マカロン１号

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2011.11.27

何回電車

(2)

テーマ：軽度発達障害と向き合おう！(2970)

カテゴリ：カテゴリ未分類

今度

お兄ちゃんが某所で

職場研修を受けさせてもらえることになった。

ということで昨日、私と2人

その会社まで経路確認のために行き

帰りに

地下鉄の駅で

回数券を買うことにした。

研修は定期を買うほどの日数もなく

券売機にお金を入れて

買おうとしたのだけれど

どうも途中から操作がわからなくなる。

必要な金額が出るはずなのが

表示されないのだ。

いつも利用しているk鉄とは

回数券のシステムそのものが違うみたいなので

駅員さんに聞きに行った。

あせっていて2人同時に話しはじめたため

駅員さんが困った顔で

「どっちか1人にしてください。

と言ったので

お兄ちゃんに発言権を譲った

すると

お兄ちゃんは

「回数券は

なんかい…」

と言って言葉がつまってしまった。

お兄ちゃんはちょっと言葉につまるところがある

しばらく

待ってもらうと

また出てくるのだが

そのときの駅員さんが

すかさず

「ここは南海電車じゃありません」

と言ったため

お兄ちゃんはもう一度

最初から言いなおさなければならず

もう一度

「なんかい」と言うと

その駅員さんは

またも

「ここは南海電車じゃない!」

と主張。

話が前に進まない。

ここが南海電車でないことは

お兄ちゃんもよく知っていることはわかるのだが

しかし

彼が何を言おうとしているかまでは

私も把握できず

もう少し待ってくれたら

言葉が出てくるのだけれど

その駅員さんに

待ってくれというこちらの意見を

受け入れる余裕はなさそうに思えたので

私が代わって

回数券が券売機で買えないことを伝えているうちに

お兄ちゃんが復活し

「回数券は何回分の料金で何回乗れるのですか?」

と聞いた。

ああそういうことを言いたかったのか。

まあ

何とか

私の質問とお兄ちゃんの質問と

いろいろつなぎ合わせて

ようやく

回数券の内容と購入の仕方を

その駅員さんから

聞くことができた。

私も

お兄ちゃんも

多分その駅員さんも

多分同じようなタイプなんだと思う。

こういう人たちにとって

話し言葉での

コミュニケーションって

案外難解なのである。

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