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http://nihonist.com/archives/337日本で石炭中心から石油中心の社会に転換してから,既に50年以上が過ぎようとしている。2度のオイルショックを経験したものの,根本的には石油依存から抜けきっていないのが現在の日本の社会である。廉価な石油の時代が終われば,自然エネルギー利用が進むのと同時に,社会全般で使われる機械動力の代替や効率化,省エネが図られることになる。今のところ,石油と同等クラスのEPR(Energy Profit Ratio)の代替品は存在しないのだから。エネルギー効率・速度の指標どの輸送手段がどの程度のエネルギー効率なのかをまとめてあるのが,この図である。 Karman-Gablielli縦軸は「積載量/出力」を表し,横軸は「速度」を表している。上にいくほど同じ重さのものを輸送するのに多くのエネルギーが必要なため効率が悪く,右に行くほど高速で輸送出来るということを示している。技術的な進歩は下方向(効率改善)右方向(速度改善)の二方向に向けて進んでいる。。この図中のKarman-Gablielli線が,船舶・自動車・鉄道・航空機などの輸送手段のエネルギー効率と速度の組み合わせの限界値,すなわち速度とエネルギー効率のトレードオフ直線を示している。(現在は技術開発により,この直線よりも輸送効率のよいものが誕生している。例えば,石油タンカーや鉄道などが。)今までの世の中では,この図における縦軸(エネルギー効率)をあまり意識する必要がなく,横軸(輸送速度)の方が重視されていたと言えるだろう。情報通信の速度は今や光の速度に到達しようとしているが,それに合わせるかのように,Fedexなど航空便も発達し,今や2~3日で海外に小包を届けることが出来る。今後の世界エネルギーが廉価な時代には,多少のエネルギー効率を犠牲にしても,高速化を行えば時間を節約することができ,経済的利潤を増やすことができた。しかし,エネルギーが高価になれば,エネルギー効率の優れたシステムの方が優位に立つ。速度をやや犠牲にしても,エネルギー効率が高い(安価な)輸送手段が選ばれる。車から鉄道へ,ジャンボジェットから船へといった乗り換えは,徐々に進んでいくだろう。と同時に,そもそも輸送量を減らすということが求められるようになるだろう。現在の日本は,食料・エネルギー・資源の多くを海外からの輸入に頼っている。これはある意味で,廉価なエネルギー時代のトレンドであるグローバル化に過適応した結果であるとも言える。今まで合理的だった選択は,条件が変わればまとめて不合理な選択となってしまう。日本においても,今後数十年の間に,多くのインフラを未来型のものへと転換する必要に差し迫られるだろう。No comments ?
2010/05/16
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このところ全世界的な寒冷化で、当地方も今週の最低気温は4℃でした。なんとなく薄ら寒いので、薪ストーブで炭を少しずつ焚いています。 3年前にも書き込みましたが、1782~1788の天明の大飢饉では当地方では甚大な被害が出ました。http://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/200706110000/45万人の人口のうち15万人が餓死又は病死したそうです。この記録は少々オーバーかも知れませんが、近くの和尚さんから、うちの近くにある工事現場から多量の人骨が出て、拝みに来てくれと依頼があった、とかいう話を聞きましたので、まんざらウソではないのでしょう。この飢饉の原因は某火山の噴火としていましたが、これが今噴火しているアイスランドのラキ火山と浅間山(去年噴火)だったのです。まあ、偶然だとは思います。。^^http://jyoudou.net/blog/2010/04/post-249.htmlヨーロッパでは火山灰で飛行機も飛べずたいへんなことになっているようですが、これは短期的な問題ではありません。火山灰は成層圏に達しているそうですから、今後数年にわたって影響が出るでしょう。心配な方は「秋月」に集い、行動を起こしましょう。危機が予想されているにかかわらず、行動しない者は、多量の屍になり、後年発掘されることになるということです。
2010/04/18
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国家が財政破綻すると、保険医療制度もほぼ同時に機能停止します。それは何時か?と言われても、占い師ではないので正確には答えられませんが、かなり近いというプレッシャーを感じます。国債の引き受け手がなくなるとか、石油製品の価格が高騰するとか、大多数の日本国民が、ああ。。こりゃだめだ、、と思った時がその時です。まあ、来年かもしれませんし、再来年かもしれない、そういう感じです。医療保険制度の破たんに対処するために、遠隔教育機関「秋月」の医療チームでは、「遠隔医療」の取り組みを始める予定にしています。「遠隔医療」とは最近はいろいろなところで取り上げられていますので、ご存じかと思いますが、インターネットを利用した様々な医療分野での取り組みです。http://ishindenshin.org/blog/2010/04/post-4.html誰でも病気になったときは、どうしてよいか分からず、とても不安になります。そんなときに相談できるドクターがいればどんなに心強いか。たとえばインターネットの「チャット」といわれる「テレビ会議システム」を利用すると遠く離れていてもドクターに気軽に相談できます。これから「石油減耗」の時代に入り、移動にお金がかかるようになります。石油の値段が高騰すると、まず現在の輸送インフラが壊滅してしまうでしょう。ネット環境さえあれば、リアルにドクターを訪ねなくてもそれが可能になります。しかし、今の医療のように5分で1人の患者を診るということはできませんので、おのずから助けられる患者数は限られてきます。もし、医療崩壊に備えたいなら、「秋月便り」を購読し、チャット「御蔵」にお越しいただき、新しい世界を作る仲間になっていただくことが重要です。助けられる人数に限界があるのなら、仲間を優先するのは人情だからです。次回は「遠隔医療」の具体例のご紹介予定です。
2010/04/11
