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障害者雇用枠で働く私は、経済的に自立しているとは言えません。だって障害者手帳を失くせば会社が私を雇用する価値がなくなり、私は首を切られ収入を失うからです。だから私の経済面は福祉制度でのみ繋がっている状態です。 だから、私はもっと貯蓄や投資を上手にやって福祉に頼らない経済的自立を叶えたい。そういうわけで、以前からお金の勉強会に集まっています。そこに集まる人は「自由」が欲しくて勉強しに来ている人で、将来の不安が強い人が多く、また自営業者よりも勤め人の方が多いです。マネーリテラシーや投資の他に、副業実践者の話を聞けたりします。一瞬で人生を変える お金の秘密 happy money [ Ken Honda ]楽天で購入 勉強会メンバーの独身女性の声で気になるのが「結婚したい。今は婚活中」です。従属して下側の人になると、経済的に自立も自由もできなくなって、願望が矛盾しているのではと心の中で突っ込みます。 建前では男女平等、夫婦は対等。ですが現実では夫婦は従属関係と言えるでしょう。今の日本は、プロポーズは男性が決心し、男性から女性へします。結婚したら、女性は配偶者を「主人」と呼び従属します。大抵女性の方が男性より収入が低いので、男性が世帯主をし、手続きによっては世帯主のハンコが必要になります。仮に子供を授かれば、妊娠中から子供がある程度大きくなるまで女性はリソース全開では働けないので、夫の稼ぎが命綱です。 私も結婚願望は理解できます。既婚者が「うちの主人は〜」と言っているのを聞くと一瞬羨ましくなるのです。主人と呼べる人がいて、その主人に自分の人生を預け、守られ安心できる生活が、主人と語る女性からにじみ出ている(気がする)からです。 尤も、人生を預けて安心できるかどうかはその夫が人格者である場合のみですし、そもそも私は子供を一生望んでいないので、羨ましいからって婚活に行動を移すわけではないのですが。特に障害者女性が夫にDVされるケースは健常者より多いです。(関連記事リンク 外部サイト:障害女性のDV相談激増 健常者女性の8倍ペース 毎日新聞2017年10月11日) 勉強会メンバーの結婚願望がどこまで本心かはわかりません。結婚願望が世間体を気にして口から出ている場合はあります。他には、不安だからお金を増やそうとして勉強会に来る人が、実は自分でお金を増やすより未来の配偶者に養われることが本望かもしれない場合もあります。私も自分の願望が、何が本心でどこからが本心でないのか、世間体など別の要素からきていないか、自分で自分を見極めたいです。改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 [ ロバート・キヨサキ ]楽天で購入
2020.07.26
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最近、高収入(年収が最低でもウン1000万円)の既婚や離婚の男性と知り合う機会がありました。みなさん、お金とビジネスの達人でバイタリティに溢れています。隣に座って一緒に食事していたのが不思議なくらい別世界の人でした。そういう男性は、正妻と別で彼女や愛人がいることが多いです。少なくとも、一緒に食事した彼らが全員そうでした。サラリーマンだと時間が足りなくて正妻と子のために時間を割くだけでいっぱいですが、自営業なら彼女や愛人と会う時間を比較的捻出しやすいのでしょう。ところが、彼らと接していて疑問が2点湧いてきました。その1:女性を何人も囲って面倒見るって精神的に大変ではないかお金持ちの男性は女性を複数囲うというのは、古今東西、昔も今もありがちな話です。確かに高収入なら、正妻と子を養うだけでなく愛人までも養うことは可能です。でも、複数の女の人を囲うのって精神的に大変ではないでしょうか。放っておいたら愛想をつかされるどころか復讐されかねません。正妻と愛人たちのみんなに気を遣うって、大変なはずです。そこまで自分のリソースを「他人」に割くのは、並大抵の行いではありません。女性を複数囲うことは世間から良い目で見られることはありませんが、一周回って、彼らの奉仕力と面倒見の良さに感心してしまいました。