2006年03月23日
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 3月23日

 この頃の国内の航空ニュースをネットでみていると、こりゃ、本当にそのうち飛行機が落ちるような気がしてきましたよ・・・・・・・・・。


 飛行機は機械ですから、一度被ったダメージをほっといて、悪くなることはあっても直ってくれるもんではありません。


 ダメージ → 本修理を前提の仮修理 → 本修理まで経過観察 → 交換または本修理 → 本来の設計上の耐空性の維持。

 これが某航空だと、

 ダメージ → 仮修理 → 忘れていて、1年9ヶ月放置 → 気がついて検査 → クラック発見(つまりダメージが仮修理の範囲を超えて成長していた)

 これは本当に恐ろしい事なんですよ。

 しかし、中古で買った飛行機を、日本に就航させる前にアジアの格安整備請負会社に出して整備したそうですけど、預かった飛行機に作業車をぶつけてダメージを作るなんて、そこの整備請負会社のスキルも低い。社名を聞いたら、やはり知るひとぞ知るT社だった。


 そうやって、安くあげて見た目ピカピカになった中古機を、大手を定年でやめたパイロットや整備士が、低い給料で面倒みていて、最初の数年はそれでも良かったかもしれない。でも、技術が伝承されるべき若い戦力はみな労働条件の低い契約社員で定着しない中、大手の胸を借りていた整備協力を得ることが難しくなって今更自社整備に力を入れるといっても、もうそうは簡単にはいかないだろう。



 果たして運賃が安いだけで喜んでいていいものなんですかね?


 大手も今、コストセーブのために自社整備を廃止しつつあります。T社と似たり寄ったりという評判のアジアの整備請負会社への整備委託はもう始まっているし、委託する機数は増やしていく計画だそうだ。


 アジアの労働環境はやはり悪いらしく、幾ら航空機整備専門の会社とは言っても、その人的構成の内容は、「ベテラン」は絶えず条件のよい会社に転職して流出していき、4分の1はいつも新人というありさまでは、ホントにそのスキルを信頼していいものなのかわからない。現に委託整備から帰ってきた飛行機が大なり小なりトラブルを抱えて帰ってきて、結局再整備が必要になる事だってあった。



 残念ながら、現状では、安売りがモットーの会社は、工夫はしていても、内容はそれなりであると言わざるをえません。

 しかし、ほとんどの会社がコストセーブに必死になっている今、その裏側でどのような事が進んでいるのかは、お客様が知るような、「表」に出てはこないでしょ。


 もういっぺん、何百人が死なないと、目覚めないのでしょうかね。

 その時には、もし整備ミスでの事故であれば、遺族をほったらかしにして航空会社と委託先の整備会社の責任のなすりあい、なんて見苦しい事になるかも知れませんね。


 まあ、この傾向は国内の航空会社だけに限った事ではありませんけどね。






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最終更新日  2006年03月25日 02時44分47秒
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