マックの文弊録

マックの文弊録

2005.10.13
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カテゴリ: 小言こうべえ
◇木曜日:旧暦九月十日 己巳 日蓮聖人忌、嵐雪忌
湿原
何 処の家でも遠方からの来客があれば、色々と用事が増えて忙しくなるものだが、当社もこのところ海外からの訪問者が続いたせいで、極端に忙しい。元々所帯の小さな会社だから、応接するだけでも大変なのに、待った無しの仕事も相変わらず続いているものだから中々ブログどころではなくなってしまう。時間もさることながら何よりも気持ちが急いて、ゆっくりキーボードに向かっていられない。
それでも、このブログの管理ページで調べると、全く更新されないにもかかわらず毎日何人かの方にいらして戴いている。ありがたくも申し訳ないことである。

こんなつまらないサイトでも飽きずに通ってくださった皆様、しばらくサボっていました。ごめんなさい。

忙 がしい最中だというのに、ちょっとした事件に巻き込まれてしまった。
エッセンスだけを話せば、僕の知人の一人に、僕の携帯メールのアドレスを発信人とする怪メールが送られたのだ。メールはその知人本人を誹謗する内容である。しかも、曖昧ながら別の第三者と係わる内容も示唆されている。
それで、件の知人ご本人からは苦情を戴いた。当たり前だ。
おまけに、この知人が「第三者」だと思った人にそのメールを、何らかのコメント共に転送してしまったから、事は更にややこしくなった。この「第三者」とされた人も共通の知人である。
つまりは、一通のメールで、たちまちに不信の連鎖が出来上がってしまった訳なのだ。

実
中身は今のところ英文で、「チャリティ目的のメール」だといって、記載されたURLアドレスにアクセスする事を勧誘している。そんなアブナソウなURLには行っていないのは勿論の事だ。

しかし、僕のアドレスを盗んで、僕自身に成りすまして、僕にメールを送れるということは、僕以外の人にも僕のフリをしてメールを送れる(あぁややこしい!)ということになる。これは、考えてみると恐ろしいことだ。

携 帯電話のメールの場合には、パソコンの世界でのメールとは仕組みが少し異なり、ウィルスも相対的に感染しにくいのだとどこかで聞いたことがある。メールについても、「なりすまし」はできにくいのだろうと、勝手に思っていた。それが可能である事を今回身を以って知らされた事になる。

お蔭で、10年以上も前から使っていた個人用のアドレスは登録抹消したし、携帯メールのアドレスも変更を余儀なくされた。変更したら、必要な人たちには連絡して再登録してもらわなければならない。僕の場合、連絡すべき人は結構多いので、あれこれ作業しているうちに、携帯電話の電池が干上がってしまい、最後には「ピーッ」と悲鳴をあげて死んでしまった。実に迷惑千万な話である。

ア ドレスを盗用されたといっても被害はそれだけでは済まない。件の知人から転送されてきた「僕もどきメール」の本文を読むと、これが中々の内容だ。
先ずその知人の以前の会社での行状に関する誹謗中傷が書かれている。次に、その知人に「僕もどき」が私的なことに係わる苦情を申し立て、揶揄している。
なるほど、これをそのまま読めば、怒り心頭だろうし、関係する「第三者」もその流れの中では、今回巻き込まれた人の方を自然に指し示すように思える。

しかし、緻密に読み込むと、何ら具体的な事は書いてないし、「第三者」を具体的に指し示す情報も含まれてはいない。つまりは曖昧な内容に終始していながら、読み手の誤解を増長させるものになっていて、これは大衆週刊誌の憶測記事の類と同類か、もっとあくどい手口である。
現に、その知人も又「第三者」も、易々とその方向に誘導されてしまった。何より「僕もどき」が、全くの未知の人間では無さそうなのが、余計に気味が悪い。

常 識的に考えて、僕自身がそういうタメにするメールを当のご本人に送るわけは無いだろう、といえそうだ。実際文章も誰か他の人宛てのように思える表現だ。
しかし、これには「送信ミス」という反論が出てくる。


1.誰か共通の知り合い(「知り合い」の程度には色々考えられるが、少なくとも僕の携帯メールアドレスと知人の会社のメールアドレスを直接間接を問わず入手したのは事実だ)がいて、この人間は「なりすまし」が出来るほどの知識を持っている。これが、面白半分か、悪意かは別として、件のメールを発信した。

2.僕自身が、誰かに知人に関しての憤懣をぶつけようとして、送信先を間違え、当の本人に送ってしまった。

実のところは勿論1なのだけれど、理論的には上記の何れも可能であり、これは証明出来ない。実は僕の携帯のアドレス帖には、件の知人の会社のアドレスは入っていないのだが、これとて「後で抹消したのだ」と言われればそれだけの話だ。

ネ ット上では、色々な事が起きる。今回の件は、知人や「第三者」との人間関係がギクシャクしだした程度(!とはいえ、大いに迷惑な話なのだが)で済んでいるが、こういう状況をもっと緻密に悪用すれば、色々な悪事を働く事が出来そうだ。

技術の進歩と品性は同期しない。





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最終更新日  2005.10.16 16:44:44
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