その2:いくら相手が美女だからって、なんでそこまでして女性を追い求めるのかどうして彼らはそんなに美女を口説いて自分の手元に置きたがるのでしょうか。綺麗な人って素敵だし、一緒にいるだけで元気になれます。でも、口説いたり養ってまで手に入れるのは別の話です。いくら美女だからって、なんで生きている生身の人間を複数人も囲って面倒見ようとするのか。どうしてそこまで「他人」を追いかけて捕まえ、自分のリソースを割けるのか。不思議で仕方がありません。お金持ちの男性って美女が本当に大好きなんだなあと思いました。ビジネスで成功する男性はバイタリティに溢れています。そしてバイタリティと性欲は紙一重です。成功者だからこそ、美女を求めて養う余裕と余力が溢れているのでしょう。男はお金が9割 一生お金に困らない、お金持ちの哲学 [ 里中李生 ]楽天で購入一流の男、二流の男必ず頭角を現す男の条件【電子書籍】[ 里中李生 ]楽天で購入
2019.12.23
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先週は下記のツイートが話題になりました。ミヤネ屋見てんだけど出産直後本当にキツいって女性陣が言ってるにも関わらず宮根「そんなわけないやんw」「そんなの日本昔ばなしやんwww」ふざけんなよ。出産自体命かけてんだよ。出産直後は全治8ヶ月の怪我と同じって言われてんだよ。胸糞悪い。#ミヤネ屋#宮根誠司— ⸜( ヘ▿タ )⸝ (@heta_san) 2019年5月9日私はミヤネ屋を観ていないので、ツイートからしか番組内容を垣間見ることができません。しかし宮根誠司本人よりも、発言があまり咎められない運営の空気感が気になりました。本気で彼を罰するなら、彼に何らかの懲戒を行ってそれを公表できるはずですから。世界ジェンダー・ギャップ報告書(Global Gender Gap Report)という世界経済フォーラム(WEF)による調査発表があります。ジェンダー・ギャップ指数(Gender Gap Index:GGI)で対象149カ国のジェンダー・ギャップをランク付けするものです。2018年版は2018年12月18日に発表されました。日本は2018年版では110位、だいたいいつもG7で最下位です。これに対し、自分の身近なところからは「日本の"男女平等"と世界の"男女平等"は違う」「夜中に女性が一人で歩いても安全なのに」「男女平等が必ずしも女性が幸せに生きられるとは限らない」「むしろ日本は"女性優遇"で"女尊男卑"だ。」などの声が聞こえてきます。そういう声って、もっと問題の深い部分に気づいていないように私には見えるのです。例えば、バイアグラの承認とピルの承認。バイアグラは半年で認可されたのにピルは34年かかったそうです。偉い人や議員さんに女性が少ないから、女性の悩みやニーズが反映されてこなかった結果でしょう。他には、中絶の方法。他の国では、中絶の方法として薬(薬で流産へ)か吸引(子宮の中身を吸い取る)が一般的だそうですが、日本はそう爬術(子宮の中身を引っ掻いて潰す)が取られる手段の9割くらいを占める。体への負担が前者2種類より大きいのです。つまり、日本は「産む性」の体が大事に扱われていないということ。偉い人にもっと女性や出産経験のある方の割合が増えれば女性にも"決定権"がもたらされ、「産む性」の悩みが反映され、「産む性」の体と命が尊重されるのではないでしょうか。このように、偉い人や権力者に女性が増えないと女性の体が雑に扱われるままです。有名番組の"顔"が母体を雑に扱う発言をした本人がそのままなのは、社会の現状を表していると受け取れます。国会議員に女性が少ないことに対して問題意識を持つ人がもっと増えてくれればいいのですが。
2019.05.12
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たまたま話す機会があった仲人さんが言っていたことが頭にこびりついています。「今の20代の女の子にはキャリアをある程度積んでから結婚をと考えているこがいたりするけど、結婚相手として女性は稼ぎは求められないんだよ。女性は若さが一番大事なの。妻子を養いたいって考えの男性だっているんだし」仲人業だからここまであけすけに言うのはわかるのですが。でももし結婚後に男性のモラハラ的本性が現れて虐待なんかされたら。女性の稼ぎが少なければ逃げづらいし、稼ぎが少ない上に子供がいればもうほとんど逃げられません。