2006年03月07日
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 3月7日

 先日、テキサス州の国際空港で、出発準備中の、某航空(B737-500型)の第2エンジンに、地上の整備士が巻き込まれ死亡する事故が起きたそうです。

 B737型のエンジンに地上の整備士が巻き込まれ死亡する事故は、以前にも起きているそうですが、その以前の事故の場合、夜間で激しい雨が降っていた上、整備士はフードの付いた服を着ていたそうです。まあ、これはうっかりと招いてしまった危険を見落としてしまう不幸な条件が重なった例といえるでしょうけど・・。

 小型機で、整備士の膝の高さから頭の上あたりに丁度エンジンの吸気口がある感じで確かに危ないとは思いますけど、同型機では他に整備士が巻き込まれ、片腕をなくしている事故が2件ほどあるそうです。


 今回の事故は、試運転中にオイル漏れを確認する為、胴体外側からエンジン吸気口の危険範囲内に整備士が侵入したもので、機内には114人の乗客と5人の乗員が搭乗していたそうです。事故は快晴の日中に起きたもので、パイロットはエンジン出力を70%にまで引き上げていたんだそうです。

 70%とは離陸出力とはいかないまでも、結構なパワーになります。たとえエンジンの正面にいなくても、ファンカウルの横辺りなら体がもっていかれそうになるかもしれませんね。

 事故に遭った整備士は、某航空が委託したの従業員で、業者は経験ある信頼できる整備士だったとしているそうです。国家運輸安全委員会(NTSB)は、整備士が適切な安全上の訓練を受けていたか、作業手順が適切だったか調査しているそうです。



 オイル漏れの確認のためにエンジンをまわすことはあります。でも、エンジンを止めてから細部の確認をするのが普通です。

 自社整備を投げ出して、安く仕事を請け負う子会社や下請整備会社に整備をさせるのがコストセーブの有効な方法とされていますが、では、安全に対しては有効といえるのでしょうかね?

 この不幸な事故が個人的ミスだけで生じたのか、訓練の不備などの構造的な問題が背後にあるのか、NTSBの調査結果の報告が待たれます。


 気をつけよう。





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最終更新日  2006年03月10日 00時49分00秒
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