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1986 年 6 月 13 日 、北海道は中国・黒竜江省と友好提携を締結しました。締結に至った背景には、黒竜江省が中国の最北部に位置しており、気候条件をはじめ、北海道と多くの共通点を持っていることなどが挙げられます。



道・省の位置（ほぼ同緯度）


調印の様子（侯省長（左）、横路知事（右） ※当時）

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​​　友好提携から ​​ 34 年間 ​​ にわたり、両地域では、幅広い分野で多様な友好交流が展開されてきました。​​

​​​​　例えば、農業分野においては、岩見沢市出身の ​ ​原正市​ ​（はら・しょういち）技師が黒竜江省を何度も訪問し、寒冷地における稲作技術指導を行ったことをきっかけに、黒竜江省は中国最大の農業地帯に成長し、現在では ​​中国国内で食べられている穀物の約 6 分の 1 が黒竜江省産​ と言われるほどになりました。​​​​

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　また、 ​​カーリング競技​​ は、北海道が黒竜江省に紹介したことをきっかけに中国全土で普及し、近年は黒竜江省出身者が中国代表チームの多数を占め、世界大会で優秀な成績を収めています。 ​​ 2016 年 8 月には、北海道・黒竜江省友好提携 30 周年記念事業として「どうぎんカーリングクラシック」 ​ が開催されています。

農業技術交流の様子（1980年代）


北海道・黒竜江省友好提携30周年記念「どうぎんカーリングクラシック」

　新型コロナウィルス感染症の対策にあたっては、北海道と黒竜江省がそれぞれ備蓄している医療物資の中から捻出可能な分を寄贈し合う形で、相互協力を行っています。


北海道から黒竜江省へ、医療用防護服3千着（2/19発送）


黒竜江省から北海道へ、N95マスク2万枚（3/12受領）

　現在は、新型コロナウィルス感染症の影響を受け、なかなか友好交流事業の見通しが立たないところではありますが、 ​ 2021 年には北海道と黒竜江省が友好提携 35 周年の節目の年を迎える​ ことから、その記念事業の実施に向けた打合せも既に開始しています。

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オンライン会議の様子（ 6/11 ）

　以上、友好締結記念日の 6 月 13 日（土）を迎えるにあたり、道国際課より、北海道と黒竜江省との友好交流について、ご紹介させていただきました。

　もし、両地域の友好の歴史にご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ下記リンク先（道国際課 HP 「中国・黒竜江省との交流」）より、更に詳しい交流の内容をご覧ください。

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［道国際課 HP ］

http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/tsk/teikei/gaiyou_hei.htm