マックの文弊録

マックの文弊録

2005.08.08
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◇月曜日:旧暦七月四日 甲子(きのえ ね) 木曾御嶽教御神火祭
稲光
甲子 きのえね というのは、十干と十二支の組み合わせによって、ある年や日の「性格」を占う中の一つだ。
直近の甲子の年は1924年だった。だからこの年に兵庫県西宮市に出来た野球場は、甲子園と呼ばれる。
今齢八十一歳の甲子園では、ハイティーンの高校球児達が熱い戦いを連日繰り広げている。

甲子の「甲」は十干(甲乙丙丁戌巳・・・)の最初に来る。又「子」は、十二支の第一番目。つまり「いの一番」ということになり縁起がよい。さらに、「甲」(きのえ=木の陽)は木性、子は水性とされ、木と水はお互いに相性が良い。だから甲子(「こうし」または「かっし」とも読む)の日は吉日とされる。
又、「 子 ね 」は、十二支を庶民が覚えやすくするために、かつて鼠に結び付けられた。
鼠は大黒天のお使いだからというので、年に六回やって来る甲子の日には、方々で大黒天祭(甲子祭)も行われる。
いつもの事だが、暦にまつわる催しは、こじつけのオンパレードである。



稲が実り始める文月には雷雨が多い。それで、雷光のことを稲光ともいうのだ。

いにしえの昔には、雷光は稲の穂に精を注いでその実をみのらせると信じられていたのだそうだ。だから古語では雷光のことを「イナツルビ」といった。イナは稲のこと。ツルビは「つるむ」つまり交接のことである。
ところが、余りにあからさまな言葉を使うのは、如何に古代人とても憚る気持ちがあったのだろう。恋人とか夫、或いは妻をよぶ「ツマ」を代わりに用いるようになった。それで「イナヅマ」。
今では「稲妻」の字をあてる。






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最終更新日  2005.08.08 10:39:33
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