養われるのってある意味で怖くないですか?私が子供の頃、専業主婦やってた母はよく「習い事をやめたいだって?へえ。お金出してるお父さんに言えば?」と突き放したり、「私たちがご飯を食べられてこんな贅沢な家に住めるのはお父さんのおかげなのよ」と父を持ち上げていました。※家事労働は国が違えば外注が当たり前なので、全部やるお母さんは偉いはずなのですが。私たち姉妹に算数を先取りで教えていてつまり家庭教師役も自分でやっていたから、やはり偉いはずなのですが。それが私の成人後には、母は「お嫁さんになって養ってもらうのも生き方の一つなのよ」とたまに言うようになりました。娘が子供のときには「収入のある人が身分が高いのだ」と刷り込んできたのに、娘が年頃になったら「お嫁さんとして養われて生きるのもあり」と言い出すの、何だかとても可笑しいです。だって、弱い身分へ行けって言ってるのと同じじゃないですか。といっても私は障害者手帳を持つ身なので、お見合いで「商品として棚に並ぶ」のは難しいし障害者手帳を抜きにしても思考回路が恋愛弱者なので、自分だけの収入で生きる他はないのですが。母のジェンダー観が気になって仕方がないです。祖母や母など、バブル世代までの女性はこういう矛盾した教育を娘にみんなやってそうな気がします。お姫様とジェンダー アニメで学ぶ男と女のジェンダー学入門 (ちくま新書) [ 若桑みどり ]楽天で購入
2019.05.09
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近所で、乳児を抱いている私と年の近い女性を見かけました。どこかの誰かに見初められ妻・母になった見知らぬ女性と、どうにか障害者採用を掴み取ってやっと1年就労を継続できた自分。誰しも学生時代までは似たり寄ったりな人生を歩むけど、20代半ばでみんなの人生が徐々にばらけていくことを感じます。女性の人生はライフイベントに左右される振れ幅が男性より大きいです。それの大半は、自分ではなく他者がきっかけです。異性交際のきっかけの告白や結婚のためのプロポーズは男性から申し出るものだという相場です。その相場も昔よりは緩やかになりつつあるのでしょうが。そして、結婚・妊娠・出産で仕事を辞めるかペースを落とすなら、普通は女性です。産んだ子が障害児なら、療育のために母親がつきっきりにならざるを得ません。共稼ぎで障害のある幼児を育てられる環境はまだ少ないです。義実家で要介護者が出れば介護を担うのは嫁の役割です。「女の幸せ」とされる結婚・出産・育児は、どれも他者からもたらされるものです。世間は女性の「既婚」「子持ち」をステータスとして大いに認めますが、それらは他者(夫、子)からもたらされ、その他者(夫、子)に尽くし続ける人生を強要します。それらステータスは必ずしも自分の力で切り開いて得られるものではないし、仮にそれらを得たところで得たら自分に時間を使うことはほとんどできなくなる。今の自分の年齢があって「メスとしては決して若くはなく、とっくに肉体は成熟している」「発達障害診断済みの女性にはろくな縁談は来ないが、自分で結婚相手を探すほどコミュニケーション力が器用ではない」など思うところが多いです。というか子供の時から親戚からの結婚プレッシャーを感じて来たので、婚活に集中するなら若さを失う前の今しかありません。しかし他者に左右されすぎる人生も嫌だ。妻・母になるということは、自分の人生を自分でコントロールできなくなることですから。今年で25歳。もう十分いい歳です。親戚からのプレッシャーを消化するために動くなら、今です。そろそろ「安心できる縁談・相手でなくとも我慢して夫候補を探し親戚の期待に応える」「親戚からのプレッシャーに耐え続けて生涯未婚で食べていけるような能力を高める」のどちらかを選ぶ時期が来ています。人生の分かれ道です。
2019.02.24
