上川総合振興局産業振興部農務課農産係　　

「北海道の稲作は、全て冷害対策と言ってよい～」

この時期、水稲の生産現場では各地で、稲作の勉強会が開かれ、農家のみなさんは生産技術について、学んだり、ご自身の稲作について普及員さんや農協さんに相談したりしています

今回、 上川地区北海道米食率向上戦略会議 では、稲作農家のみなさんが おいしいお米 を作るために日々研鑽している姿の一端を広くお知らせするために 「深水キャラバン」 として、勉強会を取材しました～

７月上旬から、北海道上川の稲作地帯では「水稲の冷害危険期」を迎えます。

春に種をまき、５月に田植えされた水稲は、６月下旬に根本に小さな穂を作っています。それを「幼穂（ようすい）」といいます。

幼穂が２ｍｍになった時期を「幼穂形成期」として、そこを起点に冷害対策のための水管理を田んぼ毎に行わなければなりません。

そのために、 毎日田んぼを一枚一枚見てまわるのです