙保のカバンの上に手紙を残して、そのまま家に帰った。
にしても、どういう事なのかなぁ・・・。
気楽に言ってくれてもいいのに。
まあ、こんな事気楽に言えたらすごいだろうけど。
そして、夜になって、9時過ぎに終わったせいか、電話はなかった。




9時というのは小学生の頃の莉紅の家の電話の時間の約束です。

夜の9時以降は相手が誰であれ、電話をかけてはいけないという。

くだらない約束ですけどね

ま、子供は寝る時間だといわれてましたので。





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Last updated  2007.03.12 14:25:03
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