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勤め先の会社の同じ課の人たちで外食ランチをしてきた時のことです。私を除いて全員既婚者で、既婚者のうち半分以上が子持ちです。交際相手がいるとは言え、私はたった一人の独身者。クリスマスが近いので「嫁に渡すクリスマスプレゼント」で話題が持ちきりでした。つまり、私以外の既婚者のうち半分以上は男性で夫ポジションなわけです。色々辛かった。このコミュニティは異性愛者であることが前提で、且つパートナーがいること前提ですから。今、私に交際相手がいるのは偶然の偶然みたいなものだし、その相手から告白され強く押されていなければ今でも「彼氏なし=年齢」のはず。LGBTやアセクシャル、独身のままがいい人、異性運がに恵まれず独身を歩む人には居心地が悪いし、交際相手がいること自体奇跡な私だって居心地悪かった。今の相手と破局したら一生パートナーと会わないんじゃないかってくらいなので。今の交際相手と結婚して一緒に暮らせたら嬉しいけど結婚そのものがしたいかというとちょっと違う。もともと中学くらいから「お金さえ困らなければ自分は生涯未婚の方が向いてるな」と感じていたくらいなので、結婚が人生で絶対通らないといけない門だとはかんがえられません。未婚当然時代 シングルたちの“絆”のゆくえ (ポプラ新書) [ にらさわあきこ ]価格:842円(税込、送料無料) (2018/12/21時点)楽天で購入
2018.12.21
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現在23歳のルーシー、医学的に妊娠・出産に適してそうな年頃です。尤も、私は自分の腹から自分の遺伝子を継ぐ子は生みたくないし(本記事では理由を省略)、孫コール孫プレッシャーなる攻撃は高校1年生の時から受けております。なぜ、孫が楽しみ攻撃はこんなにも苦しいのか。田舎出の保守的な我が家は、毎年GW・お盆・年末年始に親戚一同で集まります。高校1年の時のGWの時。真っ只中に居間で大伯母が皆いる中で微笑みながら言いました。「もうルーシーちゃん高校生か。早いのう。子供を生むまであっという間やでな」この時、胸がざわつく不快感を覚えました。でも、何で気持ち悪いのか。子孫繁栄そのものは普遍的な望みであるはずなのに。高校生が内心の不可解なものを言語化できるわけはなく、気持ち悪さだけが胸に残りました。ある日、テレビ番組で大家族の生活を追ったドキュメンタリー番組を父が観ていました。私も傍に座って観ていたら、父が「ルーシーちゃんも子供いっぱい生んでくれよ」ってニコニコ言うのです。うーんと気持ち悪くなり、ついつい「お父さん気持ち悪い!やめて!」と怒ってしまいました。父は不可解な顔でしたが。なぜ、孫コールはこんなにも苦しいのか。「女は愛でバカになる」(田嶋陽子著)にヒントがありました。【中古】 女は愛でバカになる 集英社be文庫/田嶋陽子(著者) 【中古】afb価格:129円(税込、送料別) (2018/5/1時点)(前略)こうして法律を見ても、女の子宮は国のモノであり、男たちのモノであり、道具であり、管理すべき対象だということがよく分かる。田嶋陽子(2003). 女は愛でバカになる. 集英社be文庫. p45. ll3-4親たちまで、自分たちで計画出産しようとしている共働きの若い夫婦に「早く孫の顔が見たい」などとプレッシャーをかけている。ヨメの子宮は自分の家のものだと思っている。田嶋陽子(2003). 女は愛でバカになる. 集英社be文庫. p.52, ll.2-3自分の子宮は、自分の体の一部。どう使うかは自分が決めていい。母になる以外の生き方で国や家族に恩返しできる。この本を読むとそういうことがわかります。孫攻撃が不快なわけは、自分の体なのに他者に使い方を口出しされることに対する潜在的な警戒心なのではないでしょうか。母は以前に「あなたの体はあなたのものじゃないの。家族、ご先祖様、命を繋いできた皆のものなの。だから、好き勝手に生きちゃダメ」と語っていたので、ドンピシャです。そうやって家族、親族、国に抑圧されてきた女性の矛先が無意識でより弱い自分の子供、特に女児へ向かう。虐待こそしないけれど言葉や態度や方針で女児を抑圧する。こじれた母娘関係が日本中に発生するわけです。どういうわけか、男児は母親の異性だからか、女児よりも母親のサンドバッグに終わるケースが少ない気がする。田嶋さんの著書では「愛という名の支配」が似た内容です。こちらの方がもっと歴史を絡めた深い語りになっている。愛という名の支配 [ 田嶋陽子 ]価格:2160円(税込、送料無料) (2018/5/1時点)
2018.05.01
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