マックの文弊録

マックの文弊録

2005.08.14
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◇日曜日:旧暦七月十日 庚午(かのえ うま) 末伏、大つち
マツムソウに蝶

今日の暦を見ると、末伏とか大つちと、耳慣れない言葉が並んでいる。
なんだろう?

先ず末伏だが、これは「まっぷく」と読む。末伏は陰陽五行説に則った選日「 三伏 さんぷく 」の一つで、 初伏 しょふく 、 中伏 ちゅうふく 、に続いて最後に来る。

二十四気の「小暑」の後の 庚 かのえ の日三回が三伏とされている。以前この稿でも触れたが、陰陽五行説では庚は「 金 か 兄 え 」で金性だ。しかし、夏は火の性の勢力が最も強く、金は火に伏せられてしまう。暦が猛暑に負けるのだ。
だから、三伏の日は大凶で、種を播いたり、遠出したり、果ては男女の睦事までも(!)すべて慎むべきだとされている。

教養ある方々からのお手紙に、酷暑を表わすあいさつ文として「三伏の候」「三伏の猛暑」などと書かれてあるのは、上記に由来するのである。

ところで、「 大 おお つち」は、古代中国の道教に由来する。暦の 庚午 かのえうま の日から 丙子 ひのえね 間での七日間を大つち、 戊寅 つちのえとら から 甲申 きのえさる までの七日間を小つちという。この期間は 犯土日 つちび といって、樹木を伐採するのを慎むのである。

生きとし活けるものは押しなべて、自然と同調するバイオリズムを持っていると考えるのは自然なことだ。草や木であっても、元気で活気にあふれている時期と、そうでない時期が周期的に移り変わるとするのは、何となく納得できる。

樵 きこり は山には入らないのだという。
なるほど。

この言い伝え、元々は宮大工の間で伝承されて来たのだという。日本だけでなく、東南アジアの「樵」達の間でもこういう伝承があるそうだから、単なる道教の諫めだけではなく、季節の移り変わりとの関連で、何か科学的な根拠もあるのかもしれない。


さてさて、今日は又仏滅でもある!
末伏で、大つちで、仏滅。三つも厄日が揃ってしまった。


高速道路が軒並み20~30キロの帰省渋滞だと報じるテレビを横目に、こうしてブログを書いているのが賢明だということだ。





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最終更新日  2005.08.14 12:37:28
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