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自然エネルギーとはどういうものか?ということに関心をいだき、片端から試して行く過程で、家の内外の温度差が気になるようになった。というのも、自然エネルギーというものは貴重なもので、やってみると入手は簡単ではないということはすぐに分かる。家の内外の温度差をどの程度までコントロールするのが、もっともエネルギー節約的なのか?ということを常に考えながら限られた資源を使うことが求められるのだ。そういうわけで、内外温度を記録できる温度計を持っているのだが、今年は近年になく寒いように思う。去年までの温暖化はどこに行ったのだろうか?九州で、しかも、もうすぐ4月だというのに0.5℃しかない。室内と室外の温度を同時に表示する温度計!マグネット付きだから冷蔵庫などにペタッと貼れる!ドリテック 室内室外温度計(ブルー)ドリテック/DRETEC 室内室外温度計 ブルー O-209BL [bn]今までの太陽活動の周期は11年だったのだが、今回は13年と伸びた。これは太陽活動がさらに低下する直前を意味しているという。https://aspara.asahi.com/blog/science/entry/S74pFzYAGC太陽活動が低下すると、小氷期が訪れる。太陽活動が著しく低下した1645年~1715年のマウンダー極小期はテムズ川やニューヨーク湾が凍結し、夏至になっても夏らしくない日々が続いたという記録が残っている。一般に寒冷化すると飢饉が頻発し、疫病が流行る。石油の減耗の時代を迎え、それは同時に水資源の枯渇、食料生産能力の低下を意味するが、http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/3011その上、寒冷化か?増え過ぎた人口は急激に崩壊せざるを得ないだろう。我々に残された時間は少ない。生き残りたいならば、「秋月便り」を購読し、御蔵にお越しいただき、どうすればよいのか真剣に考えよう。
2010/03/26
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医療崩壊という言葉もすっかり定着した感があるが、未だに崩壊していないよね。。と思われる向きもあるかもしれない。それは医療関係者の献身的な努力の成果であって、このままいつまでも続くものではない。この図は資源エネルギーの減耗とともに、サービスは(医療サービスも)低下する。当然ながら、それにつれて死亡者数も激増するということだ。この激動の時代はそこまで来ていて、10~20年後には現実のものとなろう。その時にはどうするか、うちの子供たちは「武家の習い」と言って、学問や音楽だけではない、武道、射撃、鉄馬の練習を幼い頃からしている。 いわゆる「弓馬の道」だ、生き残るため、多くの民を救うには、頑強な身体と技術があってこそできるということだ。4月から、「秋月便り」では「医療における革命」シリーズを掲載予定です。生き残りたい者は、「秋月便り」を購読し、来るべき激動の世に備えよう。
2010/03/26
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一昨日は「連山」読者の皆さんが独立型太陽光発電や水車、風車の見学にいらっしゃいました。僕たちはいつも大歓迎で、できれば1~2時間の見学ではなくて、本当は、じっくり泊まり込みで技術を習得してお帰りいただきたかったのです。「NPO法人自然エネルギー実践ネットワーク」の理事長も僕も、若い頃はこの世の仕組みになじめずに鬱になったり、ニートしたりしていました。まあ、それでもなんとか実践的な勉強は続けて、今にいたっているわけですので、若い皆様が後につづくのは道ができているだけに楽でしょう。拠点は当地だけではなく、島根にもあります。お金はなくても(最小限でも)勉強だけはできます。水車や風車を作るにはメーカーに就職するのも手ではありますが、そうでなければ、実際に作って失敗しながら経験を積み上げていくしかありません。はっきり言って、ネットで簡単に実践的な知識が得られる類のものではありません。金属の切断、溶接や旋盤加工くらいは当たり前にできないとお話になりませんし、電気工事のイロハくらいは知らないと手も足も出ません。僕もソーラーをやるのに高校生に混じって電気工事士の免許を取りに行きましたよ。実際は必要ありませんでしたが。これくらいできないと、生き残るのは厳しい。。どうです?やりませんか?
2010/03/16
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思ったより速い、「もったいない学会」によると、2005年頃にすでにピークを過ぎていて、現在の水準の石油生産量を維持できるのは2014年まで、2020年には急激に石油生産能力は下がり、2030年には今の約1/10、具体的には、1960年代(昭和30年代)、もしくはそれ以前にもどるということ。今後20年で50年前にもどるということです。急激です!しかも日本の人口は3000万人増え、食料はすでに石油製品です。・・さて、どうするか?新しい世界を作るには、仲間が必要です。仲間が欲しいと思う方は「佐賀イベント」にご参加ください。
2010/03/10
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いよいよ、来ましたね。気候変動。。北大西洋地域では大寒波、太平洋沿岸では大干ばつ、http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=40291&type=予想されるあまりにも悲惨な未来に戦慄?、それとも武者震い?備えたい人は「佐賀イベント」においでください。いざとなった時、助け合うのは友人知人、顔を見知った人が優先となるのは人情というものです。
2010/03/07
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http://www.theoildrum.com/node/6249?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+theoildrum+%28The+Oil+Drum%29&utm_content=Twitter石油の減耗は次の10年間に予想されているものよりも大幅に速い可能性が高い・・経済のニーズにこたえられず、経済がクラッシュすることも想定せざるを得ない。アメリカでは原子力利用に大きく舵を切ります。しかし、ウラン、トリウムときますが、永久には続きません。それらも減耗するからです。地震が多い日本でこれ以上原発ですか?もう、ロシアン・ルーレット状態でしょう?僕たちはもう備え始めています。http://never-say-die.net/2010/02/i.htmlhttp://never-say-die.net/2010/02/mabo400.html備えたい人は「佐賀イベント会場」でお会いしましょう!http://never-say-die.net/2010/02/post-158.html
2010/02/28
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