マックの文弊録

マックの文弊録

2005.06.02
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カテゴリ: B~C級グルメ
「夢見るペチャ」さんのブログにアスパラの話が載っていたので、自称アスパラの権威としては一言。

春になってアスパラガスを喜ぶのは普通ドイツ人だと思われていますが、実はドイツ人と同じくらい喜んで春のアスパラを食べるのはベルギー人です。ベルギーに赴任していた某メーカーの友人が、そう教えてくれました。

但し、このアスパラは、緑のものではなく、ホワイトアスパラガスなのですね。
中部~北ヨーロッパの冬は暗ぁーく、長ぁーいのです。この時期訪れたり滞在したりしたことがある人は皆ご存知でしょう。
午後三時を過ぎるともうあたりは夕闇に閉ざされ、街灯が灯るのです。しかも殆ど毎日どんよりした雲が垂れ込めるようなお天気が続きます。

だから、やっと春になって出てくるアスパラガスは、彼らにとってウキウキするほど嬉しい野菜なのでしょう。

ホワイトアスパラガスは、地上に出てきたアスパラガスに土をかけ、陽が当たらないようにして作ります。要するに美白栽培ですね。
レモンを絞ったお湯で茹でて、茹で上がりをそのまま塩やバターで食べても美味しいし、ベーコンとソテーしても美味しい。

「夢見るペチャ」さんがお書きのように、アスパラガスはにょきにょきとものすごいスピードで伸びて行きます。筍と較べても堂々たる成長率です。


アスパラの成長点は穂先にありますから、横に寝かせておくと穂先だけが天に向かって立ち上がってきます。本来すっと伸びた姿が美しいアスパラが、曲がってしまうことになります。だから、料理するまで暫く置いておくなら、コップなどに立てて真っ直ぐにしておきましょう。
いずれにしても、長く置いておくと、成長にエネルギー(つまり栄養や旨み)が使われてしまいます。アスパラは本当に採り立てこそが美味しいのです。

グリーンアスパラを茹でる時には、ホワイトアスパラの時とは異なり、お湯にサラダオイルを少し入れるのがコツです。こうすると茹で湯に栄養が溶け出すのを防げます。

アスパラは根元の方の皮が固いというので、皮を削いだりする人がいますが、新鮮なアスパラで、茹で方をちゃんとすれば皮を削ぐ必要などありません。

美味しい茹で方は;
まず、根元から2センチほどは、やはりどうしても固いので切り落とします。
油を入れた多量のお湯(海水程度のしょっぱさになるよう塩を入れると、美味しく且つ鮮やかな緑に茹で上がります)を充分に沸騰させます。

両手で束ねて揃えたアスパラを持ち、根元の5センチほどだけがお湯に浸かるようにして10秒、その後全身をお湯に入れて50秒。都合1分。
これだけです。

後は好みに応じて料理すればよろしい。
無論そのまま齧るだけでも、野生的なアスパラの香りと味を堪能できます。


量はすべて適当に。自分で好みの分量を見つけてください。

味噌(赤出しより、信州味噌の濾してあるのが合うようです)適当量にマヨネーズを混ぜて練り、ペースト状にしておきます。
茹で上がったアスパラを三等分くらいに切り、耐熱皿の上に揃えて並べ、先のペーストを表面に薄く塗ります。
これを予め熱しておいたオーブンで、ペーストに少し焦げ目がつく程度まで焼く。
それだけです。


ビールに良く合います!

アスパラにはその名の通りアスパラギン酸が多く含まれて居ます。
あれだけの速度で成長するのだから、如何にも元気をくれそうでしょう。

今が旬の真っ只中。
美味しく茹でたアスパラを存分にいただいて、獰猛な緑の香りとコリコリした独特の食感を楽しみましょう。





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最終更新日  2005.06.02 17:51:21
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