北海道環境生活部環境局環境推進課大気環境グループです。

微小粒子状物質（ PM2.5 ）については、平成25年1月に中国からの越境大気汚染により、西日本を中心に広い範囲で環境基準を超える濃度が観測されて以来、社会問題化しています。

道では、道内におけるPM2.5に関する大気環境状況の把握のため、安価で簡易な PMセンサ を補完的に活用できないかどうかについて関係機関（ 北海道大学、神栄テクノロジー（株）、旭川市、千歳市、道立総合研究機構 ）と共同で実証試験事業を実施しています。

PMセンサは、神栄テクノロジー（株）が開発し、本年6月から販売開始されました。

測定原理は光散乱方式であり、サイズが71.4W×76.4H×36.7D(mm)、重量が130gと 非常に小型軽量でどこでも設置が可能 です。

環境省が実施した等価性試験をクリアした自動測定機と高い相関性があり、 安価で簡易な 測定機器です。

平成25年11月20日には千歳市の川南測定局に、平成25年11月28日には旭川市の北門測定局にPMセンサを収納箱に入れて設置しました。

今後、道では、関係機関と連携し、公定法の自動測定機との並行測定等を実施していきます。

▼ PMセンサ実証試験事業ついて詳しくは、HPをご覧ください。

▼ 神栄テクノロジー（株）のHPはこちらです。