その2?1/7にその2があったのは気のせいかな?ま、それは置いといて。

記事中にリンクを貼っていただきありがとうございます。リンクしていただいた記事は…辛口いやいや激辛かも。当時の感情も結構出ているかな~とも思っていたりします。

3/2の記事にこちらの記事のリンクを貼らせて頂きました。事後報告ですみません。

高校卒業直後にてんかんの診断確定した自分から見ると社会に出るまでに時間的余裕があるのに何にも準備していない(やり方がわからない?)親子をネット上で見ていると「なんと時間がもったいない」と思ったりするのですよ。まぁ、てんかんの状態にもよりますので一概には言えないのですが。このテーマは当ブログでも引き続き書いていきたいものの1つですね。 (2007年03月02日 22時59分17秒)

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2007年03月01日
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カテゴリ: てんかん


その1はルーちが静岡東病院…現在の静岡てんかん・神経医療センターを知った所、
その2はちょと脱線しててんかんセンターの紹介でした。
またまた、ちょっと不連続に患者と家族の関係の事にいってみま~す。

…3月は卒業式。そして4月は入学式です。これから入学・入園というてんかんのお子さんを持つ親御さん、わくわくと一緒にドキドキもしていらっしゃるでしょうね。
引きつけ・痙攣型や団体さんで発作がきてなかなか止まってくれないタイプの発作は、
多分、親御さんの方がつらいものだとルーちは思います。
心配で胸が張り裂けそうになるだろうと思います。
早く発作が止まってくれるなら自分の命を削っても…そう思っても肩代わりできない辛さ…。
一刻も早く発作が止まって欲しい、脳波がきれいになって欲しいというあせり…。

でも、 てんかんナビ・12/22の日記 でしろのすけさんという方が辛口の記事を書いていらっしゃるように、親御さんがこれからやっていかねばならない事って結構あるんです。

まず、子供が理解できる範囲でてんかん患者の 自覚 を持たせにゃならんし、それが
子供にとって自己差別や、自己評価の低下につながらないようなフォローもいるでしょう。
服薬がなぜ大切かという認識も。 薬の自己管理 の躾も。
それと救急車を呼ばれてしまう場合に供えて、飲んでいる薬の一覧は持たせてね。

今のいじめ蔓延の時代の中にあって、子供が先生やお友達に聞かれた時に明るく、
さらっとこうこうこうなんだよ、と 説明できる ような知識の共有も。
本当は『聞かれたら』では足りなくて、聞かれる前に、「自分がこうなったら発作だから、
その時は悪いけど頼むね」とか、発作中に見ておいて欲しい、発作型や継続時間の事も、
頼めなければ、担当医への報告はただ、「発作があった」だけになってしまいますから。

お友達にいろいろしてもらった後で、必ず 「ありがとう」 と言える躾も。何が危険で何が危険ではないのかを、子供さんと 一緒にじっくり考える事 も。

発作が頻繁な子は保護帽の話も出るでしょう。
自転車はこの頃ヘルメット着用が珍しくならなくなったので、良かったと思いますが、
それでも頻度や長さにもよりけりになりますよね。

通学路が長ければ友達と一緒に登下校する(その為にも友達にいろいろな事を分かっていてもらう必要が生じるわけです) 。
階段の上り下りは気を張って。なるべく手すり側を歩く…まともに落ちると他の子も
巻き添えにする羽目になったりするからです。できる事はしておかねばね。 (^-^)

思春期にもなれば、親とお風呂には入らなくもなります。その時、親御さんや兄弟は心配で心配で、抜き足、差し足で風呂の前まで様子を見に来る、頻繁に声をかけてしまう…
てんかん患者同士の会話から知った事ですが、これをものすごく嫌がっている患者さんは
たくさんいます。
そこでルーちが取った自衛手段を一つ。
風呂に入っている間は家族に聞こえるように歌を歌う。何でも好きな曲、音痴だっていい。
歌が聞こえている間は意識が普通にある。家族も安心、患者もうっとおしくない。
ルーちは洗髪中で苦しくっても歌い続けました。 ~(-o-)*:。°~
患者だって、「こうされるのが嫌だ」と言うなら、それなりの努力はしないとね

学校という社会の中で、てんかん患者として胸を張って生きる事を勉強する…これが実社会に出る為の訓練ともなるわけです。

ウチのダンさんの口癖…この人、入院中から子供病棟のお母さん達とウマがあってよく
話し相手になっていました。
「お母さん、親はふつう先に死ぬんですよ。その時子供は一人になるんです。」
静岡てんかんセンターに行く時にバスで会った知的障害児のお母さんも仰っていました。
「親は先に死にます。私が死んだ後もこの子が一人でやっていけるように、
私はこの子を躾けています。」

