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2005.04.29
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カテゴリ: アメリカ映画
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【この映画について】
この映画が注目される点は、俳優や監督ではなくて作品のプロデューサーが「パイレーツ・オブ・カリビアン」をも担当したジェリー・ブラッカイマーであることだ。今やハリウッドでも屈指のヒットメイカーの彼は、昨年は「ヴェロニカ・ゲリン」で社会派女性記者を取り上げたがはっきり言って彼のよさが出ていたとは言えない。
今回の配役では主演の歴史学者ベン・ゲイツにニコラス・ケイジ、国立公文書館に勤務する美人博士アビゲイル・チェイスに「トロイ」で美人王妃役が注目されたドイツ出身のダイアン・クルーガー。ベンと共に秘宝を追いながらも後に裏切るイアンには、「ロード・オブ・ザ・リング」でのボロミヤ役のショーン・ビーン演じるイアン・ハウはベンを執拗に追う。そのベンの父親パトリックには、今やハリウッド一の美人女優との誉れも高いアンジェリーナ・ジョリーの実父ジョン・ボイトもいい味を出している。
【ストーリー(ネタバレなし)】
歴史学者のベン・ゲイツは幼少の頃に、祖父からゲイツ家に伝わる秘宝探索の話を聞かされていた。ベンの祖父のそのまた祖父の祖父がアメリカ独立の頃の秘宝差が探しについて知っていることがあるそうだ。だがベンの父のパトリックは秘宝探しを断念し、息子には堅実な仕事に就く事を希望していた。
だがどうしても秘宝探しの夢を諦めきれないベンは仲間を募集した。募集した仲間は資金提供とともに秘宝ハンターでもあるイアンとその仲間達、PCに精通するライリーらと共にまずは秘宝を捜すキーになる沈没船シャーロット号を引き上げるために北極海へと向かった。
一行が捜す秘宝とは、紀元前のエジプトから始まり中世に伝わる黄金や高価な埋葬品の数々で、それらを秘匿していたテンプル騎士団がやがて米国に渡り秘密結社フリーメイソンの手に渡ったと伝えられている。その鍵を握る秘密の一端をゲイツ家の祖先が引き継いだが、それは謎の暗号のような一言だけで実際は何も分かっていないに等しかった。
シャーロット号の引き上げと謎の解明を当てたベンだったが、その為には米国の魂とも言うべき「独立宣言書」を入手するしかなかった。その事実を知って尻込みするベンに、イアンは真っ向から反対しその場でベンを抹殺しようとし仲間割れを起こす。ほうほうの体で北極をライリーと後にし米国へと戻った二人は、早速裏切ったイアンら一味が独立宣言書を盗もうとしているとFBIと国立公文書館を訪れたがまともに扱ってくれなかった。
ここから先はベンとライリーが、何とかイアンら一味の一歩先を行こうと懸命に行動する。国立公文書館では正攻法で担当の美人博士のチェイスに計画の内容を話す。だがチェイスは秘宝ハンターなる二人の奇想天外な話を聞いても、宣言書には何も暗号らしきものは書かれていないと取り付く島も無かった。ベンとライリーは公文書館の開館70周年記念イベントに潜り込み、そこで宣言書を堂々と盗むことをライリーと計画する。ライリーは得意のPCを生かして、館内の警備システムを全て切ってしまうことに決めた。だが実行の当日になって何とか警備員に成りすましてパーティー会場に潜入したベンはチェイスと会う。だがその一方でイアンらもこの宣言書を奪取すべく、強引なやり方で潜入する。そして館内でベンと出会い激しい銃撃戦を掻い潜って、何とかベンは宣言書を盗むことに成功する。しかし疑いをもったチェイスに追いかけられる。そこにイアンら一味もやってきて何とチェイスはイアンらに拉致される。ベンは何とかチェイスを自分等に加えたが、チェイスは宣言書が奪取されたことに衝撃を受ける。
ベンは父の家に合流し追って来るFBIから逃れる為に車を乗り換える。ここからはイアンらとFBIに追いかけられるシーンが延々と続く。そしてフィラデルフィアに移動して、一つずつ解いてきたキーワードの解明に精を出す。だがここでもイアンらは追ってきて、遂に大事な宣言書はイアンらの手に落ちてベンもFBIに身柄を拘束された。

そして数々のキーワードをその都度解いてきたベンに、父は今まで黙っていたが知恵を授けた。果たしてベンとライリーとチェイスと父は秘宝に辿り着けたのだろうか?ここから先は映画館でどうぞ。
【鑑賞後の感想】
この映画はジェリー・ブラッカイマーが「パイレーツ・オブ・カリビアン」以来の、秘宝探検映画として期待していた。主演のニコラス・ケイジのどこか庶民的な性格と、時代が現代の都会を舞台にしている点がこの映画の大きな特徴だろう。普通秘宝探検映画と言えば、ジャングルや古代遺跡が必ず出てくる。例えばインディ・ジョーンズだってそうだった。
今回の映画で珍しかったのは、舞台が独立当時の米国に設定したこと。謎解きには実在の1ドル紙幣、100ドル紙幣、独立宣言書、独立宣言の鐘、ニューヨーク最古の教会などさながら米国独立戦跡めぐりの様相だ。これを観ていると観光旅行に言ったかのような錯覚に陥る。
配役も中々上手い。ニコラス・ケイジは決してインディ・ジョーンズの様なヒーローでもない。同行の仲間もライリーはPCが得意なのは現代的だ。思わず仲間に加わったチェイス役のダイアン・クルーガーが本当に美人だ。イアンは何故かベンが行く先々に現れて漁夫の利を得ようとする。従来の秘宝ハンティング映画とは一味違ったタイプだ。
最後に映画の展開は、最初からこれでもかこれでもかとキーワードが出てくる。その都度、これで秘宝に到達かと思ってはまた次のキーワードが出てくる。この繰り返しが最後の最後まで続き、観客を釘付けにする。そして最後には、教会の地下にこんな凄い仕掛けがあるのかと、再度驚かされた。こうした仕掛けの連続はジェリー・ブラッカイマーの上手さであり、大人も子供も楽しめる映画だった。






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Last updated  2007.01.03 17:28:56
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