マックの文弊録

マックの文弊録

2005.07.30
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◇土曜日:旧暦六月二十五日 乙卯(きのと う)和歌山粉河祭
西武園の花火
今夜から西武園の花火が始まった。西部園は、東村山貯水池の脇に、かの堤ファミリーが作った遊園地である。ここでは学校が夏休みの間だけ、毎週土曜日曜の雨が降らない宵に、半時間ほど花火を打ち上げる。お金を払って入場すれば、プールの脇で仕掛け花火を見ることも出来る。

我が家からは2キロ弱の距離があるが、丁度その方向には視線を遮る背の高い建物が無いため、打ち上げ花火だけは居ながらにして無料で拝見する事が出来る。

我が家の娘たちが小さかった頃は、ご近所の同年代の子供たちと一緒に、前の空き地で花火などそっちのけで、夜に遊べる嬉しさでにぎやかに騒ぐ声が聞こえたものだ。しかし、下の娘ももう花火なぞ興味は失せたようで、時折響く爆発音を尻目にパソコンの前で何やら余念が無い。

一応初日だからと、密かに買い込んでおいたおもちゃ花火を餌に、庭に誘い出してみたが、我が家のバカ犬は興奮して走り回るし、蚊には食われるしで、早々にクーラーが効いて密閉された室内にお隠れになった。
以前はうるさいほどであった子供の声も殆ど聞こえず、少子化の現実はご近所にも迫りつつあるようである。

花火は、火薬に色々混ぜ物をして空に打ち上げる。
逆に空から降ってくる光りモノは流星だ。
地球周辺の宇宙空間を放浪する塵が、何かの具合で地球の重力に捕らわれて落下する途中で、大気との摩擦で燃えて光るのが流星だ。



今日と明日は、みずがめ座流星群とやぎ座流星群が順に極大を迎える。極大とは、地球の公転軌道と彗星の公転軌道が交差するその日のことを言う。当然ながら、極大の日には流れ星が群れを為して飛ぶのを観る事が出来る確率が高いのである。

今年八月十二日に極大を迎えるペルセウス座流星群の陰に隠れて、みずがめ座もやぎ座も余り有名ではない。しかし、今日明日は月が下弦を過ぎた辺りなので、晴れてさえ居れば夜空は比較的暗く、結構楽しめるかもしれない。特にやぎ座の流星は火球状といって、派手に燃えながら落ちるものが多いので楽しみだ。

「◎△◇座流星群」というのは、かつての彗星の軌道の視線方向が「◎△◇座」という星座の位置にあるということだ。だから「◎△◇座」を探して、その近くを眺めていると、天空を一瞬引っ掻いて流れ落ちる光の筋を見つけ易い。
今の時期やぎ座は午後7時過ぎに、みずがめ座も後に続いて東の空に昇ってくる。どちらも地味な星座だが、七夕の牽牛星として知られるわし座の一等星アルタイルを目印に、やや南東に下がった辺りに並んでいる。

余計なことかもしれないが、立って空を仰いでいると首が疲れて痛くなる。一番良いのが、地べたに仰向けに寝転がって観測すること(これが正式の観測法なのだ)だが、どうも余りみっともいいものではない。路上なら車に轢かれる心配もあるし、どうかすると真夏の夜の死体にも間違えられるかもしれない。
出来ればデッキチェアか寝椅子を持ち出してご覧になるのが良かろうと思う。





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最終更新日  2005.07.31 18:43:59
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