子供がてんかんを治療中状態でも自立できるように育てる。
障害の程度に従って自立の形も様々だとは思いますが、子供の能力を引き出してやる…
それは健常者の親と変わらない事だと思います。

早く治る事…それは希望として取っておき、長丁場になった時の事を想定して、子供さんの躾、 早めの職業選択の考察 など、 一緒に やってあげて下さい。

それと、親御さんもうまくストレスをぬいてくださいね。
           その明るい姿勢もお子さんへの教育になると思います。                        …てんかんもストレスは大敵だからね~ (^-^;A               






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最終更新日  2007年03月02日 23時35分51秒
コメント(15) | コメントを書く


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Re:てんかんがなぜ難しいか…その2(03/01)  
本当にその通り・・・子どもにどうやって告知して躾けていくか。難しいなぁ。
まだまだ経過観察なので告知はしていませんが、これからねぇ・・・でも、どうやって生きていくか?とか、前向きに明るくとか助け合うみたいな事は今からでもできるから。頑張ってやっていこうと思っています。
親が子どもにこうやって生きていくんだ~っていうのを見せていきたいです。 (2007年03月02日 09時25分46秒)

Rミルフィーユさんへ  
ルーち  さん
『告知』なんて言うと癌みたいに構えちゃうよ。風邪ほど短くはすまないけれど、例えば花粉症やアトピーを子供にどう伝えるかとか思うとわりと気が楽になるんでない?
「何でボクだけ病気なの」と言い出したら「ママだってずっと更年期障害という病気なんだぞ」って前倒しするとか。(笑)
とにかく躾は多分他の子よりきちっとできてないと、結構まだ「だからてんかん患者は~」なんて目にさらされかねないんだよね。
かと言って大人の言う事ばかり聞くいい子ちゃんでもストレスたまって困るから、存分に子供時代を遊ばせてあげないとね。

ミルフィーユさんの明るさ力強さはきっと背中から伝わっていくと思う。でも、やっぱりある時、てんかんならではの壁にぶち当たる時が来ると思うんだ。その時、そんな壁があると知っているのと知らないのでは結構、それまでにしておく事も、またぶち当たった時のショックも違うと思うんだよね。

ま、私達先の世代が幾分かでも壁を壊していかないと…。ホント、そう思います。 (2007年03月02日 10時11分06秒)

Re:てんかんがなぜ難しいか…その2(03/01)  
ありさ727  さん
子供が病気というのも辛いですね。
本当に健康ってありがたいなってつくづく思います。
主人は病気になって、人に優しくできるようになったと言います。感謝も覚えたと言います。
15歳からこの病気と闘っていますので。
(2007年03月02日 14時31分50秒)

ありさ727さんへ  
ルーち  さん
私は自分の発作の時は意識が無いので後の事しかわからない訳だけど、発作を起こした時の主人の親を見ていると胸が痛くなります。…こんな思いを私もさせてきたんだなって。
お義母さんはいまだに絶叫しますもの。

健康な人は健康な人でこうして家族の病気を悲しんだり、考えたり、いろいろやったり…本人とはまた別の辛さがありますよね。
老人介護でもそうだと思うのですが、介護する側の辛さを本当に周りが緩和したり助けたりしていかないと、潰れてしまうと思います。私も看護する側・される側両方やって、共倒れを一番恐れています。

ありささんもどうかご自分の体と心をいたわってやっていって下さいね。 (2007年03月02日 14時55分41秒)

コメント&リンク返し  
しろのすけ さん

訂正  
しろのすけ さん
その2は1/5でしたね。失礼しました。 (2007年03月02日 23時14分35秒)

しろのすけさんへ  
ルーち  さん
ありがとう~、早速記事書き直しておきました~。
アハハ、もう若ボケとも言えない年だ~。

ウチの親もそういう点、のんびりしていたな~。なんかあったら本人の責任で押し通しそうだし。父親はわりとこの話題を私と話すのは腫れ物に触るような感じだったし…親による差別の一種なんだけどね。

私もずいぶん『もったいない』時間を過ごしてしまったけれど、きっとその回り道も何かの役に立つだろうなんて思っている…だんだん親に似てきたかな?

あと、リンク有難う~。 (2007年03月02日 23時43分55秒)

Re:てんかんがなぜ難しいか…その3・親御さんへ(03/01)  
もみじ2090  さん
感謝です。もみじのために書いてくれた?と思うような内容でした。ネムネムなので明日もう一度じっくり読みます。 (2007年03月02日 23時45分02秒)

Re:てんかんがなぜ難しいか…その3・親御さんへ  
まい さん
ルーちさん、こんばんは
お久しぶりです。
てんかんはやっぱり難しいですよね。。
私も発病が、思春期だったんですよ。
だから、自分の病気を認めたくない、絶対認めない、そんな状態でした。
友達にも絶対話さなかったですし。
今の彼氏と5年半付き合っていますが、つい最近告白したばかりです。
発病から再発、10年目にして初めて真剣に向き合い、ブログを読ませていただいたり、本を読むようになりました。
ルーちさんのブログを知り私は変わることができました。
本当に感謝しています。
でも、てんかんは薬が本当に大切だと思います。
私は、だらしないくせに何故だか薬は欠かさず飲みました。
思春期のてんかんのお子さんには、中々難しいとは思いますが…
自覚をすること。
薬の飲み忘れをしないこと。
それだけは教えてあげてください。
これは私の経験です。
ルーちさん、個人的な質問なんですが、デパケンってホルモンバランス崩れますか? (2007年03月03日 01時56分24秒)

もみじ2090さんへ  
ルーち  さん
もみじさんを頭において書いた訳じゃないよ。
でも、ルーちの書いた物がお役に立てば嬉しいです。

結構細かい事っていろいろあるんだよね。その場になってみると分かるんだけど、やってみないと気が付かない、みたいな。倒れる時どちらへ回転するかが決まっていれば、階段で落ちづらい左右が決まるし。
失禁を伴う発作では普段からのトイレの躾けも出てくるし…。

何か「うう~む…」となっちゃう事があったら遠慮無く私書箱でも掲示板でも聞いてくださいな。 (2007年03月03日 02時34分13秒)

まいさんへ  
ルーち  さん
有難う、そういってくれて本当に嬉しいです。私もアホな時間を一杯過ごしてしまったので、その経験からちょっとでも若い世代には良いてんかん人生を送って欲しいと思ってるの。

…デパケンね~。ルーちはデパケンを飲む前からホルモンバランスガクッと崩れちゃったから分からないなぁ。それに、2005年の暮れから漢方薬がヒットして、デパケン飲んでるにもかかわらず、かなりホルモンバランスの崩れによる体調不良は改善されちゃったし…。婦人科で聞いてみるのが一番早いかもよ。 (2007年03月03日 02時43分55秒)

menzdietsuperです  
menzdietsuper  さん
書き込みありがとうございます^^
気付けばダメな人生なんて一つもないんです^^
あきらめたらダメになってしまいます。
でも血のにじむような努力が必要かといえば必要はありませんよ^^
てんかんに関しては私はあまり知識を持ち合わせていませんが、中学生のとき、同級生でいました。
ときどき発作が起きていましたが、普通に生活していました。京都へ修学旅行にいったときは班長だったわたしの班でいっしょでしたよ。楽しい思い出です。
また来て下さいね。
よろしくどうぞ^^ (2007年03月03日 02時54分15秒)

menzdietsuperさんへ  
ルーち  さん
そういうつもりで書いたのではないと分かってくださると思っていたのですが… ^^;
それと記事に関係のない書き込みであれば…あまりてんかんの事に興味は無さそうにお見受けしますので…掲示板の方へどうぞ。 (2007年03月03日 04時55分10秒)

Re:てんかんがなぜ難しいか…その3・親御さんへ(03/01)  
gakuazisai  さん
子供がてんかんを治療中状態でも自立できるように育てる。
障害の程度に従って自立の形も様々だとは思いますが、子供の能力を引き出してやる…
それは健常者の親と変わらない事だと思います。


手のかかる子どもだからこそ 必要だと思います。
自分で自分をコントロールする力がつくように親がバックアップすること・・・・でもそうやっていくことは 一言では言えない困難さがあるように思います。
薬の管理だけでも本当に大変そう・・・でもそういう親の辛い思いは そういうことを知らない他の人にはなかなあ見えてこない・・・・いろいろと勉強になりました。
(2007年03月03日 06時17分37秒)

gakuazisaiさんへ  
ルーち  さん
患者はね、「自分の苦しさを分かってくれない」って言いがちなんだ。でも患者だって親の苦しみなんてあんまり分かってるとも限らない。
まして他人はね…。普通に育って当たり前って思っている人もいるんだろうな…。親御さん、大変だよ。でもそれを乗り越えられた時の喜びはまた格別なんだろうな。

親も本人も孤立すると弱いよ…。
仲間がいる、似たようなものを背負って頑張っている人達がいる…その人達からいろいろな影響を与えられたり与えたりしながらやってかないと。
閉鎖空間で親子だけになるとどっちもつらいもんね。

ルーちもネットっていう窓が開いて良かった。 (2007年03月03日 07時22分36秒)

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