love&peace♪マチオの脱力生活日記!

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2005/02/26
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 この日は、市の福祉課主催の“雪ん子ツアー”のボランティア初日。長崎県にある社会福祉法人、八幡会の運営する知的障害者更正施設・授産施設その他の利用者の方々に、雪国ならではの体験を提供しようと始められた試みだ。毎年行われているようで、今年で16回目なのだそうだ。昼1時頃、会場である須原地区の民宿 小西屋 に到着。他の参加者・ボランティアの人たちを待った。到着後しばらくして、この日だけボランティア参加の高校3年生、Oさんという方と会い、少し話をした。福祉関係の仕事に就職することが決まっているのだとのこと。勤め先の施設は決まっていないが、老人福祉施設に勤めることになるのだそうだ。可能性と自分自身への期待と不安を胸に秘めているであろう若い方とお話しするのはとても楽しい。お年寄りの心と体のケアに携わるにふさわしい、落ち着いた雰囲気が印象的だった。

 1時半近くに、参加者の方たちが到着した。参加者はいただいた資料によると、社会福祉法人「八幡会」園生・寮生・職員・父兄の方たちが約30名。地元はもとより長岡市、川口町、遠くは東京から参加のボランティアの方たちが約45名だそうだ。長旅を終え荷物を部屋に運び終え、ロビーに休憩しに来た参加者の方にお話を伺った。前日に東京へ飛行機で来、一泊した後新幹線で新潟県(浦佐)まで、そこからバスで来たのだそうだ。東京ではフジTVの見学をしてきたとか、東京タワーに行ってきた話しを楽しそうにしてくれた。

 1時半が近づくにつれ、他のボランティアの方たちも集まってきた。1時半から前日のイベントである雪遊び(スキー・そり体験その他)の会場である交流センターに行くため、参加者・ボランティアが民宿の玄関前に集まった。スキー場近くの交流センターまでは歩いていった。長旅の疲れをものともせずに、参加者の方たちはめったにじかに見ることのできない雪景色に驚き、また楽しんでいる様子だった。

 魚沼市長他の人たちによる挨拶が繰り返される、少し退屈なオープニング・セレモニーの後、各参加者の方にマン・ツー・マンでボランティアがパートナーとして付き添い、スキーやソリの体験の時間が持たれた。オレはSさんという若い参加者の方とペアを組み、Sさんのスキー初体験をサポートすることになった。
 Sさんスキーは生まれて初めてのものだから、スキー靴を履くことから教えなければならない。スキー靴を履いてもらってから、まずは平らなところでスキー板の滑る感覚を味わってもらった。スキー体験に使われたのは、地元の中学のクロス・カントリー・スキー部の生徒さんが使うコースのいち部、ごくごく緩い傾斜の斜面。最初スキーを履いて昇ってもらっていたのだが、今日初めてスキーを履いた彼にとっては、緩やかな斜面でも昇るのはひと苦労。他の参加者の方と同様に、オレがスキーを担いで坂の上の方に向かった。
 まずは転び方を教えねばなるまいと思い、『転ぶ時は後ろに倒れてくださいね』と声をかけた。怪我の無いように楽しんでもらうことがいち番だからね。若くて体格の良いSさんは、運動神経もいいらしく、転んでも臆することなく次の滑りにチャレンジしていた。ひとりで起き上がれないのはしようがないよね。初めてなんだもん。そういうところにも配慮してのペア組みが行われたんだと思う。こちらも体力をたっぷり使った1時間だった。
 転び転び、3階ほど滑るうちにだんだんと上手になっていくSさん。3回目に滑り終えたときに、甘酒が振る舞われ、スキーの時間はそこで終わった。甘酒、あの独特の味が苦手なのでオレはもらわなかったが、Sさんはおいしそうに飲んでいた。運動のあとだけに、のどが渇いてもいたのだろう。

 その後は、全員でプラスティックのソリを使って遊んだ。雪の斜面をソリで滑り降りるこの遊びは、雪国なら誰でもが子供のころ親しんだものだが、1年に1回雪が降るか降らないかという長崎の方たちには、とても新鮮に感じるのだろう。そこここでうれしい嬌声があがっていた。



 17時半から、16周年歓迎パーテーが催された。お定まりのいくつかの挨拶の後、用意されたご馳走をいただきながら参加者とボランティアとの交流会。翌日には4つのチームによる、雪上二人三脚やムカデ競争などの競技が予定されており、雪遊びの会場でチーム分けが発表された。その4チームに分かれて、チーム名を決めることに。オレが振り分けられた3班のチーム名は、“ちゃんぽんず”に決まった。いや、長崎だからね…。それに、“チャンピオン”にも通じるじゃない?

 各チームのチーム名が決まったあと、それぞれのチームが前に出てチーム名の披露と、PRの時間が持たれた。その際、全員で歌を歌うことが義務付けられ、“ちゃんぽんず”は坂本九さんの“上を向いて歩こう”を皆で歌った。4班が歌ったのは“マツケンサンバ”。これは盛り上がった。

 豪勢な食事をロハで食べ(ボランティアの会費は主催者持ち)、歌とお喋りの時間。参加者とボランティアの方と多いに飲み(ウーロン茶)食い、おしゃべりする時間はとても楽しかった。

 宴会がお開きになった後、小西屋の中庭でキャンドル・サービスの時間が持たれた。雪を掘って作った雪洞(ぼんぼり)に、火のついたろうそくを入れたグラスを置いて眺めるというもの。これには、古くは阪神淡路震災から、昨年の中越震災・スマトラ沖地震とつなみの犠牲者の魂を慰めるという意味も込められていたようだ。参加者ひとりひとりが、ろうそくの入ったグラスを受け取り、めいめいに雪洞に置いていった。


キャンドル・サービス



雪洞1

雪洞の様子。フラッシュを焚かずに撮った方が良かったね。




 降りしきる雪の中、煌々と灯るろうそくの明りはやはり綺麗だった。セレモニーの後で、参加者は皆寒さに追われるように宿に入り、ツアー参加者の方たちはそれぞれの部屋に戻った。オレは他のボランティアの方たちとUNOをして過ごした。2回やって、2回とも2位に。9時過ぎに迎えに来た弟の車に乗って家に帰った。翌日の2日目の参加をとても楽しみに思えた。





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Last updated  2005/02/28 11:25:34 PM
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