グッピーが観賞魚として飼われている所以は、雄のグッピーが形も色も派手で、体の模様にも様々なヴァリエーションがあるせいである。環境さえ整っていれば飼育も繁殖も容易で、集団で群泳させておくだけでどんどん増える。このグッピーの体色や体型に関わる遺伝子は非常に変化が早いという特性を持っている。雌の産卵周期は一ヶ月くらいだそうだから、1年もすれば約十世代の世代交代があることになる。だから体色や体型もこの過程でどんどん変化していく。少なくとも世代交代周期が50年ほどもかかる人間と較べれば、グッピーの世代交代のスピードは数百倍も速いことになる。
この辺の話は、「利己的な遺伝子」で有名になった、リチャード・ドーキンス(Richard Dawkins)の最新刊である、「進化の存在証明」(垂水 雄二訳;早川書房2009年11月)に詳しい。日本の底冷えと豪州の熱波 2013.01.16
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