2012年04月01日
テーマ： ザ★原チャリライフ(563)
カテゴリ： どうでもいいような日々
ひょんなことから、うちにスズキZZ50ccがやってきました。
近所の浪人生がアルバイトを始めるにあたり、通勤用の足に原付バイクを手に入れようとしたそうです。
程度の良いスーパーカブ5万円と、不動のスズキZZがあるのだが、どっちにしようかと相談が来ました。
聞けば、ZZのほうは燃料系の不調で動かないものと思われる。ということで、それ持って来たら直してあげようという事になった次第です。
浪人生はまだ免許を取っていないということで、あまり急がないとのこと。
週末のうちにうちまで押してきてくれました。
最初の写真を撮り忘れましたが、見た目は草臥れたヤンキーバイク。
元の持ち主も、その前の持ち主からただで貰ったそうで、かなり改造がしてあります。
パワーフィルターにユーロチャンバー。ロングホイールベース化してある上に、オーディオ装備です。よく見るとそこいらじゅうにLEDネオンの配線も引き回してあります。
それはいいのですが、チャンバーは錆々、バッテリーは完全死、LEDは点灯せず、ヘッドライトは曇っている、カウルは一部割れている上にネジがかなり紛失していてぐらぐら、というような状況でした。
オーダーは「出来るだけお金をかけないで」なので、手間だけをかけることにします。
まずはざっと分解してチェック。疑わしきキャブレターの摘出です。
タイヤを回すとギュルギュル音がするので、ギヤオイルを抜いてみました。
まだ真っ黒になっていませんでしたが、交換しておきます。
あまり音は改善しませんでしたね。
インナーボックス内には、なんとDVDプレーヤーが付いています。
スピーカーを取ってしまうと穴が開くので、これは残しましょうか。
点火プラグもチェックしてみます。
NGKの#8が入っていましたが、汚れで真っ黒です。
但しカブっている雰囲気はありません。
長期放置でエンジンがかからないのは、ほとんどここの汚れのせいです。
分解洗浄をして見ましょう。
分解する前に、エアスクリューとアイドルスクリューの戻し量をメモしておきましょうね。
分解してみましたが、詰まっている様子はありませんでした。
中は大変綺麗です。逆にフローとチャンバーが乾いていて、ここまでガソリンが来ていなかった可能性があります。
組み立てて組み戻します。ジェットの番手を見ておくのを忘れてしまいました。
まあ、弄る事もないので問題ないでしょう。
組み戻してもエンジンはかかりません。
キャブレターに燃料が落ちてきていません。こうなると怪しいのは負圧コックです。
ホースを吸ってチェックすると、ガソリンは出てきて動作は問題ないようです。
という事は？？
じっと配管を見ると、負圧コックに行くホースが、エアスクリューの入り口パイプに繋がっているように見えます。この辺を変更してみると・・・
ビンゴ！！！
エンジンがかかりました。
単なる配管ミスのようです。
問題は解決したので、他の体裁を整えるように、ネジやら配管やらを購入してきて組み立てました。オーディオ本体は取り外して不要な配線は縛っておきます。
カウルは磨いて、黒いプラスチックはアーマオールで良く拭きました。
チャンバーの錆は軽く落として防錆油を塗っておきます。
問題は、音です。
完全な、ヤンキーバイク音です。排気音は汚い。吸気音はうるさい。
これでは団地内はとても迷惑です。
サイレンサーを分解してみましたが、一応グラスウールは残っているようで、但しかなり汚れているので限界かもしれません。
ノーマルのエアクリーナーもありましたが、ロンホイ改造してあるせいで、リヤショックが当たって付きません。
さあ、どうしましょうか？
一応走れる状態になって、今日は終了です。
近所の浪人生がアルバイトを始めるにあたり、通勤用の足に原付バイクを手に入れようとしたそうです。
程度の良いスーパーカブ5万円と、不動のスズキZZがあるのだが、どっちにしようかと相談が来ました。
聞けば、ZZのほうは燃料系の不調で動かないものと思われる。ということで、それ持って来たら直してあげようという事になった次第です。
浪人生はまだ免許を取っていないということで、あまり急がないとのこと。
週末のうちにうちまで押してきてくれました。
最初の写真を撮り忘れましたが、見た目は草臥れたヤンキーバイク。
元の持ち主も、その前の持ち主からただで貰ったそうで、かなり改造がしてあります。
パワーフィルターにユーロチャンバー。ロングホイールベース化してある上に、オーディオ装備です。よく見るとそこいらじゅうにLEDネオンの配線も引き回してあります。
それはいいのですが、チャンバーは錆々、バッテリーは完全死、LEDは点灯せず、ヘッドライトは曇っている、カウルは一部割れている上にネジがかなり紛失していてぐらぐら、というような状況でした。
オーダーは「出来るだけお金をかけないで」なので、手間だけをかけることにします。
まずはざっと分解してチェック。疑わしきキャブレターの摘出です。
タイヤを回すとギュルギュル音がするので、ギヤオイルを抜いてみました。
まだ真っ黒になっていませんでしたが、交換しておきます。
あまり音は改善しませんでしたね。
インナーボックス内には、なんとDVDプレーヤーが付いています。
スピーカーを取ってしまうと穴が開くので、これは残しましょうか。
点火プラグもチェックしてみます。
NGKの#8が入っていましたが、汚れで真っ黒です。
但しカブっている雰囲気はありません。
長期放置でエンジンがかからないのは、ほとんどここの汚れのせいです。
分解洗浄をして見ましょう。
分解する前に、エアスクリューとアイドルスクリューの戻し量をメモしておきましょうね。
分解してみましたが、詰まっている様子はありませんでした。
中は大変綺麗です。逆にフローとチャンバーが乾いていて、ここまでガソリンが来ていなかった可能性があります。
組み立てて組み戻します。ジェットの番手を見ておくのを忘れてしまいました。
まあ、弄る事もないので問題ないでしょう。
組み戻してもエンジンはかかりません。
キャブレターに燃料が落ちてきていません。こうなると怪しいのは負圧コックです。
ホースを吸ってチェックすると、ガソリンは出てきて動作は問題ないようです。
という事は？？
じっと配管を見ると、負圧コックに行くホースが、エアスクリューの入り口パイプに繋がっているように見えます。この辺を変更してみると・・・
ビンゴ！！！
エンジンがかかりました。
単なる配管ミスのようです。
問題は解決したので、他の体裁を整えるように、ネジやら配管やらを購入してきて組み立てました。オーディオ本体は取り外して不要な配線は縛っておきます。
カウルは磨いて、黒いプラスチックはアーマオールで良く拭きました。
チャンバーの錆は軽く落として防錆油を塗っておきます。
問題は、音です。
完全な、ヤンキーバイク音です。排気音は汚い。吸気音はうるさい。
これでは団地内はとても迷惑です。
サイレンサーを分解してみましたが、一応グラスウールは残っているようで、但しかなり汚れているので限界かもしれません。
ノーマルのエアクリーナーもありましたが、ロンホイ改造してあるせいで、リヤショックが当たって付きません。
さあ、どうしましょうか？
一応走れる状態になって、今日は終了です。
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