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2005.01.09
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カテゴリ: アメリカ映画
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【この映画について】
この映画はアカデミー俳優のデンゼル・ワシントンと、天才子役の名声を独り占めにしている10歳の少女ダコタ・ファニングが共演した話題作だ。ワシントンは16年間米軍で暗殺部隊にいた経験を持つ、ジョン・クリーシーを演じる。一方のファニングは、米国人の母とメキシコ人の父との間に生まれた少女ピタ役だ。
クリーシーは自分の過去を断ち切れないまま、酒で寂しさを紛らわせる日々。そんなクリーシーと少女の間に共通する物は何か?無愛想なクリーシーとピタとの世代を超えた、心の交流も見て欲しい。
【ストーリー(ネタバレなし)】
メキシコシティは世界でも二番目に多く誘拐が多発する危険な都市だ。富豪らはポケットマネーでボディーガードを雇う。誘拐保険なるものまであるこの国では、保険の対象になるにはボディーガードを雇う。
クリーシーは旧知の仲である、メキシコ国境の街エル・パソにレイバーン(クリストファー・ウォーケン)の元を訪ねた時に、メキシコでのボディーガードの話を持ちかけられる。
経験豊富なクリーシーの腕と、スペイン語が出来るのも決め手だった。早速、クリーシーはラモス家の邸宅を訪ねて面接を受ける。米国人妻のリサは同国人のよしみで雇い入れる。任務は住み込みながら、10歳の一人娘のピタを無事に学校まで送り届けること。
ピタは車内でクリーシーを質問攻めにして閉口させるが、家族がいない彼はピタの質問攻めをピシャリと封じる。ピタの家族は父方の祖父が残した借金と大邸宅とともに住んでいて、その金は誘拐犯の的になる。
不在がちな両親に代わり、ピタとクリーシーは徐々に心を開くようになる。すっかり笑顔を忘れていたクリーシーも。ピタの飾り気のない無邪気さに惹かれていく。彼の心の中が穏やかになってきたのは、ピタの影響からだった。
そんなある日ピタをピアノ教室に連れて行ったクリーシー。待っている間に彼は周囲の不穏な様子を嗅ぎ取った。そしてピタが教室を終えて出てきたところに、いきなり警官とその一味が襲い掛かってきた。ピタに走って逃げる様に怒鳴るクリーシーは必死に防戦して、発砲してきた警察官2人を射殺するが、クリーシーも被弾した。ピタはクリーシーの援護も虚しく誘拐されてしまう。
犯人側と直接交渉をしたがる弁護士のカルフス(ミッキー・ローク)の行動に不信感を持った警察は、逆探知を備えて準備した。身代金を用意して待ち合わせ場所に行った父だが、待ち合わせ場所でアクシデントが発生して犯人の一味が殺される。これに激怒した犯人側のトップはピタの殺害を予告する。

だが犯人グループは仕事が分担されていて容易にトップには近づけない。そんなクリーシーに女性新聞記者のゲレロは捜索の手助けをする。その裏には誘拐事件のスクープ狙いもあった。クリーシーは一つ一つ怪しい人物に目星を付ける。彼はピタを誘拐した一味は、例え女であろうと容赦しない。激しい拷問でピタの居場所を何とか突き止めようとする。
そして彼の捜査で徐々にだがピタ誘拐事件の真相が判明したきた。その真相とはあまりにも恐ろしいシナリオだったが、肝心の犯人側のトップはいまだ不明のまま。
そしてついに彼の地道な捜査でピタの居場所が判明した。ピタは生きていたのだ。クリーシーは犯人側との交渉でピタを取り戻す寸前まで来た。そしてついにピタの身柄が母親の元へと帰ってくる。
しかしその為には、あることが条件となる。その条件とはピタにとってもあまりにも過酷で悲しい代償だった。果してピタの身の安全の代償とは?そこは映画館か今後発売されるDVDで確認して下さい。
映画館での公開も間もなく終わりそうなので、今の内に観てください。
【鑑賞後の感想】
この映画の魅力は何と言ってもデンゼル・ワシントンとダコタ・ファニングの共演だ。特に、ファニングは「アイ・アム・サム」で見せた演技は見事だった。そしてその後に出演した「コール」では、喘息病の少女でここでも誘拐される役だった。
10歳とは思えないその卓越した演技力は、早くも一流演技派女優と言っても過言ではない。過去にも多くの天才子役は存在した。だが成長と共に大人の世界に埋没して、その輝きは失われていく。だがファニングはすでにどんなベテラン女優にも負けない演技力を兼ね備えている。その自然で表現力豊かな表情は素晴らしい。アイ・アム・サムでは障害者の父との生活、コールでは喘息病の役と子供にしては難しい役だが彼女は充分に演じている。
共演者もショーン・ペン、シャーリーズ・セロン、デンゼル・ワシントンと何れもビッグネームの俳優ばかりだ。今後も彼女の出演作は話題作が続くそうだが楽しみだ。これからは少女から女へどういう風に変身するのかも注目だ。
一方のデンゼル・ワシントンも、寡黙な男が一人の少女との交流を通して生きる力をもらう様子を上手く演じていた。
【自己採点】(10点満点)
8.8点。 ダコタちゃんがデンゼル・ワシントンと堂々と渡り合っているだけでも素晴らしい。ラストは寂しかったけどね。





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Last updated  2005.08.27 12:38:07
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