恐れ多くも愚民が申し上げます

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May 27, 2007
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…欲しいよ。(笑)

人智を超える力、欲しいものです。

言わずと知れた「ゼノギアス」のグラーフというキャラの台詞なんですがね。

ネタバレにならないように曖昧に書きますが、この作品においては、結局、話の根幹に関わってくる重要キャラクターは、皆、「自分(主人公)」という人格と一部ないし全部が重なってしまうような存在として描かれています。
最終的には世界そのもののような者たちと同化していくことで、在って無いような自己の同一性、自分という存在が、希薄に広がり雲散していく。
一方で、自分も、その他のものも、等号でつながれた者同士の輪へと収束していく。
壮大かつ、矮小なストーリーといえるのではないでしょうか。

「自分と戦い、愛し合い、殺し合う…壮絶な物語ね」


力を与えようと言うグラーフも、自分の外に在って、かつ、自分自身である、そのような存在なのです。
「真の力」は自分の中からしか湧いてこない…そういうことでしょうか。

同一人物ネタなら、わたしにはワイズマンのほうが印象的でした。
ワイズマンというキャラクターがいて、「旧友」の若い時の話を主人公に語って聞かせるのですが、話が進むと分かるとおり、ワイズマン自身が「旧友」その人なのです。
よく他人事のように自分のことを話せたものだと、非常に呆れ、感心しました。
演出なのでしょうか、同一人物だというのは後で付け加えた設定でしょうか?
不自然なくらい自然に「旧友」の話をしていました。
おもしろかったものです。

つまりこのゲームは、生命の根源のような存在である自分が自分と結婚して、自分を産んだりするお話なのです。
分かりやすくまとめたつもりのわたしもよく分かりません。
全然違うことを表現していたのかもしれません。


勝手に主人公を軍人と決めつけ話を聞いてくれないバルト王子など、とにかく面白い人がたくさん出てくるゲームだったと思います。





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最終更新日  May 28, 2007 12:48:05 AM
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