KINTYRE’S   DIARY~旧館

KINTYRE’S DIARY~旧館

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

kintyre

kintyre

Favorite Blog

☆乃木坂46♪賀喜遥香… New! ruzeru125さん

Across The Universe… New! ken_wettonさん

【全国高校野球選手… New! 諸Qさん

体調不良改善、サー… New! まちおこしおーさん

■北海道・オホーツク… New! natsumi_s_58さん

Comments

人間辛抱 @ Re:仕事納め(12/29) どうもお久しぶりです。 新型コロナウイル…
背番号のないエース0829 @ ヒトラー 映画〈ジョジョ・ラビット〉に上記の内容…
collins1313 @ Re:私の好きな曲7、バグルスの「ラジオスターの悲劇」(06/05) 初めまして! 青春時代に聴いてまた最近ハ…
kintyre @ Re:映画『アメイジング・グレイス』を観て(03/27) >kaoritalyさん、こんばんは この映画…
2004.03.25
XML
カテゴリ: ヨーロッパ映画
普段はハリウッド系の話題作を中心に観る傾向が私ですが、昨日と今日観た映画は二本のスペインの女性をテーマにした作品。その二本は両方共に偶然に同じ監督の作品だ。
ここの所ハリウッド系の作品や大作を一通り観てきたので、とりあえず直ぐ観たい作品が無いのでヨーロッパの単館系のを観ている。『アドルフの画集』『幸せになるためのイタリア語講座』『パリ、ルーヴル美術館の秘密』等を今年になってから鑑賞した。

【カルメン】
この映画と言うよりはビゼーのオペラの方が有名であろう。私は舞台や過去の作品は観ていないので全く先入観無しにこの映画を一本の作品として鑑賞した。
カルメンは元々フランスの作家メリメが発表したもので、スペイン人が書いた作品ではない。過去に映画化されたものや舞台で演じられてきたのは、スペイン人以外が作品化してきた。今回はスペイン映画界で最も成功している監督の一人であるヴィセンテ・アランダが監督をし脚本も書いている。
【ストーリー】
既にこの話を書物や舞台でご存知の方も多いであろうが私は知らない。
映画では主人公のジプシー女のカルメンと、カルメンに思いを寄せて自分だけのものにしたかったホセとの間の話だ。物語はそのホセが死刑を待つ独房の中で、数週間前にスペインを旅していたフランス人作家プロスペルと出会いその彼にカルメンとの思い出を語るスタイルだ。
タバコ工場の女工とそこを警備する軍曹として二人は出会った。彼女は同僚をナイフで傷つけてその彼女を監獄へ連行する兵隊の一人だったプロスペロだが、彼女に言いくるめられて逃亡を幇助した。ここからこの二人に関係は始まるが、その後プロスペロはカルメンの体を通して『男』になった。
それからはカルメンのことが忘れられない彼は、数々のトラブルを乗り越えて彼女を何とか自分だけの女にしようと詰め寄る。しかし自由奔放に生きてきて何よりも『束縛』を嫌うカルメンは、そんな彼の気持ちには応えずに次々と男を渡り歩く。

【感想】
何よりも一人の男の所有物になる事を嫌う生き方を選んだ。
映画内でも盛んに『災いを招く女』と紹介されるが、そう分かっていても何故か惹かれるのが彼女の魔性だろうか?。
余談だが映画ではカルメンを演じるパス・ヴェガの裸体が何度も出てくるが、その均整の取れた裸体は見事である。更にアンダルシア地方でロケされた映像や、衣装の華やかさもこの映画の魅力である事を付け加えておく。

【女王フアナ】
この映画もカルメンと同じヴィセンテ・アランダが監督をし脚本も担当している。この作品は実在の女王を題材にした映画であり、その舞台は15世紀末期から16世紀前半である。
【ストーリー】
スペインの王女として16歳でハプスブルク家に嫁いだフアナの実話を映画化した。夫となるフェリペを人目みて見も心も捧げた彼女は、フェリペととの間に二男四女をもうけた。
しかし夫であるフェリペは浮気を繰り返し、遂に彼女に現場を見られてしまう。これを期に彼女はますます夫を独占しようとするが夫はそれに応えてくれない。そうしているうちに精神的にまいってしまう彼女は、実家であるスペイン王家の後継者に収まる。夫のフェリペも王への野心を密かに抱く。
スペインに来ても一向に収まらない浮気に、遂に彼女は女王ながら『狂女』として追放されかかる。
かろうじて女王の座を守ったが夫は健康を害し28歳でなくなってしまう。夫の亡骸をグラナダへ埋葬に向かう途中で、遂に彼女は城に幽閉されてその後46年の長い間を過ごし亡くなった。
ストーリーはそんな彼女が亡くなる前に、過去を思い出すかのように回想しながら展開するパターンだ。

カルメンとは同じ監督で、一人の人物が死の前に回想しながら語るという内容は共通している。
更に双方共に一人の女性の生き方を題材にするが、その男への愛情表現は全く対照的である。又、身分も方やジプシーの娼婦でもう片方は実在の女王だ。前者は女という『性(セックス)』を武器に男を虜にして、飽きたら次の男を捜す。後者はひたすら夫を愛し、子供を次ぎ次と生むことで『女』をアピールする。しかし後者は夫は自分だけの者であり他の女と関わる事は一切許さない意思を持つ。前者は相手の男がカルメンに執着して他の男と関わる事を許さない。
この辺の男女間の心理的な描写には、ラテン系民族の特徴である情熱性が前面に出ている。
映画内では当時の風俗や生活風景も見事に描かれていると思うし、衣装やスペインの風景も美しい。自分も実際にこれらのロケ地を観光で訪れた事があるだけに、画面に魅入られた。
音楽との融合も見事であったと最後に付け加えておく。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.06.13 22:27:53
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: