ANAが加盟するスターアライアンスが、コンチネンタル航空を加えた。
こんな大きな会社が、ダイナミックなチェンジを行った。
JALをめぐる争奪戦には、こんな事情があったのですね。
日本は、やはりスピード感がかけてるね。
でも、南米路線や、アジアのネットワークがマイレージで可能性が広がるのには興味がある。
JAL問題に、スターアライアンスが入ってこなかったのは、
自陣営にANAが入っていることもあるが、こんな事情があったんだ、
と妙に納得できた。
以下は、朝日新聞のホームページから、ニュース抜粋しました。
コンチネンタルの航空連合移籍
2009年10月29日1時45分
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY200910280440.html
【ニューヨーク=丸石伸一】
米コンチネンタル航空は27日、
国際航空連合「スカイチーム」から同「スターアライアンス」に移籍した。
世界の大手では初のくら替えで、航空連合間の競争は激化する見通しだ。
苦境の業界の生き残り策として、航空連合の重要性が増していることが浮き彫りになった。
■規模誇示するスター陣営
「苦闘する日本航空をめぐる(国際的な提携に関する)議論を見ていると、
提携の重要性について改めて気づかされる。
コンチネンタルの加盟でスターアライアンスの価値はさらに高まった」
ノースウエストを統合したデルタ航空に次いで日本関連の路線を多く持つだけに、
日航をめぐる米競合他社の綱引きに、大きな関心を持っているようだ。
スカイチームのデルタとワンワールドのアメリカン航空が出資を申し出た「日航争奪戦」は、
コンチネンタルの移籍で航空連合の力関係が変わったことも一因だ。
1日約2500便を運航するコンチネンタルの加盟で、
スターアライアンスは三つの航空連合の中で群を抜く規模になり、
逆に、コンチネンタルが抜けたスカイチームは大きな差をつけられた。
スカイチームがワンワールド加盟の日航に秋波を送るのは当然ともいえ、
それを阻止しようとワンワールドも必死だ。
他社の力を借りて路線網を広げる航空連合の重要性が高まっているともいえる。
合併よりも提携強化を選んだコンチネンタルの戦略がその証しだ。
航空連合の加盟社は、空港施設の利用や燃料の購入を共同で行ってコストを削減できるほか、
共同運航による路線網の拡大で顧客増が期待できる。
コンチネンタルの移籍で提携が実現した全日本空輸の顧客にとっては、
新たにコンチネンタルの中南米などへの運航便への乗り継ぎが便利になり、
ためていたマイレージポイントを両社で使うこともできるようになる。
コンチネンタルは全日空との関係強化を
「日本やアジアでの提携効果を拡大する大きなチャンス」としており、
日本の航空自由化を視野に入れた航空大手の動きも活発化している。
■日航再建の道筋を左右
経営再建を目指す日本航空にとっては、どの国際航空連合に所属するかで再建の道筋が変わる。
デルタ航空は日航に最大5億ドル(約455億円)程度の出資を申し出て、
システム変更などスカイチームへの移籍に必要なコストをすべて提供するとしている。
一方、ワンワールドのアメリカン航空も、デルタと同規模の資金支援を申し出ている。
スカイチームには太平洋路線に強いノースウエスト航空があり、
日航が同陣営に移籍すれば、共同運航などによるコスト削減が可能になる。
一方、ワンワールドに残れば、太平洋路線の中核を担い続けるため、将来の成長の余地が大きいとの見方もある。
前原誠司国土交通相が9月に日航の再建計画の練り直しを命じて以降、米航空2社との交渉はほぼ止まっている。
ただ、前原氏が選任した専門家チーム「JAL再生タスクフォース」も外資との提携は排除していない。
日航は来春までに3千億円の資本増強が必要とされ、アメリカンかデルタから資本を受け入れる可能性がある。(山川一基)
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