雨の日は音楽を

雨の日は音楽を

2023年01月21日
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カテゴリ: 何でもかんでも
 新テクノロジーへの適応と言えば、地図を眺めていると、ある場所の町外れに鉄道の駅があるのを発見する。商店街ができにくい立地だったりすると、寂れた町と寂れた駅ができてしまう。隣の駅は街の中を使って駅舎にしているらしく、繁華街みたいなものが形成されている。聞くならく、昔々に、鉄道建設計画が出た時に、町の中を鉄道が通ると町が寂れるぅ!と猛烈な反対運動が盛り上がった町は中心街からポツンと離れた駅になってしまい、両方とも寂れるといったこともあったらしい。まあ、蒸気機関というおどろおどろしい機械が轟音を立てて走るのだから恐怖感があったのだろうね。いまとなっては、惜しいことをしたぁ、でしょうか。新しいテクノロジーは敵視されることもありますね。
 オーディオ狂いの読者のためのオーディオ雑誌の評論は、CDが出現すると、CDの音を尖っているなどとこき下ろすオーディオ評論家が散見されたのは、当時を知る人には懐かしい思い出であろう。もちろんデジタルの音の再現性はレコード盤とは比べ物にならないので、レコード盤では再現できない高音まで綺麗にCDは出せたので、尖っているという表現は当たっていたかも知れない。再生帯域がデジタルとは比べ物にならないくらい狭いアナログのアンプの良さをしきりに強調する評論家や、レコードの音を良くすることに血道を上げているアマチュアなんかが、オーディオ雑誌に登場していた。オーディオの病が昂じて、友人から聞いたのだが、N響の演奏会に行って、終了後に「やったぁ。俺の家のステレオのN響のレコードの方が良い音がする!」と叫んだオーディオ狂いがいたようだ。ここまで来るとビョーキ。当時、胡散臭いやつらだなと筆者は次第に思い始めていた。ああいった、ハイアマチュアや評論家諸氏は、話の種・飯のタネが無くなることもあってデジタル機器に抵抗していたのでは?と筆者は思っている。
 何を隠そう筆者も一時オーディオ狂いをして、オルトフォンのピックアップとか、ターンテーブルはアルミの削り出しとか凝りに凝ったものだが、最終的には、同じレコードを3枚買って聴き比べなんぞやって、やっと愚かしいことをして来たことに気付き、オーディオ機器は売り払ってしまった。3枚の同じに聴こえなければならないはずのレコードがそれぞれ聞こえる楽器の音量が異なるし、ひどい箇所になると、特定の楽器の音が入っていなかったからだ。当時販売されていた同じレーベルのCDを購入したら、すべての音がクリアに聞こえて仰天し、その場で集めたレコードなどを売りに出かけた。持っている意味が無いので、CDに切り替えるためだ。
 明治政府が、当時はまだ珍しかった自動車を輸入して、明治帝をお乗せする前に実験をということで、皇居の周りを走らせて見たところ、馬に引かれずに走る車に驚いた老人が道の真ん中まで見物に出て来たので、運転手が驚いて、ハンドルを切って、皇居のお堀にボチャン!で、そんな危険な乗り物にお乗せするわけにはとなり、結果として明治帝は、お出かけの際には従来どおりに馬車のままとなったというハナシも伝わっている。余り新しいのも混乱の元かも。
 せっかく便利なキャッシュレスになったのに、筆者も依然として現金とクレカ−キャッシュレスの併用状態なのだ。今気がついたが、筆者は外出時に小銭入れを携行していない。数年間全くと言って良いほど硬貨は使っていない。万一キャッシュレスではない場所での買い物をする場合は、紙幣で払って釣り銭は直接ポケットへ。帰宅したら、「一時貯金箱」へ入れる。なぜ「一時」なのかと言うと、千円分貯まったら、八百屋などで現金払いの家内に紙幣への両替をしてもらうから、小銭入れは不要という訳なのだ。
筆者が一番困るのは、チップ制トイレに入った時なのだ。うーん、チップは出せないよね。トイレだと50円くらいだろうが、こうなるとチップが一番の問題だろう。〇〇ペイのQRコードをスキャンして、指定の硬貨を出せる自動販売機なんかも出現するかな?
 さてさて、キャッシュレス化もデジタル化もどうなることやら。一つだけはっきりしているのは、後戻りはできないということだろう。今までにこの方向で努力してきた投下資本が巨額すぎるからだ。まあ新奇なものは楽しいから、しばらく楽しませていただくよ。






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Last updated  2023年01月21日 15時05分38秒
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